ミーム
0% 0% 0%
出典作品 星のカービィ スーパーデラックス
分類 ゲームシステム、バグ
主な発端 ゲーム
衝撃度 7
カービィ1号 0%
カービィ2号 0%
カービィ3号 0%

『星のカービィ スーパーデラックス』に存在するとある不具合。みんなのトラウマ。

元ネタ

『星のカービィ スーパーデラックス』は、ソフトカードに SA-1 という特殊なチップ*1が使用されている。これが原因かは不明なものの、このゲームはちょっとした衝撃でセーブデータが非常に消えやすいことで知られている。このようにしてセーブデータが消失し、ゲームを再開した際にファイル画面に表示される
0% 0% 0%
という表示が、そのまま「0% 0% 0%」というミームとして拡散されるようになった。

ミーム

所謂「みんなのトラウマ」の一つとして、『スーパーデラックス』を代表するネタの一つとして扱われている。同作オープニング「グランドオープニング」から、セーブデータが落下してくる効果音(通称「ドン!(絶望)」)に至るまでの一連の流れ、並びに「カービィ1号」「カービィ2号」「カービィ3号」が並び立つ画面を見ると、このネタを想起する人は多い。
このネタは公式にも認知されており、0% 0% 0%を意識した演出が稀に登場したり、グッズまで発売されている。
ネタ扱いや「みんなのトラウマ」という認識の一方、ゲームの一周が短く、周回プレイが容易な『SDX』においてはむしろ繰り返し遊ぶきっかけを作ってくれるという見解もあり、いずれにせよ「0% 0% 0%」は『SDX』が万人に愛されるゲームとなった要因の一つであることは間違いないだろう。

公式媒体

2016年5月に、エンスカイから「星のカービィ ゲーム画面メモ スーパーデラックス」というメモ帳が販売されたのだが、その中にはなんと0% 0% 0%の画面を模したメモが存在。公式設定文も「ミニゲームの楽しさや、セーブデータが消えてしまった悲しい思い出をメモにしました。」とあり、狙って作られていることがわかる。
『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート』では、「星のカービィ スーパーデラックスメドレー」におけるグランドオープニングの演奏で突如として画面に0% 0% 0%が映し出された。「グランドオープニング」といえばセーブデータ画面の直前に流れる曲なのでその画面が出てもおかしくはないのだが、ネイチャーネイベルな流れで表示されるみんなのトラウマに笑いを誘われた人は少なくないはず。
さらに、「星のカービィ25周年特番#2」では熊崎信也がこのバグについて触れ、『ウルトラスーパーデラックス』では0% 0% 0%が起きないことについて「隠しボタンで入れてもいいんですけど喜びますか?(笑)」と語った。

有名なパロディ

アニメ版『ポプテピピック』第2話「異次元遊戯 ヴァンヴー」の「POP TEAM 8bit」でまさかの再現が行われる。グランドオープニング直前のHAL研ロゴに始まり、エフェクトを完全に再現。加えて「ゼロパーセント!ゼロパーセント!ゼロパーセントォ!」の読み上げまでついてくる。読み上げは同話でのピピ美の声優が担当していると思われ、前半は竹達彩奈、後半(再放送)は千葉繁。リミックス版の前半では田所あずさ、後半では神谷明。ちなみに、なぜか前半で担当した声優のみ音声が加工されている。

余談


関連リンク


タグ一覧

+ タグ編集
  • タグ:
  • ゲーム
  • バグ
  • みんなのトラウマ
  • 星のカービィ スーパーデラックス
最終更新:2022年10月07日 05:02

*1 CPUの機能を補うことができるチップ。本体と比べて数倍のクロック周波数を持つ。