レス番*8760*
2010年05月31日(月)20時58分37秒
りょましゃ(りょー視点)
(おーきくなったらオレ、まさきとけっこんする!)
(じゃあオレもりょーとけっこんする!)
(おーきくなったらオレ、まさきとけっこんする!)
(じゃあオレもりょーとけっこんする!)
丁度小学生のときに交わした約束だ。俺はこの会話を今もずっと覚えている。
『っ…理陽?ちょっ…やめっ……』
今俺は、優勝トロフィーや大好きな選手のサインがと共に
壁一面に昌暉を映した写真の数々が隙間なく貼られていたこの部屋で、大好きな昌暉と一緒にいる。
壁一面に昌暉を映した写真の数々が隙間なく貼られていたこの部屋で、大好きな昌暉と一緒にいる。
無理矢理昌暉をベッドに押し倒し、抵抗する昌暉のお腹の上で座って腕を掴んでいた。
『俺さ、ずっとお前のこと好きだったんだよ…?』
『だからって…こんな……』
『だからって…こんな……』
そうだ。だからってこんなことをするのはオカシイ。
でも好きなのだからそれは仕方ないじゃないじゃないのか?
それに、俺の心を奪ったのは他でもない昌暉だから。俺は何も悪くない。
でも好きなのだからそれは仕方ないじゃないじゃないのか?
それに、俺の心を奪ったのは他でもない昌暉だから。俺は何も悪くない。
そして俺は昌暉の唇を奪った。ようやく俺の願いがかなった瞬間だ。
昌暉は目を大きく開いて俺の方を見ていた。その目からは光るモノが、一つふたつと流れていた。
昌暉は目を大きく開いて俺の方を見ていた。その目からは光るモノが、一つふたつと流れていた。
マサキ…マサキ…オマエハ、モレノテカラハナレナイ。
ハナレルコトハデキナイ。
ハナレルコトハデキナイ。
ふと、目を開けると、そこは現実の世界だった。
上体を勉強机にあずけて眠っていた。どうやら、夢を見ていたようだ。
上体を勉強机にあずけて眠っていた。どうやら、夢を見ていたようだ。
『ちぇっ…夢かよ……』
軽く舌打ちしたあと、俺は壁に貼ってある昌暉の写真を1枚手にとってその写真を舐めた。
(昌暉…アイシテル………)