その男は〝後退〟を知らない
| 名前 |
安藤 静哉 |
| 性別 |
男性 |
| 年齢 |
17 |
| 身長 |
177cm |
| 体重 |
105kg |
| 陣営 |
人間(月装) |
【容姿】
金色の短髪に黒色の瞳。目つきが非常に悪い。
見た目は細身で、外見からは異常体質であることは見て取れない。
学ランの第二ボタンまで開けており、ワイシャツのボタンも同様に開いており。
靴は黒のスニーカーで、胸元には銀色のロケットペンダントが下げられている。
【月装】 《絶対不可侵領域》-Lat den ratte komma in-
生まれついての異常体質であり、見た目に現れないが非常に〝重たい〟。
体に脂肪が限りなく少なく筋肉が多い事や骨密度、その他の様々な要因が折り重なって一つの異常体質が出来上がっている。
彼の持つ月装は、その長所とすら呼べない点を限界まで引き伸ばす学ラン型の月装。
能力は自らの存在の密度を上げる事が出来る。即ちより重たくなり、その分だけ硬くなる事が可能。
能力を引き出せば引き出すほど遅くなり、重くなり、硬くなる。
服という性質上壊れやすい為、簡易的な自動修復機能が搭載されている。
瞬時に修復したりなどは不可能だが、大抵の損壊ならば自動修復機能によって一日ほどかければ元に戻る。
【戦闘方法】
能力の性質上相手の攻撃を回避することが殆ど出来ない為、相手の攻撃を耐え接近し徒手空拳によって相手を殴るのが基本となる。
攻撃の威力は速度と重さに依存するため、重さを特化出来る彼の場合下手な武装を扱うより自らの身体で攻撃し重たさを活かす方が威力が高い攻撃が放つ事が出来る。
月装を手に入れた当時に焔装使いの男に武術を僅かに教えてもらったため、幾つか武術の技を扱える。
反復練習によって技の練度は高いが、普段は技術なしの近付いて殴る戦い方が基本となる。
【概要】
数年前に夜の襲撃を受け、父と母と妹が殺される。
自らだけは逃げてなんとか生き残るが、家族が殺された恐怖に縛られ、どのような状態であっても生きているという感覚が失われてしまった。
家族が目の前で殺されたこと、そして家族を助けられなかったこと。自分だけが逃げてしまったこと。
復讐心は彼を自然に戦場へと駆り立て、逃げて生き延びてしまった後悔は彼を死へと誘った。
それでも死なない。生まれついて重く、そして頑丈であったが為に彼は生き延び続けた。
そして戦っている間だけは、生きている感覚がすることに気がつく。
激痛、戦闘による高揚感、そして《夜》への復讐心が満たされていく感覚だけが、彼に生を実感させた。
彼が戦闘狂になるのに、そう時間はかからなかった。戦っていなければ死んでいるような感覚に陥るため、彼は病的なまでに戦いを求める様になった。
やがてその対象は魔獣だけでなく人間にまで及ぶようになり、戦えるならば《焔装》や《月装》を持つ人間にまで戦いを挑み始める。
疲弊している人間陣営で其のようなことをすれば忌み嫌われるのは当然であり、彼が人間陣営で嫌われ者になるのにそう時間はかからなかった。
どうでもいい補足
- 家族が夜に襲われていた際に逃げたことを今でも引き摺っており、重度のPTSDを患っている状態。
- 彼の月装である重量増加はもう逃げないという不退転の誓いである。
- 逆に己以外を受け入れないという心の壁でもある。それを乗り越えられれば、その壁も誰かを護るための盾になるのかもしれない。
- 戦闘時以外では常に悪寒、頭痛、目眩、吐き気に襲われており、眠れば悪夢にうなされ、何かを食べても味が分からない。
- 人間でありながら人間に戦闘をふっかけ続けた為、配給などが受けられなくなってしまった。
- パクってきた少量の食料でなんとか食いつないでいる。
- 居住区からも当然離れて生活しており、都市の外れのマンションの一画で寝泊まりしている。
※嫌われ者のため、またキャラの性質上過去の大きな戦争などには参加している可能性が高いので、昔喧嘩を売られた、同じ戦場で戦ったことがあるなど此方のキャラの存在を知っていても大丈夫です。(知っている場合、出来ればロール中などにその旨を書いておいてくれると嬉しいです)
最終更新:2014年09月27日 19:07