唯「ねぇねぇ
あずにゃん、私今日あずにゃんの夢見たんだ~」
梓「そうですか」
唯「夢の中でまであずにゃんに会えるなんて、幸せ過ぎて私朝からずっふわふわ時間なんだよぉ~」
梓「訳分からないです」
唯「んもぅ、あずにゃんつれないなぁ……。私は夢に見るほどあずにゃんを愛してるのにぃ!」
梓「はいはい、そろそろ練習始めますよ。私はちょっとトイレに行ってくるのでその間に準備しておいてくださいね」
唯「はぁい……」
ガチャ バタン
梓「…………」
梓「ふふ……うふふ……えへへへ」
一週間後
唯「今日もあずにゃんの夢見ちゃったよぉ!!」
梓「ま、またですか!?ここの所ずっとじゃないですか!!」
唯「見ちゃうものは見ちゃうんだから仕方ないよぉ」
梓「で、でも…………」
唯「それにしても夢の中のあずにゃんは素直で可愛かったなぁ」
梓「え……?」
唯「私がギュってしたらねふにゃーってなって抵抗もしないどころか私に身体を預けてくるんだよね」
梓「…………」
唯「それでね、甘えるような声で『唯せんぱぁい』、って言うの!それがもう可愛くて可愛くて!」
唯「今夜もまたあずにゃんの夢見れたらいいなぁ……。現実じゃ絶対ありえないことだもんね!」
梓「……グスッ」
唯「え?あずにゃん、どうしたの!?どこか痛いの!?」
梓「ヒック……唯先輩の……ばかぁ……!!」
唯「あ、あずにゃん?」
梓「唯先輩は私よりも夢の中の私の方が大事なんだ……唯先輩なんか一生寝てればいいんです!」
唯「あずにゃん!それは違うよ!」
梓「知りません!もう何も聞きたくないです!」
唯「あずにゃん……!」ギュウぅ
梓「ふにゃっ!?」
唯「えへへ……あったかあったか……この温もりは夢じゃ味わえないよぉ」
唯「ごめんね……あずにゃん、私無神経な事言って……でもね、夢はあくまでも願望だから……ちょっと欲求不満だったみたい
やっぱり現実のあずにゃんが一番だってこうやって肌に触れて、匂いをかいで思いだしたよ!」
梓「……」
唯「本当にごめんね!!あずにゃん」
梓「いいですよ……元はといえば唯先輩の言うとおり私が意地っ張りで素直じゃないのがいけなかったんですから……
私もこれじゃ駄目だって思ってるんですけど……」
唯「そんなことないよ!そんなところも含めてあずにゃんは可愛いんだもん!」
梓「そ、そうでしょうか……?」
唯「でも、やっぱりたまには素直にいちゃいちゃさせて欲しいかなぁ」
梓「……ぜ、善処します」
唯「おお!それじゃさっそく、ちゅーしてもいいかな?あずにゃん」
梓「うっ……!ほ、ほっぺならいいですよ……」
唯「やったー!!じゃ、いくよ!あずにゃん、むちゅー……」
梓「そ、その顔では駄目ですーー!!!」
最終更新:2011年08月25日 23:56