【R18】18歳未満の方が閲覧するには不適切な表現が含まれています【R18】
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以下本文となります
「う……ん」
カーテン越しの朝日を顔に浴びて、梓は目を覚ました。
しばらくまともに眠っていないせいか、起きるのがだるく感じられる。
朝の6時。どんなに寝不足でも習慣というは変わらないもので、梓はこの時間に起きてしまう。
ゆっくりと上体を起こすと、隣にいた唯が微かに布団を引っ張った。
軽く寝がえりをすると、唯の気持ちよさそうな寝顔が見えた。
いつも気持ちよさそうに眠っている唯の寝顔が、梓はとても好きだった。
そして、羨ましく思った。
(毎晩起こされているのに……)
それが予想できなかったといえば嘘になるが、こんなに辛いものとは思っていなかった。
唯も梓と同じように夜中に起こされるのだが、寝付くのが早いのか睡眠時間は足りていると言っていた。
唯を起こさない様にベッドから降りると、横に据えられているもうひとつの小さなベッドに向かった。
「……よく寝ている」
その小さな命は、確かな鼓動と呼吸を持ってそこに存在していた。
「柚……」
唯の梓愛の結晶。
昨日あれだけ泣いていたのに、それを取り戻すかのように静かに眠っていた。
いつもこうであったら楽なのにと思ってみても、子どもというのはそういうものだから仕方がない。
梓は軽く伸びをすると、顔を洗ってキッチンに向かった。
冷蔵庫を覗いてみると、少し隙間が目立つようになっていた。
休日のセールでもあったかなと考えつつ、梓は郵便受けの新聞を取りに行った。
広告をちらと眺めると、どうやら今日は卵が安いようだ。
丁度いいタイミングだと思いつつ中に入ると、突然声がした。
「おっはよー」
「うわっ!」
ぎゅっと優しく抱きしめられ、その声の主に呆れた声をかけた。
「もう、びっくりするじゃない」
「隣に
あずにゃんがいなくて、私もびっくりしたよ。どこ行っちゃったのかなって」
もう放さないぞ!なんていいながら梓の胸に顔を埋めてくる。
母親独特の甘い匂いと梓の匂いが唯の鼻腔をくすぐり、最も愛しいものを身体全部で感じる。
唯は幸せな気分で梓の全てを抱いていた。
「ちょっと、それ痛い……」
「あっ、ごめん」
唯はかなり加減して抱きついてくれてはいるのだが、梓の胸がいけないのだ。
高校生の時は慎ましかったサイズが、妊娠してから少し大きくなって張るようになったのだ。
母乳が出るからなのだが、圧迫されたりすると何とも苦しくて痛い。
ブラジャーも最近ではつけていないので衣擦れにも敏感だ。
「そうそう。あずにゃん、実はそのことを昨日ネットで調べたんだよ」
唯はプリントアウトした紙を取り出してきて、得意げな顔をして言った。
「何かね、胸が張っている時は母乳が溜まっているんだって。だから出してあげた方がいいみたい」
唯から紙を受け取り、文章を読んでみた。確かに梓も自分の胸の状態とよく似ていると思った。
「張っている時は母乳が勢いよく出るので、赤ちゃんには飲みにくい……か」
「だからさ、これ試してみようよ。あずにゃんも楽になるし柚にもいいと思うんだ」
「いや、ちょっと恥ずかしいよ……」
他人に搾乳を頼むというのは意外と勇気がいるのだ。それが唯だとしても。
「そういわないで……」
唯がにやりと笑うと、梓に近寄って抱き寄せた。
「あずにゃんのおっぱい、飲んでみたいし」
その声と、おっぱいを飲ませるという状況を想像して梓の顔は真っ赤になった。
「だめ?」
「だ、だ、だめ!」
頭の中の考えを振り払うように慌てて梓が言った。それでも唯はひかなかった。
「どうせ捨てちゃうんでしょ? だったら……」
