ラッシュ・シグナス - 永夜世界 @ ウィキ

『どうせ滅びるんだぜ？ケチケチせずにケツ貸せ。』

名前	ラッシュ・シグナス
性別	男
年齢	35歳
身長	187cm
体重	90kg
陣営	人間(月装)
おっぱい	ムキムキ

【キャラクター】

年齢３５歳、金髪のソフトモヒカンに筋骨隆々とした肉体を持つ厳つい外見の男性。
元高級車専門の強盗団の一員で、主に車両の強奪及びメカニックとして腕を振るっていたが
世界情勢の変化によりガソリンが市場から消失して以来、職を失うと同時に生きる希望も失いかける。
しかし月装の適合者である事が分かると、自身の長所であった『マシンのチューンアップ』という能力を活かし
ミッドナイト・インジェクションの所持者となって魔獣、及び『夜』との過酷な戦いの中に身を投じる事を決意した。

元強盗団の一員というだけあって、性格は粗暴かつ横暴、社会不適合者の其れその物であり
趣味は煙草と車いじりに賭博、加えて女と、月装の所持者で無ければ人格を疑われても仕方がない様な人物。
部屋には空いた酒瓶と煙草の吸殻、脱ぎ捨てた下着や車の廃品が溢れ返っており、生活態度の悪さを如実に物語る。
気に入らない人物とは直ぐに喧嘩になり、病院送りにした事も警察に捕まった事も一度や二度では済まない程。
しかし反面、車に対する熱意や機械に関する知識は専門家が舌を巻くほど豊富で、頭も決して悪いと言う訳ではない。
正義感や倫理観といった人間らしい"善"の部分が大きく欠落しているのは、夜が襲ってくるよりも前の世界において
彼がストリートチルドレンの生まれで、他人を食い物にすると言う事以外の所謂、『生きる術』を学べなかった為である。
そんな彼が、魔獣との戦いに身を投じる事を決意した切っ掛けには、ある一人の"女性"が関わっているようだが―――。
普段は白いタンクトップの上に、茶色い革のジャケットを着て、現在では高級品となった煙草を豪快に蒸かしている。

【能力】

月装『ミッドナイト・インジェクション』

四輪車や二輪車等の「乗り物」を起動する際に使用する、「鍵」の形をした月装。
所有者"ラッシュ・シグナス"の長所である「マシンのチューンアップ」の可能性を引き出し
鍵が差し込まれた車両を、その場に適した状態へと瞬時に"魔改造"する事が可能な能力を有している。
そのチューン能力は多岐に渡り、例としては悪路走破性を向上させる為に、現在装備しているタイヤを
通常の物から巨大なバギーの物へと瞬時に置き換える、攻撃に備えて防弾使用へと装甲が自動で変換される、等。
中古で購入した型落ちの軽自動車を、ボンドカーも真っ青なスーパーカーへと瞬時に変身させる事が可能な装備である。

【武装】

専用マシン 『ナイト・ウィール』

ラッシュの愛車である三代目シボレー・コルベット Ｃ３ スティングレイをベースに
『月装・ミッドナイト・インジェクション』が魔改造を施す事で生まれる専用のスーパーカー。
０－１００ｋｍの加速時間は２秒弱、直線における最高時速は規格外の５５０ｋｍをマークするなど
既存の高級スポーツカーを遥かに凌駕する馬鹿げた性能を誇る。２シータ―ではあるが内部は大変狭い上、
運転手の反応速度や操縦テクニックを向上させる為の専用装備が施されている為ほぼ一人用と言っても過言ではない。
最高速度は勿論だがタイヤの路面グリップ能力から車体の剛性に至るまでありとあらゆる要素が改造対象になっており
その異常なまでの性能を１００％使い切る為、電子装備によるサポート機能やＡ．Ｉ（人口知能）による補助等
様々なオペレーティングシステムが搭載されているのも特徴の一つである。
また対魔獣用の装備として多数の銃火器類を装備しており、車に乗ったまま敵と交戦出来る様設計されている。
ボンネットには５０口径の重機関銃が二対、ルーフにはレーダー誘導機付きのロケットランチャーと六連発グレネードガン、
リアウィンドウが展開する事で発射されるミサイルポッドにマフラーから放つ火炎放射機、車体下部から自動設置される地雷、
回転するホイールはガトリングガンと化して両サイドに弾丸をばら撒く等、『走る要塞』とでも呼ぶべき重装備が搭載されている。
必殺の一撃はフロントに位置する二つのリトラクタブルライトが展開し放たれる荷電粒子レーザーで、強大な破壊力を発揮。
反面、機械であるが故の弱点も多く、電気系統に障害を与える攻撃や腐食を促す状況には弱い上、
車体自体が大型である為に攻撃を回避し辛いという欠点も抱えている。しかし、何よりも大きな弱点は
ガソリンの枯渇した永夜世界においてこのマシンが走る為に運転手の生体エネルギーを燃料として消費しているという点だろう。
戦闘可能な時間には明確な限界が存在しており、長期間の戦闘ともなれば運転手のエネルギーが保てない事もしばしば。
この車が止まる時とは即ち、運転手の生命力が途切れた時であるのだ。