あずにゃんはあずにゃんの道を行って私は私の道に行くから」
「唯先輩どういう意味ですか、先輩!先輩!」

ガバっと、梓は飛び起きた。
「何だ。夢か・・・」
携帯の時計を見ると、まだ4時、梓は不安を覚えながらまた布団に体を預けた。

「はい今日はここまでぇ~」と律先輩の声が音楽室に響いた。
「あずにゃ~ん一緒に帰ろう」と唯先輩が声をかけて来る。
「唯先輩、私もうちょっと残って練習しますね」と梓は返す。
「じゃぁ、私も~」と唯先輩は言うと、愛用のギター、ギー太を肩に掛ける。
その時、私は唯先輩に声をかけた「先輩。先輩は私の傍にずっと居てくれますよね。」
「ぇ」っと唯先輩は聞き返す。
その後、唯先輩はすぐに口を開く
「当たり前じゃん、私も、澪ちゃんも、りっちゃんも、ムギちゃんも皆傍に居るよ、どうしたのそんな突然変な事いいだして。」
「いえ、何でもないんです、ただ単に聞きたくなっただけで」と梓は返す。
「あずにゃん」
「はい?」
唯先輩がいきなり私に抱きついた。
「ぇ?」
「あずにゃん、私は絶対にあずにゃんの前から消えないよ、私はかならずあずにゃんと一緒に居るからね」
というと唯先輩は私に口づけをした、そして唇を離すと。
「さ、練習しよっか、あずにゃん」と私に言った。
「はい」と私は顔を赤く染めながら返す。

第一部完・・・。


  • 良い話だなー -- (名無しさん) 2014-12-30 00:33:47
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最終更新:2009年11月15日 03:14