こんにちは、中野梓です。今日は唯先輩の家にお邪魔しています。あ、別に変な理由では無いですよ!ギターの練習です!
「
あずにゃんせんぱーい。ここ分かりません!」
唯先輩がビシッと右腕を挙げて言う。そんな声高々と言わなくても・・・。
「って、こここの前教えたばっかりじゃ無いですか!」
「えー、忘れちゃった~」
「全くもう・・・」
仕方なく手とり足とり教えているとふと唯先輩が顔を上げて聞いた。
「なんであずにゃんって文化祭の時私の事心配してくれたの?」
ドキッ
一瞬私の動きが凍りつく。
「なんで?」
唯先輩が無邪気な笑顔で首をかしげる。文字どおり全く邪気が無いだけ返答しづらいです・・・。
「そ、そんなのどうだっていいじゃ無いですか。さっ、練習しましょ」
私は適当にお茶を濁して音程の狂ったメロディーを奏でる。
「えー、誤魔化さないで教えてよー!」
流石に無理があったか・・・。
「別に理由なんてどうだっていいじゃ無いですか!心配な物は心配だったんです」
「答えになってないよ~!」
唯先輩は追撃の手を緩めない。全く変な所で頑固なんだから・・・。この際だ!勢いに任せて言ってしまえ私~!
「じ、実は私唯先輩の事が好きだからです!」
「なーんだそんな事か~。私もあずにゃんの事だーいすきだよ?」
唯先輩がそう言って私を抱きしめる。思わぬ答えに私は混乱した。唯先輩は私の事が好き?まさかこれって両思い・・・?いつもの事の筈のスキンシップが今回ばかりは意味深に思えて仕方がなかった。
「え・・・?わ、私のこと好きなんですか?」
私が少しどぎまぎしながら聞き返すと先輩は
「うん!澪ちゃんも律っちゃんもムギちゃんもあずにゃんもみーんな大好きだよ!」
- 再度まさかの返答・・・。そんな先輩に私は半ば呆れながら頬にキスをした。
「えっ?あ、あずにゃん。こ、このキスは?」
「まったくもう・・・鈍い人へのお仕置ですよ!」
いつか絶対に振り向かせて見ますよ。唯先輩?
fin
- 梓wwwwwwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2010-02-12 11:52:50
- 梓唯wwwwwwwwwwwwwwwww -- (ゆいあず信者) 2010-08-24 20:41:19
- あずにゃんwwwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2010-08-30 00:04:22
- 楽しいね♪ -- (あずにゃんラブ) 2013-02-18 07:47:21
最終更新:2009年11月15日 03:14