部員同士の絆が深い事で知られる桜高校軽音部だが、その間でにわかに友情を越える愛が育まれつつあることが取材で明らかになった。
問題のカップルは、ギター担当のHさん(2年)とNさん(1年)。出会って間もない
先輩後輩の間に何があったのか。関係者に詳しく話を聞いた。
K・Tさん「あの二人は最初からお互いを意識していたと思います。
YちゃんはAちゃんによく抱きついてましたし、Aちゃんも口では嫌がってましたがまんざらでもなさそうでした」
出会った時から過激なスキンシップを行っていた二人。互いを知るのに言葉はいらない。その肉体があれば十分――
二人の関係は我々の予想以上にアダルティなものだった。しかしその関係はさらに進展を見せる。
K・Tさん「あれは絡み付くように蒸し暑い夏のこと。合宿に来ていた軽音部で、あの二人は異様な雰囲気を見せていました」
Kさんの話によれば、皆がいるにも関わらず、NさんはHさんの水着姿を舐めるように見つめていたという。
そして皆が寝静まった深夜、ギターの練習にかこつけて別室で体を重ねていたというのだ。
楽器を傍らに、互いの肉体の音色を確かめるチューニングに励んでいたというのだろうか…
さらに、こんな証言もある。
T・Rさん「YはAにAにゃんだなんてあだ名付けて、自分一人だけ呼んでたんだ!」
A・Mさん「Aもその呼び方を普通に受け入れてました。あんなあだ名、好きじゃなきゃ文句言うはずです!」
周囲に対して隠そうともせず特別なあだ名を用いていたHさんと、自分に対しての特別な呼び方に悦びを感じていたNさん。
これらの事実を総合すれば、二人の間にあるのは愛以外に考えられないだろう。
我々は意を決して当事者にコンタクトを取った。以後の文章は、その際のやり取りである。
担当「すいません」
Hさん「はい」
担当「少々お時間をいただきたいのですが」
Hさん「いいですよ。なんですか」
担当「Nさんとの仲について…」
Nさん「ちょっと、私のY先輩に何してるんですか!」(担当を突き飛ばす)
Hさん「暴力はダメだよAにゃん」Nさん「だって…Y先輩を取られちゃうって思ったんだもん」
Hさん「私は誰にも取られないから大丈夫だよ。さ、ごめんなさいしようね」
Nさん「ごめんなさい」
担当「いえ…それであなたたちの関係は」
Hさん「じゃあ行こうか、Aにゃん」
Nさん「はい!」
担当「あ、ちょっと…」
以後、二人は我々のコンタクトに応じてくれることはなかった。
だが我々は諦めることなく二人の関係の全容解明に努めていく所存である!
桜高校新聞部
次号掲載予定『放課後ティータイム顧問が赤裸々に語るHさん・Nさんのプラトニックな関係』
- プラトニックって…今までの報道は一体なんだったんだww -- (ぴー) 2010-07-25 23:32:03
- よし!!次号も買うわ。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-21 17:32:11
最終更新:2010年01月21日 03:08