律「えっ!?お前ら、まだ結婚してなかったっけ!?」
梓「な、何言ってるんですか!私と唯はそんな関係じゃないですっ!」
律(ナチュラルに呼び捨てじゃねーか)
澪(しかも、梓の首筋、キスマークだらけだぞ)
紬(昨夜は唯ちゃんの部屋にお泊まりだったわよね、梓ちゃん)
梓「…第一、女同士じゃ結婚なんて…」
律「は?何言ってんだよ。去年から法律が変わって女同士でも結婚できるようになったろ」
梓「!?」
律「私と澪だって、ほら、この通り」(左手の薬指には結婚指輪)
澪「結婚ってさ、すごく幸せだぞ、梓(勝ち組宣言)」
梓「い、いつの間に…」
紬「苦労したわ。永田町に何人ロビイストを送り込んだことか…」
梓(…とうとうやりやがった…)
澪「私たちの高校のときの同級生も何組か結婚したぞ」
紬「エリアカネハァハァ…姫いちごハァハァ…」
律「てゆうか、お前んとこの後輩ふたりもこないだ結婚しただろ」
梓「菫たちがッ!?」
紬(私も鼻が高いわ。それでこそ琴吹家に連なる者…)
憂「ちなみに私も和ちゃんのお嫁さんだよ~」
梓「ちょっ…な、なんでそんな大事なことを親友に黙ってるのよ~」
純「そして当然のように相手がいない私ですが」
梓「それは知ってるから。今更(笑)」
純「…久しぶりにキレちまったよ…屋上へ…行こうか…」
梓「で、ムギ先輩が指輪してるのは、やっぱり先生と結婚したって言う…」
紬「さわちゃんたら私が卒業するまで我慢していたのよ?私はいつでも準備できてたのに」ハァハァ
律(なんの“準備”だよ…)
梓「はぁ…しばらく会わないうちにいろんな動きがあったんですね」
律「うらやましいか?うらやましいんだろ?(勝ち組宣言)」
梓「う、うらやましくなんかありません!」
梓(…と言いつつ、うらやましくないはずがない…唯、私にはそんなこと一度も話してくれなかったな)
梓(私と結婚する気はないってことなのかなぁ…)シュン
唯「たっだいま~。…って、あれ?あずにゃん、どしたの?なんかへこんでるけど…」(トイレから帰還)
梓「ゆ、唯ぃ…」(涙目で抱きつく)
唯「あ、あずにゃん?本当にどうかしたっ?」
梓「はっきり答えて…唯は私と結婚する気がないのっ!?」
唯「結婚?あずにゃん、何言ってるの?」
梓(や、やっぱり唯には私のことなんか火遊び…)

唯「私たち、もう結婚してるじゃん」
梓「…はぁっ!?」
唯「こないだあずにゃん家に泊まったとき、私の為に毎朝味噌汁を作ってってお願いしたじゃん?あずにゃん、いいですよって言ってくれたよね」
紬「修正された憲法では、それが女の子同士の結婚の誓いなのよ、梓ちゃん。婚姻届の代わりなの」
梓「それじゃあ、私は晴れて唯の…」
唯「幸せにするからね、梓」
梓「唯…唯ぃっ!」(唯を押し倒す)

澪「ふふっ…一件落着みたいだな」
律「澪に一生味噌汁作ってくれって言われたときのことを思い出したよ」
紬「私も自分のときを思い出したわぁ…」
憂「よかったね、お姉ちゃん、梓ちゃん!」



純「……」
恵「大丈夫。あなたはひとりじゃないわ」
デビちゃん「そうだよ。私たちがついてる!」
純「誰だ、貴様ら」


  • 味噌汁w -- (名無しさん) 2012-01-02 23:48:36
  • 純www -- (名無しさん) 2013-01-26 02:50:55
  • デビwww -- (名無しさん) 2013-08-02 00:45:06
  • 澪の中の人は既に結婚しましたが -- (エネルギー名無し) 2015-12-31 00:21:04
  • 少子化不可避 -- (名無しさん) 2020-03-27 09:05:53
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最終更新:2011年11月15日 00:44