無題6【むだいしっくす】
加藤、にしおか
「おいてめぇらあんまハメ外しすぎんなよー」
「はーい!」
「はーい!」
明るい声が、複数重なって響いた
「寒いのに元気ですねぇ子供達は」
「にしおか先生」
「にしおか先生」
子供達がそれぞれ暖かい格好をして真っ白な外へと繰り出すのを見て、寒いからとっとと中へ入ろうとした時副担任のにしおか先生が言った
「私みたいな歳にもなると、あんな風にはしゃげる子供達が羨ましい」
「…なら、先生も子供達と一緒に遊んで来ればいいじゃないですか」
「子供達は子供達だけで遊びたいでしょうし、私はいいです」
「そうですか」
にしおか先生が見つめる先を、もう一度だけ振り返る
そこではガキ達が楽しげに雪合戦をしていた
「…なら、先生も子供達と一緒に遊んで来ればいいじゃないですか」
「子供達は子供達だけで遊びたいでしょうし、私はいいです」
「そうですか」
にしおか先生が見つめる先を、もう一度だけ振り返る
そこではガキ達が楽しげに雪合戦をしていた
「寒いですね。さ、加藤先生。中に入りましょう」
「…にしおか先生」
「はい?」
「大人はあんな風にはしゃげなくていいんじゃないですか?のんびり暖かい部屋で愛する人と暖かいコーヒーでも飲んで、はしゃぐ子供達の姿を見てる。それが大人風のはしゃぎ方じゃないですか」
「…にしおか先生」
「はい?」
「大人はあんな風にはしゃげなくていいんじゃないですか?のんびり暖かい部屋で愛する人と暖かいコーヒーでも飲んで、はしゃぐ子供達の姿を見てる。それが大人風のはしゃぎ方じゃないですか」
何だか照れくさくなって、にしおか先生に背を向けてさっさと歩き出す
「ちょっと、待って下さいよ浩次さん。暖かいコーヒー、入れてあげませんよ?」
後ろから小走りで追いかけてくる足音を聞いて
これもまた大人しか楽しめない事だろうなあなんて考えていた
後ろから小走りで追いかけてくる足音を聞いて
これもまた大人しか楽しめない事だろうなあなんて考えていた