「そ、そう言う問題じゃなくて……」
ゆっくりと胸に手を伸ばそうとするのを抑えつつ、梓はやめようと懇願してきた。
「何でだめなの?」
「だ、だって……」
もじもじとする梓を愛しく思いながら、唯は答えを待った。
「……あんまり吸われると、私……」
柚にあげるのには問題ないのだが、唯は別だ。いやがおうでも夜の行為を思い出してしまう。
そんなことを考えていると、唯はきょとんとしていた。
しばらく梓の言った意味を考えると、少し吹き出した。
「ふふふ、別に吸うなんて言ってないのに。もしかして吸ってほしかったの?」
唯がニヤニヤしながらからかうものだから、梓もさらに顔を赤くしてしまった。
「も、もうっ!」
「ごめんごめん……。でも、私だって心配だからさ……」
唯が心配してくれているのはありがたいのだが、梓は踏ん切りがつかなかった。
「ね? 試してみよう?」
羞恥心と唯の真剣な態度がせめぎ合い、しばらく考え込むと梓はため息をついた。
「わかった……。じゃあ、ちょっとだけ」
母乳かこぼれてもいいように、唯は梓を洗面台に手をつかせた。
ゆったりとした授乳服を肌蹴させると、梓の胸がぷるんと跳ねた。
「おぉ……、前よりまた大きくなったんじゃない?」
「そ、そうかな」
そう言われて梓はうれしかったが、こんなに苦しいのなら小さくてもよかったかもしれないと思った。
「じゃあ……、いくよ……?」
「うん……」
梓は固く目を瞑って覚悟を決めた。
唯は脇から手を入れて、梓の乳首を優しく摘まんだ。
「あっ……! んぅ……!」
「そんなにすぐには出ないんだね」
「うん……。柚が飲みたがる時間と同じくらいに出るみたい」
これもネットに書いてあった。母親と赤ちゃんの体内時計が一致し始めている証拠だ。
唯は無理に出さないように気をつけながら、乳輪から乳首にかけてマッサージをするように揉んだ。
しばらく続けるとぴんと乳首も勃ってきた。指の腹でくりくりといじりながらきゅっと扱くと、先から白い液体が吹き出した。
「ひゃぁ……」
「これが、あずにゃんの……」
ピンクの乳首から白い母乳が垂れていく光景は、何とも色っぽく艶めかしかった。
指についた母乳を舐めてみると、少しえぐい味がした。
「うーん、調べたとおり溜まっているおっぱいはあんまりおいしくないみたいだね」
「そ、そうなの……?」
「勢いもあるし、搾り出さないとね?」
「うん……、お願い……」
きゅっと指で乳首を挟むと、さらに母乳が出てくる。
「はあああぁ……。で、出てるぅ……」
梓の母乳は唯の手によって洗面台に様々な模様を描いていく。
ぴゅっ……。ぴゅっ……。
白い母乳が吹き出すたびに、梓の身体は敏感に反応した。
それが唯の理性を少しずつ崩していき、いつしか手付きは愛撫に変わっていた。
「あっ……! ゆ、唯……。そんなに先っぽばっかりくりくりしないで……!」
梓も唯の手付きが変わったのに気付いたが、やめさせるという選択肢が頭からすっぽりと抜け落ちてしまっていた。
唯は梓が止めないのをいい事に、愛撫をどんどんエスカレートさせていった。
「……!」
「えっ……! ちょっと!」
梓が気づいた時には、身体が向き合うように変えられて唯は乳首を口に含んでいた。
「やっ……! す、吸っちゃ……!」
梓が止めるのも聞かずに、唯は胸を優しく吸い上げて、母乳を口に含んでいく。
「あんっ……! やぁっ……!」
最初とは比べ物にならないほど、甘くて優しい味が唯の口の中に広がっていった。
「ゆ、唯ったらぁっ……! ふああぁぅ……!」
口に吸いだされる母乳を舌に絡ませると、その味は唯の脳に直接響いて理性を完全にとろけさせた。
もっと吸いたい。もっと飲みたい。もっと、もっと……!
