梓「…唯先輩、珍しくヒールのある靴なんか履いてどうしたんですか?」
唯「私だってたまにはヒールぐらい履くよ。どう、大人っぽいでしょ?」
梓「ちょっと高すぎませんか?正直あんまり似合ってないです」
唯「ええ~!あずにゃん、ひどい…。実はね、このヒールはふたりのためなのだよ!」
梓「はあ…、どういうことですか?」
唯「キスするのに1番良い身長差は15cmらしいよ!あずにゃんの身長は150cmだよね?私の身長は156cmです!」
梓「それで、ヒールが9cm、ですか?」
唯「そのとおり!これで私たちは理想の身長差だよっ!!」
梓「はあ、全く…。唯先輩、肩に糸がついてます」
唯「え?どこ?」チラ
梓「…」ガッ!
唯「えっ?」

ちゅ

唯「んっ…?」
梓「…」
クチュクチュ...プハァ
唯「…は、はあはあ…。あずにゃん、急にどうしたの…?」
梓「…にくいです」
唯「え?」
梓「やりにくいです!!」
唯「え、ええええ!?」
梓「これだと背伸びしないと届かないじゃないですか!足が疲れます!体勢が安定しません!」
唯「は、はううう…」
梓「今日はキスはなしですね」
唯「…ごめんなさい」
梓「…」
唯「…」シュン
梓「…あ~、その、続きはうちに帰ってからしましょうね」
唯「あずにゃん!!」
梓「全く、別に背伸びしてそんなの履く必要は…にゃ!?」
ガッ?
梓「ゆ、唯先輩、どこ行くんですか!?」
唯「一回帰って靴履き替える」
梓「ええ!?こ、ここで待ってますから!引っ張らないでください!!」
唯「ダメだよ。人をその気にさせてあずにゃんが悪いんだからね」
梓「ええええ!?にゃ、にゃあああああああ!!」


名前:
感想/コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年04月15日 22:26