北風と太陽
ある日のこと、北風が太陽に言いました。
北風「僕はどんなものでも簡単に吹き飛ばす事が出来る、世界で一番強いのは僕だね」
すると、太陽は言いました。
太陽「確かに君は力持ちだ、けれど世界で一番と言うのはどうかな?」
そして、二人は力比べをする事にしました。
北風「よし、あそこを歩いてる二人組みを引き離した方が勝ちにしよう」
太陽「良いだろう、では先に君からどうぞ」
北風は力いっぱい、二人に風を浴びせました。
唯「あ、
あずにゃん寒いよ~!もっとくっついて歩こうよ!
梓「ゆ、唯先輩!くっつきすぎですよ、もう…!」
北風は更に力を込めて風を吹きつけました。
唯「さ、寒い~!あずにゃんぎゅーっ♪」
梓「も、もう…今だけですからね?」
唯「あずにゃん、あったかあたかだよ♪」
梓「そ、そうですね、あったかいです…」
北風は遂に諦めてしまいました。
太陽「さぁ、次は僕の番だよ見ててごらん」
太陽は二人に暖かい光を浴びせました。
唯「あずにゃん、暖かくなってきたよー♪」
梓「は、はい…そうですね」
唯「どうしたの、あずにゃん?」
梓「いえ、その…まだ少し寒いのでもうちょっとだけこのままで…」
太陽は更に輝きを増し、二人に光を浴びせました。
唯「暑い~、あずにゃん暑くなってきたよ~」
梓「そうですね、流石にこれは…」
唯「あずにゃん、ぎゅー♪」
梓「もう唯先輩、暑いんじゃなかったんですか?」
唯「暑いけど、あずにゃんをぎゅーとしてたいもん♪」
梓「もう、仕方ない人ですね…じゃあ、このままアイスでも買って食べましょうか?」
唯「うん、そうしようあずにゃん♪」
梓「ふふ、それじゃあ行きましょうか唯先輩♪」
北風・太陽「…」
北風と太陽は思いました。
世界で一番強いのもの、それは『愛の力』だと。
おしまい。
- ええええええええw -- (名無しさん) 2011-04-22 00:36:23
- 律「愛の力は偉大だ!ハッハッハ〜♪」澪「おまえが言うな!」ゴチッ!律「……イタイ、ムギよ。今回はいくらかかったんだ?」紬「唯梓のために地球環境を変えるくらいよ!」フンスッ♪律澪「……(環境汚染はムギのせいか)」 -- (名無しさん) 2011-06-07 11:22:13
- 凄い!2人の愛のloveroadに立ちふさがる物なし -- (あずにゃんラブ) 2013-01-09 00:42:29
最終更新:2011年04月15日 22:20