利用される男【りようされるおとこ】
稜駿、真優香
「ねぇ稜駿は真優香のこと好きー?」
「うん、もちろん好きー。」
「うん、もちろん好きー。」
俺には真優香というちょー可愛い彼女がいる。
俺がいつものようにスレに来たら、真優香がひょこっと現れて俺は一目ぼれ。
そのまま付き合うことになった。
俺がいつものようにスレに来たら、真優香がひょこっと現れて俺は一目ぼれ。
そのまま付き合うことになった。
今が一番幸せ…だと思っていた。
「ねぇ稜駿ーっ」
「ん?」
「ん?」
ある日のことだ。
「あのね、真優香のお母さんが倒れちゃって…お金が必要なんだっ?」
真優香は今にも泣き出しそうになっていた。
だから俺は真優香のためにお金を作って、大金を渡した。
真優香はよろこんでくれた。「ありがとう」って何回も言ってくれた。
だから俺は真優香のためにお金を作って、大金を渡した。
真優香はよろこんでくれた。「ありがとう」って何回も言ってくれた。
俺はそれだけで満足だった。
その日の夜、真優香は俺の家に泊まりにきた。
「じゃあ、わたしお風呂入ってくるね?」
真優香は風呂場へ行った。俺はソファーに寝転がってテレビを見る。
真優香が去ってから3分もしないうちに
机の上に置いてあった携帯電話から着信音が耳を突き抜けるように聴こえた。
真優香が去ってから3分もしないうちに
机の上に置いてあった携帯電話から着信音が耳を突き抜けるように聴こえた。
真優香の携帯電話だった。
そういえば、今まで真優香は俺の手の届かないところにいつも携帯を置いてたなぁ…。
その後、不定期ではあるが何度も何度も着信音が鳴っていた。
俺はすごく気になってしまい、真優香りの携帯をのぞいてしまった。
そこには無数の男からの受信メールがあった。
俺は疑いながらひとつひとつ大雑把ではあるが読んだ。
中には「愛してる」と書かれているものもあった。
それもショックだったが、俺がもっとショックだったのは
彼女は他の男からもお金をもらっていたことだ。
そういえば、今まで真優香は俺の手の届かないところにいつも携帯を置いてたなぁ…。
その後、不定期ではあるが何度も何度も着信音が鳴っていた。
俺はすごく気になってしまい、真優香りの携帯をのぞいてしまった。
そこには無数の男からの受信メールがあった。
俺は疑いながらひとつひとつ大雑把ではあるが読んだ。
中には「愛してる」と書かれているものもあった。
それもショックだったが、俺がもっとショックだったのは
彼女は他の男からもお金をもらっていたことだ。
それは雨がポツポツと降り注ぐ静かな夜に起きた出来事だった。