唯「あずにゃーん!」
梓「どうしたんですか?唯先輩」
唯「今日は何の日でしょう!」
梓「2月14日・・・あ、バレンタインですか?」
唯「そー!とゆーわけではいっ!」
そう言うと唯先輩は私に箱を渡した
梓「唯先輩が作ったんですか?これ」
唯「もっちろん!
あずにゃんの為に作ったんだよ!」
梓「ちゃんと食べれますよね?これ?」
唯「もーっ!失礼だなーあずにゃんはー。ちゃんと憂に教わりながら作ったからだいじょぶだよ!・・・たぶん」
最後の三文字がちょっと気になったけど私の為に唯先輩が作ってくれたんだし、頂くことにした。(断る理由ももちろんないけど)
箱をあけると中には猫耳つけてツインテール・・・つまり私の形をイメージしたチョコが入っていた。
唯「どうかな、あずにゃん?かなり頑張ったんだよ?」
梓「頑張ってる唯先輩が目に浮かびますよ」
口では冷静だけど内心はとても嬉しかった。
箱を開けて食べようとすると、
唯「あ、待って、あずにゃん」
梓「はい?」
唯先輩は私の持っている箱からチョコを取り出すと
唯「はい、あずにゃーん、あーん」
梓「!・・・い、頂きます・・・」
梓「・・・あ、おいしいですね。」
唯「でしょー?はい、あずにゃん、もう一口、あーん」
梓「あ、あーん・・・」///
唯「うふふ、あずにゃんがあずにゃん食べてるー」
梓「結構シュールですね、それ」
そして食べ終え、
梓「ごちそうさまでした。」
唯「あずにゃんに喜んでもらえて何よりだよ」
唯「それであずにゃん、」
梓「はい?」
唯「お返しはー?」
当然ながら予想してなかったので持っていない。
梓「ホ、ホワイトデーに・・・」
唯「えー」
梓「そんなこと言われても今持ってないですし」
去年の唯先輩みたいに何か持っていればよかったのだが生憎無い。
唯「うーん、あ!そうだ!」
何か思いついたような唯先輩、妖しい笑みを浮かべながら、ふふふとか言っている。
唯「えーい!」ダキッ
梓「はうっ」
梓「ど、どうしたんですか?いきなり」
とはいってもいきなり抱きついてくるのはいつものことである。
唯「ふふ、いただきまーす」
梓が何をと思う前に唇が押しつけられた。
梓「!・・・んっ」
梓(この柔らかい感触は・・・ってキス!?私今唯先輩と・・・はわわわ)
唯「んっ・・・」
梓(し、舌が・・・はぅ・・・頭ぼーっとしてきた・・・)
梓「んぁ・・・はぁ・・・んんっ」
しばらく舐めるとようやく唯先輩は口をはなした。
梓「はぁ・・・はぁ・・・ゆ、唯先輩?」
唯「ふふっ、チョコレート、おいしかったよ、あずにゃん。」
梓「はぅ・・・///」
唯「本当、可愛いねぇ、あずにゃんは」ギュー
梓「今度ちゃんとお返ししてやるです・・・///」
唯「ふふ、待ってるよ、あずにゃん。」
おわり。
- 巻き添え規制喰らってたんで直接。 -- (名無しさん) 2010-02-14 19:53:04
- ヴァレンタインやっふー! -- (鯖猫) 2013-08-12 01:22:40
最終更新:2010年02月14日 19:52