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気付いて欲しい

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yariba

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気付いて欲しい【きづいてほしい】



「こんばんは!」

今日も、貴方に会いに行く


「おー樹音じゃん!こんばんはー」

一番最初に声をかけてくれた私の大好きな人、公輝くん
久しぶりに会って、それでも相変わらずな様子が凄く嬉しかった

「久しぶりだね!元気だった?」

ずっとずっと好きで、何度も諦めようとした
でもその度に、今と同じように優しい笑顔で接してくれる彼にまた惹かれていった

「元気元気!樹音こそ元気してた?」

そう、今みたいな何気ない笑顔に惹かれていったのだ
(やっぱり、好きだなぁ…)

「元気だけが取り柄の私ですから」

無意識のうちにこちらも同じように笑顔を浮かべてしまう
それは、どうやら私だけじゃなくて

「えー?他にも色々取り柄あんじゃん!」

私以外にも彼を好きになった人は何人か居て、その何人とも仲良くライバルとしてやってきた
…彼は私を含めたそれらの人の気持ちに全く気付いていなかったけど

「もう2月終わっちゃうね」
「早いよなーこの前1月終わったばかりだと思ってたのにさー」
「2月も色々行事あったしね!そういえばバレンタインにいくつ貰ったの?」
「えー?俺モテないからー」

公輝くんはそう言って笑うだけで、誰から貰ったかもいくつ貰ったかも教えてくれなかった


(…あ)

「おい公輝」

公輝くんと話していたら、私や公輝くんより倍ちょっと年の離れた男の人が公輝くんに声をかけた


「あ、加藤さん。何すかー?」
「ちょっとこっち来いよ」

加藤さん。公輝くんと仲良しで、公輝くん曰く「憧れの人」らしい
私はちょっと苦手だったりする(喋った事ないけど、怖そうだし…)

「はーい。ごめん樹音、また今度ゆっくり話そう」
「うん、またね」


(あーあ、行っちゃった…)

公輝くんは、あの人と仲良し
あの人と話してるところを見ると何だか声かけ辛い

(目つきが苦手なんだよね…)

公輝くんは見た目で判断せず色んな人と仲良くするからあの人とも仲良くやっている
あの人も公輝くんの良さが分かるから一緒に居たくなるんだろうな

―――
「え?加藤さんって4月生まれなんすか?俺と一緒じゃん!」
「お前何日だ?」
「3日っすよ!え、加藤さん何日ですか?」
「26日だ」
「えー4月26日かー!わー覚えとこ!」

公輝くんがあの人と話し始めちゃって、私は暇になった
だから今こうして音楽を聴くふりしながら二人の話を盗み聞きしている

いいなぁ

あんな公輝くん、初めて見る
憧れてるからなんだろうなぁ

(楽しそう…)



「じゃあ加藤さん、4月に一緒にお祝いしましょうよ!」

私も4月生まれだよ
ねぇ公輝くん



(私の誕生日もお祝いしてくれますか?)

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