紬「は~い、好きなの選んでね~」

唯「おぉ~、小っちゃくて可愛いのがいっぱい……。あずにゃん、どれにする~?」

梓「平沢先輩、先に選んでいいですよ?」

律・澪・紬「「「!!」」」

唯「あぅぅ……うん……。」(ショボン)


澪「おい、あれ、いったい……」(ヒソヒソ)

律「知らないって……喧嘩でもしてんのかな」(ボソボソ)

紬「止めた方がいいかしら……」(ポショポショ)

律「でも、そこまで険悪でもないし……」(ボソボソ)


梓「ほら、平沢先輩、そんなとこおいてるとカップ危ないですよ」

唯「うん……うう、あずにゃぁん……」

律「……あー……梓?」

梓「はい?律先輩、なんでしょう?」

律「私には普通なのか……。いや、なんで唯の事苗字で呼んでるのかな~って」

梓「おしおきです」(キッパリ)

澪「おしおき?」

梓「先週の木金、練習してたフレーズがあるじゃないですか。土日に復習しておいてくださいねって言ってあったのに…」

紬「えっと……サビの後のつなぎのところ?」

梓「はい。それを、土日全然練習しないで、すっかり忘れてるから…」

律「それで…お仕置きに、苗字で呼んでると」

唯「あぅぅ……あずにゃんと距離を感じるよぅ……」

澪「まぁ、喧嘩じゃないならいいんだけど。唯もちゃんと練習して覚えなおせば、梓の機嫌も直るんじゃないか?」

唯「でも、逆効果だよ!あずにゃんと距離を感じながらじゃ、練習に身が入らなくて覚えられないもんっ!」

梓「うぅ……い、威張っていう事じゃないでしょう」

唯「むぅ~……。じゃ、いいもんね!あずにゃんがそう来るなら……」


唯「はい、これ、中野さん。このバナナチップが乗ってるの、好きでしょ?」

梓律澪紬「「「「!!!」」」」

梓「……。はい、ありがとうございます、平沢先輩」

律「やれやれ……。喧嘩にならないよう、ほどほどにな」

~20分後~

梓「平沢先輩?ほっぺにクリームついてますよ?」

唯「中野さぁん、とってぇ?」

梓「もう、しょうがないですね……」

唯「ハンカチじゃなくてぇ。もう、分かってるくせにぃ」

梓「ホントにもう、平沢先輩は仕方ないんですから……(ペロ)」

唯「えへへぇ……。あ、中野さんも唇にクリームついてるよ?(ペロペロ)」

梓「んんっ……平沢先輩も、歯の裏にクリームが……」

紬「●REC」

律「喧嘩どころかやってること変わらないじゃんっ!」

澪「いやむしろ、呼び方が新鮮なせいかいつもより……」

唯梓「「(ペロペロチュッチュ)」」


~終わり~


  • この展開は予測出来なかった!GJ!! -- (鯖猫) 2012-08-15 23:51:46
  • 呼び方以外変わらん。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-07 02:48:16
  • ふはっ、予想外でしたよ -- (名無しさん) 2014-04-25 06:04:22
名前:
感想/コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年08月15日 16:54