ムギ「ごめんね、澪ちゃん…私、もう自分の気持ちに嘘をつけない…私はりっちゃんが好き!…大好きなの」
澪「ムギ…そんな…律とのこと…いつも相談に乗ってくれてたじゃないか…」
ムギ「ごめんね…ごめんなさい…」
澪「いや…ムギも苦しいよな…辛いのに打ち明けてくれたんだよな…」
ムギ「澪ちゃん…」
澪「そうだよ、律に恋した同士、私とムギは親友だ。一緒に律を愛していこう」
ムギ「えぇ…一緒に…澪ちゃん…」
澪・ムギ「「というわけで…」」
律「なにが「というわけで…」だよ!やめろ、離せ!で、デコ撫でるな!前髪下ろすなぁ!た、助けて、和ぁ!」
澪「和、だって!?律の本命は和だったのか」
ムギ「素晴らしいわ、澪ちゃん。りっちゃんに恋してる娘がどんどん増えてく!みんな私たちと同じようにりっちゃんを!」
和「話は聞かせて貰ったわ」ガラガラ
律・澪・ムギ「和(ちゃん)!」
和「抜け駆けなんてずるいわよ、ふたりとも。こう言うことするときは私も呼んでくれなきゃ」
律「え、え、え?の、和?まさか和まで私のデコを…」
和「お化粧してより可愛らしい律にしてあげるわ」
ムギ「まぁ!その発想はなかったわ!」
澪「さすが和だ!クールな外見と裏腹にテンションはいつだってハイなだけはあるな!」
律「くやしい…でも勧進帳!」ビクビク
和「さぁ、新しい自分を解放しなさい」
律「あ、や…なんか…なん…あ…ひゃっぱぁぁぁぁぁぁッ!!!(エコー)」
梓「…先輩がたはさっきから何をしてるんですか?」
唯「りっちゃんに一足早いクリスマスプレゼントだって。りっちゃんってかまってちゃんなとこがあるでしょ?だからみんなで愛してあげよ~って」
梓「律先輩泣き叫んでるんですけど、あれでもプレゼントになるんですか?」
唯「澪ちゃん曰くあれも構って欲しいサインなんだって。澪ちゃんが言うなら間違いないよ」
梓「律先輩が前髪下ろされた上に皆さんの手で純白のドレスに無理矢理着替えさせられてるのは…」
唯「愛だよ、愛♪」
梓「その澪先輩…いえ皆さん、目血走ってて怖いです。鼻息とか涎とかもう…」
唯「りっちゃんはみんなに愛されてるねっ」
梓「…唯先輩は参加しないでいいんですか?」
唯「ん?参加して欲しかった?」
梓「えっ!?い、いや…私には別にそんなの関係ないし…」
唯「…しないよ。りっちゃんは大好きだけど、でも、梓に寂しい想いはさせたくないもん」
梓「い、今…私のこと…」
唯「私は梓だけのものだよ。浮気なんか考えたこともないし…だから安心してね」ぎゅ~
梓「唯……唯っ」むちゅちゅ~
唯「んっ…あ…梓…」
梓「一足早い…クリスマスプレゼントです」


  • 大混乱の端で百合が -- (あずにゃんラブ) 2013-12-31 03:15:19
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最終更新:2009年12月11日 01:43