唯「あ、あずにゃんプリクラがあるよ!!」

梓「は、はぁ、そうですね」

唯「あずにゃんはプリクラとか撮ったりしないの?」

梓「うーん、ほとんど撮った事ありませんね」

唯「じゃあ、せっかくだし撮ろうよ~」

梓「え~、別にいいですよ~」

唯「そんな事言わずに二人の今日という日の記念って事だよ!」

梓「意味が分かりません」

唯「ほら、行こう!」

梓「ひ、引っ張らないで下さい!もう、仕方無いですね・・・」

唯「ささ、入って入って~!」

梓「しょうがないなぁ、唯先輩はホントに強引なんだから・・・」

唯「さてさて、フレームはどれにしようかなぁ~」

梓「色々あるんですねぇ・・・」

唯「じゃあこのハートのやつにしよう!」

梓「私もそれでいいですよ」

唯「はい!じゃあ撮るよ~!もっとこっち近づいて~」

梓「ちょ、ちょっと顔近すぎじゃないですか?」

唯「大丈夫大丈夫」

梓「な、なにが大丈夫…って顔近い顔近い顔近いかおちかいカオチカイ///」

パシャ

唯「うん!可愛く撮れてるしいい感じだね!」

梓「ちょっとやっぱりこれ顔近すぎますって・・・///」

唯「そっかな~?んで、あとはスタンプとか文字でデコレーションしてっと」

梓「そういうのもできるんですねー」

唯「えーと、「二人はラブラブ」っと・・・」

梓「な!?な、な、何変な書いてるんですかー!」

唯「えー?別に変な事書いて無いよ~?」

梓「ラブラブとか変なの書いちゃ駄目です!」

唯「やだー!だって私とあずにゃんはラブラブだもんー!!えい!終了っと!」ポチッとな

梓「あー!!」

唯「ほら!良く撮れてるよー?」

梓「うう、やっぱり顔近すぎですって(これじゃまるで恋人同士みたいです・・・///)」

唯「ラブラブだからね!」ふんす!

梓「ぜ、絶対先輩達には見せないで下さいね?それと部室に貼るのも禁止です!」

唯「えー、どうしてー?」

梓「どうしてもです!見せたら怒りますからね!」

唯「ぶー!せっかく撮ったのにー!じゃあ手帖に貼っておこうっと」ペタッ

梓「み、見せちゃ駄目ですからね!」

その夜

梓「さて、この貰った半分のプリクラをどうしよう・・・」

梓「っていうか改めて見るとこれ、キ、キスするとこみたいじゃないですか・・・///」

梓「捨てるのは悪いし、かといってこれじゃどこにも貼れないし・・・」

梓「そういえば、こ、恋、恋人のプリクラを携帯に貼ったりしてる子っているよね・・・///」

チラッ

梓「さ、流石にそりゃないわ・・・///」

ピコーン!

梓「あ!じゃあこのカバーを外してっと・・・」

カチャカチャ ペタッ

梓「こ、これでよしっと・・・///」ニヤニヤ



おまけ

次の日

紬「あ、梓ちゃんいらっしゃい!」

梓「唯先輩はまだですか?」

紬「唯ちゃんならさっきまでいたけどクラスの子に呼ばれてちょっと出かけてるの」

梓「あ、そうだったんですか(よし、見たところ部室のどこにも貼られてないですね)」

紬「澪ちゃんとりっちゃんもまだだし、とりあえずお茶でも飲みながら待ってましょ」

梓「そうですね、じゃあちょっと皆さん来るまで私も待ってます」ゴソゴソ

紬「はい、梓ちゃんお茶淹れたわよ。あら?どうしたの嬉しそうに携帯眺めたりして」

梓「う、うわぁ!!」

ガシャ

紬「ご、ごめんね、私何か変な事言っちゃった?」

梓「イヤ、ナンデモナイデス、ヘイキデス、ムギセンパイノアシモトノケイタイハヒロワナイデクダサイ」

紬「携帯?あ、今ので落としちゃったのね。ってあら、電池カバーが外れちゃってるわ」

梓「うわぁぁぁぁぁぁぁ///」

紬「あら?・・・梓ちゃん!この写真の事は誰にも言わないから詳しく聞かせて頂戴!」

梓「い、いっそ誰か私を殺して下さい・・・///」


  • これ続きとかあったらいいなー -- (名無しさん) 2012-02-21 18:05:53
  • 落ち着いて! -- (あずにゃんラブ) 2013-01-07 14:09:34
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最終更新:2012年02月19日 16:02