唯は本来の目的も忘れて、ただ本能のままに梓の胸を吸い続けた。
「あずにゃんのおっぱい……、おいひぃよ……!」
胸を下から鷲掴みにして、中の母乳を押し出すように揉みしだく。
梓の胸が大きくなったとは感じていたが、実際に揉んでみるとそれが良くわかった。
その時、唯は胸をいじっても梓が痛がらないことに気付いた。それどころか、梓の息には熱を伴い始めた。
「ああぁ……。あ、らめぇ……」
胸から駆けあがる快楽に足が痙攣し、梓は立っているのもやっとであった。
それでも唯は梓の胸を吸い続ける。やめることができなかったのだ。
「ちゅう、ちゅう、ちゅう……!」
梓もただ唯の頭を抱いて、吸われるたびに襲いかかる快楽の波に嬌声をあげるだけであった。
「ああぁん……! やぁ……! もっと……!」
いつしか、梓は唯に快楽をねだり始めていた。その嬌声に唯は応えるように乳首を甘噛みする。
「んあああぁ! そ、それくるぅ……!」
小さくても弾力のある梓の乳首を、唯は歯で優しく挟んで転がしていく。
梓の身体が快楽に震える度に、乳首からは母乳が溢れてとろとろと白い筋を描いて流れ落ちて行く。
唯は左右の乳首を交互に舐めまわし、溢れる母乳を漏らすまいと必死だった。
「れろ……、ちゅぷ……、んっく……」
梓は腰が砕けそうになるのを、洗面台に腰掛けて何とか堪えていた。
しかし、唯の身体の奥から熱い欲望が溢れ出して、少しずつ霧散していくのを感じてしまえば無駄な抵抗に思えた。
その欲望の滾りに身を任せたい。唯に身体を明け渡して何もかもめちゃくちゃにされたい。
それが梓の身体から、知らず知らずのうちに少し棘のある甘い匂いを放たせていた。
その棘は、唯の身体中をちくちくと突いて梓の身体を感じろと五感に囁いていく。
お互いの鼓動が強くなり、身体全部が相手を欲していた。
「あっ……! ゆいっ……! ゆいぃ……!」
梓のとろけきった声に、唯は限界が近いことを悟った。
それならばと、唯は乳首を執拗に攻め立てた。
乳首を舌で乱暴に舐めまわし、胸を力強く揉みしだく。急に変化した愛撫に、梓の感覚は一気に昇り詰めていった。
「んんんん───っ!」
ひと際大きく梓の身体が跳ねたかと思うと、そのまま糸が切れた人形のように唯に抱きついてきた。
「はぁっ……! はぁっ……!」
梓の身体は熱くじんじんと痺れて脈打ち、乳首からはいくつもの白い筋が流れ落ちていって甘い匂いが漂っていた。
「ねぇ……、梓……」
そんな梓の姿を見せられてしまえば、唯は我慢が出来なくなってしまった。
「……なぁに?」
「柚が起きるまで、まだ時間あるかな……?」
唯が”梓”と呼ぶのは決まって外へ出た時だ。
しかし、もうひとつあるのだ。
「……昨日は4時ぐらいに寝たよ」
梓も我慢できず、唯の首に腕をまわして誘っていく。
「じゃあ、しばらくは大丈夫だね……」
唯が近づくのを目を瞑って受け入れ、梓は舌を絡ませていった。
今日、始めてのキスは始まりを告げるキスだった……。
あれから、2人はリビングに場所を移していた。
ベッドに戻ろうかとも考えたのだが、柚の横でするのも気が引けたのでやめた。
午前6時30分。いつもなら朝ごはんの準備をしている頃だろうか。
梓も頭の片隅にそのことを考えていたのだが、ソファに押し倒されて唯の情熱的なキスに吹き飛ばされてしまった。
「んっ……、はむっ……、ゆい……」
「あずさ……、んむぅ……、ちゅ……」
梓の細い腰にあるショーツに手をかけて、太もも、膝、ふくらはぎと滑らせていく。
ワンピースのような授乳服を捲りあげると、梓の強い匂いが唯の鼻を突きぬけていった。
梓の秘所は物乞いをするようにひくひくと呻き、愛液でとろとろになっていた。
前戯の必要もないと思ったが、唯は梓の秘所に指を添わせてみた。
「ひっ……! あっ……!」
梓の愛液が指に絡みついて、早く唯が欲しいとねだる。
「もういいみたいだね」
「うん……。唯も……」
梓も唯のショーツに手を入れて、すっかり濡れそぼっている柔らかい恥丘をなぞっていく。
「脱がすよ?」
「うん、お願い……」
梓の手がゆっくりと唯のショーツを掴み、するすると下げていった。
「熱いね……」
「あ、あずさだって……」
お互いに秘所をいじり合い、くちゅくちゅと卑猥な音が溢れだす。
クリトリスはぷっくりと自己主張を強めて、敏感なところをいじるたびに指を締め付ける。
「はぁん……! あずさぁ……、そこはぁ……!」
「ゆいは、本当にここが弱いね……」
指を折り曲げて、膣の上の方を擦りあげると唯の腰が途端に震えた。
「あ、あずさぁ……! うぅ……!」
「あ、ゆい……! それはあぁ……!」
唯も負けじと、中指と薬指でピストン運動を続けて親指でクリトリスをこねる。
