エルド・リー

この世界なら俺は必要とされる……愛される……輝ける……!!

名前 エルド・リー
性別 男性
年齢 19
身長 176cm
体重 68kg
陣営 人間(焔装)
格闘スタイル 截拳道(ジークンドー)

容姿・性格

黒のソフトモヒカン 細身ながら筋肉質 切れ長の涼しげな目元 逆ハの字に真っ直ぐ下ろされた濃い眉 ギンと煌めく漆黒の瞳。
黒いジーンズに紅いレザージャケット。ジャケットの中は白いVネックTシャツ。今時の尖った若者の雰囲気を持ち、性格もジッサイ尖っている。

短気で喧嘩好き、コミュニケーション能力は低め。戦闘狂でありこの世界を歓迎していることから狂気じみているようにも思えるが、その点を除けば常識人。

能力(焔装)

衝撃を操る能力。両手両足に赤く輝く龍の刺繍がある部位から能力を発生させられる。しかし能力を使えば使うほど刺繍の龍は頭部へと四肢を伝って昇ってくる。
そして頭部に達した時彼は完全に魔獣化する。使えば使うほど魔獣化に近づくが、その分能力を使える部位が増えコントロールできる衝撃量も増す。

<できることの一例(参考に)>
衝撃波放つ、2段ジャンプ、ジャンプ軌道変化、加速、衝撃吸収、衝撃付与、モノに付与して時限爆弾的なことも出来るが威力はやや落ちる

戦闘術─

ジークンドーと能力のミックスによる接近戦。ジークンドーの実力は達人級。高いテクニックに超人的スピードパワーが能力によって実現されている。
殴り合いならくっそ強いかもしれないが、能力が単純であることもありそれ以外は弱めな気がする。相手の攻撃衝撃吸収は強そう。
魔獣化寸前なら全身に龍の刺繍があるんだから殆どの打撃攻撃に無敵体制付きそうで怖い。そこはなってから調整します。

能力背景

幼いころ映画で見た、取り囲む敵を蹴りや拳で相手を堂々と吹き飛ばし賞賛されるカンフースターの姿に、そして圧倒的な力に少年は憧れを抱く。
カンフースターの輝きは周囲から孤立していた少年の瞳には眩しすぎた。何時か自分も彼のように輝きたい、目立ちたい、賞賛されたい、皆に愛されたい。
両親からは虐待を浴び、児童福祉施設でも除け者にされた。常に『影』側に居た彼だからこそ余計に、人気者になり周りから好かれたかった。
そうだ、力だ――――自分にはこれしかない。自分を此処まで惹きつけたこの「力」を身に付ければ、周りの人間も自分の「力」に惹きつけられるに違いない。
そして少年は截拳道を学び、そして必殺の拳を身に付ける。強ければ名声を博することができると思っていた。強い人間には人が集まってくると思っていた。
しかし現実は違った。周りの同年代に比べてその拳は危険すぎたのだ。少年が得た力は周りに賞賛を受けるどころか恐怖を植え付けるだけだった。
余計に周りからは孤立し、街でゴロツキ相手に鬱憤を晴らして警察沙汰になる日々。この時代に力のみを求め名声を博そうとする彼が認められるはずもなかった。
気が付けば賞賛とは反対の位置に居る現実を突きつけられ、男は燻っていた。――しかし世界の常識は急変する。≪夜≫を倒す力が渇望される時代になった。
――――これだ。俺が輝く世界が此処にあった。この世界なら俺は英雄になれる。周りの人間は俺の「力」を認めてくれる。俺を賞賛してくれる。
自分の輝きに人が寄ってくれさえすれば、絶望に染まる世界など人が死にゆく様などどうでもいい。異常なまでの自己顕示欲、名誉欲と月の光が≪焔装≫を生み出した。
かつて憧れた映画の中の格闘を再現するような、派手に相手を吹き飛ばせる能力。「力」を存分にアピールできるこの力は、シンプルながらも彼の欲望に忠実だった。
最終更新:2014年10月10日 00:37