<ゆいのへや!>
「うーん、やっぱりここが難しいー」
「そうですね…、じゃあちょっと後ろから失礼します」

「?」
「先輩は、この部分で手首が返ってしまってるので…」

「おお!あずにゃんが後ろから動かしてくれると何だかできたような気になる!」
「とりあえずこんな感じで弾いてみてください」

「…あ、できたー!」
「速っ、あいかわらず呑み込み良いですね」

「わーい!ありがとー、あずにゃーん!」
「いえ…ってこの体勢で寄りかからないで下さい」

「えへへー、何だかいつもと逆だねー。あずにゃんが後ろから抱きついてるみたい」
「別に抱きついてはいませんよ。とりあえず元の場所に戻らせて下さい」

「ちょっと腕借りるねー」
「ちょ、何してるんですか」

「あずにゃんが後ろから抱きついている体勢をつくった!」
「いや、威張らなくていいですから。手を離して下さい」

「もうちょっとー」
「そんなかわいい声出してもダメです」

「あずにゃんが後ろから抱きついてくれれば頑張れる気がするよ!」
「だから抱きついてません。全く…ちょっとだけですよ」

「そうだ!」
「い、いきなり振り向かないで下さい。か、顔が近いです」

「ちゅーしてくれたらもっと頑張れる気がする!」
「何を言うかと思えば、また訳のわからない事を…。そろそろ練習しますよ」

「いいじゃんケチー。減るもんじゃあるまいしー」
「どこのオヤジですか。大体減らなかったら誰とでもするんですか」

「あずにゃんとしかしないよ」
「な、何を、言って、るんですか…」

「あずにゃん」
「…ゆ、唯先輩」

 「おねーちゃーん、梓ちゃーん。おやつ持ってきたよー」

「あ」
「うわっ」

「あずにゃーん、残念だったねー」
「ざ、残念じゃないです。な、何考えてるんですか…」

「えへへー、続きはおやつ食べた後でしようねー」
「!」
<おしまい!>


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最終更新:2010年12月08日 09:42