「指でこねちゃ……! ああぁん! だめぇ……!」
お互いの熱と、水音と、吐息が快楽を高めていく。
「ゆい……、そろそろ……」
唯の前戯に堪え切れなくなり、梓が腰をくねらせておねだりをしてきた。
「はぁ……、あずさ……、いくよ……?」
梓はゆっくりと足を開くと、唯を迎える準備を整えた。
「うん……、きて……」
梓の腰を抱えて、唯は自分のをこすりつけた。
「う、あぁ……!」
「き、きたぁ……!」
お互いのが触れ合い、愛液がとろりと糸を引いていった。
深く、深くキスを交わしながら愛を確かめるように絡み合っていく。
「あずさ……! あぁ……! んんぅ!」
「んっ……! んんぅ……! ゆ、ゆい……!」
ソファのスプリングがギシギシと揺れて、その音が2人の愛の激しさを物語っていた。
気持ちが昂り、吐息が上ずり、キスの合間も長くなって息継ぎも増えた。
「はぁっ……! あぁっ! あぁん!」
「あずさっ……! はぁ……! あずさあぁ……!」
2人の間に生まれる快楽が、少しずつ身体を侵食していく。
鼓動を早め、相手への愛しさを溢れさせ、命の喜びを身体全部にいきわたらせる。
だが、それを感じることはできない。目の前の人を抱くことに精一杯になってしまう。
だが、それでいい。
抱き合うことで、愛し合うことで、それは残る。
それが跡だったり、心だったり、愛しさだったりする。
2人の場合は、新たな命として残っていく……。
「あずさ……! いい……?」
唯は梓の目を見つめて言った。
それが、何に対しての許可なのか。梓はわかった。
「……いいよ。いいよぉ……!」
梓の許可が得られると、唯はより攻めるのを強めていった。
「あんっ! ああぁ! は、はげひい! よぉ!」
「あずさぁ! 孕んで! 私の子、孕んでぇ!」
お互いへの愛の高まりが、1つの奇跡を生もうとしていた。
「あっ! あっ! い、いっちゃう! いっちゃう!」
「あずさぁ! あずさあぁ!」
2人をつなぐ幾つもの光が、さらに力ずよく脈打ち、痛いほどに身体を突きぬけていく。
跡が付くぐらいお互いを抱きしめ合い、溢れだす愛と心を相手に注ぎ込んでいく……。
「ああああぁ────!」
梓の身体は大きく弓なりに跳ねて、唯はそれを力いっぱいに受け止めた。
大きな波が過ぎ去って、脱力感が身体をソファに沈めた。
「あずさ……、
愛してる……」
「ゆい……、私も……」
まだ愛のすべてを伝えきれていないと、2人は再びキスを始めた……。
あれから、2時間弱……。
すっかり日も昇ってしまっていた。
梓は軽く服を直しつつ、プリントアウトされた資料を眺めていた。
胸が張ったらまた搾り出さないといけないのか、なんて思いつつぺらぺらとページをめくるとあるものが目に付いた。
「あれ? こ、これ、自分でやるマッサージって……」
「あっ……」
しまったというニュアンスが嫌というほど滲みでているセリフが聞こえてきた。
ちらりと唯の方を睨むと、さっと目線をそらして気まずそうに黙ってしまった。
「ゆ~い~?」
「い、いや、あずにゃんが慣れてないから私が手伝ってあげようかなぁ~って……」
あはは……、なんて乾いた笑いをする唯に、呆れてため息だけが出て行った。
「なんか変だとは思っていたけど……」
「すみません……」
申し訳なさそうにする唯を見て、梓はおかしくなった。
「もう、別に怒ってないよ」
「ほ、本当?」
「私のことを思って、調べてくれたんでしょ?」
「うん……」
「だったら、嬉しいよ」
ぎゅっと唯の腕に抱きつくと、唯もほっと一息ついて梓の頭を撫でた。
それを気持ちよさそうに受け入れて、梓は幸せの中にいた。
「ふ、ふええぇ……!」
2人だけの世界に行きかけた時、寝室から可愛い声がした。
「あっ、お姫様が起きたみたい」
「そうだね。早く行ってあげなくちゃ」
まるで嫉妬しているかのように2人の愛の結晶がぐずりだした。
2人は笑いあうと、お姫様の笑顔を取り戻しに行った。
それから、梓のお腹に新たな命が息づいていると気付いたのは数か月後のことだった。
END
- 素晴らしすぎて涙が出た、GJ -- (名無しさん) 2011-06-06 02:46:13
- ぐ…朝から何て破壊力の強い物を……避難所メインの人だろうか、GJ. -- (名無しさん) 2011-06-06 10:05:11
- 続編期待!! -- (名無しさん) 2011-10-10 06:56:54
- ふ、2人目が!? うう…いいな。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-03 19:17:51
最終更新:2011年06月06日 01:49