唯「あずにゃん、アイス食べに行こう」
梓「またですか?」
唯「暑いから行こうよ」
梓「分かりました」
唯「じゃあ、手を繋いで行こう」
梓「手ですか?」
唯「うん!」
梓「…まあ、良いですけど」

店員「いらっしゃいませ」
唯「あずにゃんは何味、食べる?」
梓「そうですね…バナナ味で」
唯「じゃあ、私はストロベリー!」
梓「ストロベリーですね?」
梓「すいません、バナナアイスとストロベリーアイスをください」
店員「バナナアイスとストロベリーアイスですね。少々お待ちください」
唯「アイス~」
梓「嬉しそうですね」
唯「だってアイスだよ」
店員「お待たせしました」
梓「どうもです」
唯「あそこで食べよう」
梓「はい」
唯「冷たいー」ペロッ
梓「ほんとですね」ペロッ
唯「…」ジィー
梓「どうしました?」
唯「あずにゃんのアイス少しちょうだい」
梓「仕方ないですね…少しだけですよ」
唯「ありがとう~」
唯「あずにゃんには私のアイスを少しあげる」
梓「あ、はい」
梓「…」ペロッ
唯「…」パクッ
梓「唯先輩、一口が大きくありませんか?」
唯「そんな事ないよ」パクッ
梓「あ、あります。これ以上は駄目です」
唯「もう少し良いでしょ」
梓「だ、駄目です」
唯「良いでしょ」ベチャ
唯「あっ」
梓「あっ」
梓「ゆい~せんぱい~!」
唯「ごめんごめん」
唯「新しいの買ってあげるから」
店員「大丈夫ですか?今、新しいのを持って来ますね」
梓「ありがとうございます」
店員「新しいのです。どうぞ」
唯「お代は…?」
店員「サービスです。二人はいつも来てくれますので」
唯「ありがとう!」
梓「ほんと、すいません」
店員「いえいえ…二人は高校生ですか?」
唯「うん、高校生だよ」
梓「唯先輩が3年生で私が2年生です」
店員「仲が良いんですね」
唯「そうだよ」ダキッ
梓「ひ、人前ですよ」
唯「大丈夫だよ。私達、仲が良いから」
梓「よ、良くありません//」
店員「うふふ、そうやって見てるとまるで恋人みたい」
梓「えっ…」
唯「恋人だってあずにゃん!」
唯「私達、そういう風に見られるんだね」ギュウ
梓「ちょ、ちょっと何を言ってるんですか!」
唯「あずにゃん、私と恋人だと嬉しくないの…?」
梓「嬉しいとか嬉しくないとかじゃなくて…その…私達、女性同士ですよ」
店員「大丈夫よ。女性の私から見てもお似合いだから」
唯「良かったね、あずにゃん!」
梓「なぁぁ!!//」
梓「二人共、何を言ってるんですか!」
唯「もうあずにゃんったらテレちゃって」
梓「テレて何かいません」
梓「だいたいですね」
梓「恋人と言うのは一緒に手を繋いだり二人っきりでお店に入ったり」
梓「お互いの食べてる物を交換したり人前で抱き合う事が出来たり…」
店員「…」
唯「…」
梓「あれ?」
店員「入店した時に手を繋いで入って来ましたね」
唯「あずにゃんと二人っきりで来たよ」
唯「アイスの交換もしたよね」
店員「私の前で抱き合ってましたね」
梓「…」
唯「やっぱり私達…」
梓「ち、違います!」
唯「何が?」
梓「うっ…そ、それは…」
唯「それは?」
梓「えっと…」
梓「き、キスとかした事ないじゃないですか」
梓「恋人ならキスぐらい簡単に…」
唯「キスすれば良いの?」
梓「えっ」
唯「あずにゃん…」
梓「ど、どこに手をおいてるんですか」
唯「良いよね?」
梓「うっ//」
梓「か、勝手にすれば良いじゃないですか」
唯「梓、好き」ボソッ
梓「///」
チュー
唯「…恋人なら簡単に出来るから大丈夫だよね?」
梓「ずるいです、ずるいです//」
唯「何が?」
梓「し、知らないです!//」
唯「?」
唯「あ!アイス溶けてる…」
唯「店員さん、新しいアイスください」
店員「ごめんなさい、溶けました…」バタン
唯「え、えっ?」
終わり


  • 店員さんwww -- (名無しさん) 2014-04-19 22:20:55
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最終更新:2011年07月13日 00:39