レス番*8699*
2010年05月31日(月)17時20分58秒
「瑛士さん。一つ聞いてもえぇですか?」
崚行がいつものように話しかけてきた。関西弁のなまりが妙に可愛い。
「もし、俺が斗真さん…やったらどうしますか?」
急な質問に戸惑う。どう答えていいのかよく分からなかった。
「はぁ?バーカ、なーに言い出すんだよ。俺をからかってんの?」
「からかってませんよ。本気で聞いてるんです。」
「もしお前が斗真だったら?…そりゃびっくりするけど。
…てゆーか、何でアイツのこと知ってんの?」
「からかってませんよ。本気で聞いてるんです。」
「もしお前が斗真だったら?…そりゃびっくりするけど。
…てゆーか、何でアイツのこと知ってんの?」
「いやー…風のウワサってやつですよ。ま、気にしやんといてください。」
二人と重ねてみると、斗真とどこか雰囲気が似ているような気がしまった。
つかみどころのないところとかがそっくり。
もしお前が本当に斗真だったら、
つかみどころのないところとかがそっくり。
もしお前が本当に斗真だったら、
俺、本気で崚行が好きになってしまうかも。