「唯先輩!憂から聞きましたよ!最近成績が落ちてるらしいですね!」
「うん…」
「なんたることですか!学生たるものちゃんと勉強してください!」
「でもでも、お言葉だけどあずにゃんが邪魔してるからできないんだよ?」
「なにおう!?私がいつ邪魔したんですか!」
「今だって…」

ふと冷静になると、私は唯先輩の背中にのし掛かるように抱きついていた。
でもこれは邪魔してるわけではない。ただ純粋に愛を示しているだけだ。

「そんなの言い訳です!」
「むー…そういうあずにゃんはどうなのさ?成績どうなの?」
「……」
「無視しないでよう!」

そりゃ、下がりこそすれ上がるわけはない。
なぜなら毎晩のように唯先輩とイチャイチャラブラブハァハァチュッチュッと絡み合っているわけで、そんなとろけた頭でまともに勉強なんてできるわけがないのだ。
でも、このまま成績が下がり続けて進級できないなんてことになるのも困る。ということで…

「唯先輩、今日から禁欲生活です。試験が終わるまではくっつくの禁止です!」
「うん、わかったー」
「もっと残念そうにしてくださいよ!張り合いがないじゃないですか!」
「えぇ…?ざ、残念だなー!」
「よろしい!」

こうして、私たちは夜寝る前に勉強を始めることにした。(なぜ当たり前のように泊まっているのか。それは恋人だから)

しかし…

(π…ぱい…唯先輩のおっぱ……い、いけない!今はとにかく勉強を…x…えっくす…せっ……)ムラムラ

「ああああああああああ!!」ガタァン!
「あっ、あずにゃん!?」
「唯先輩!もう我慢できません!」ガバッ
「きゃあっ?まだ始めてから1分も経ってないよ!?」
「悶々としたままじゃ集中できないんです!心も体もすっきりした方が効果的に勉強できるんです!んちゅー!」
「そっ、そんな…ひゃぁあっ……」

試験前日

「すっきりしすぎて全然勉強できませんでしたね。まったく、唯先輩のけだもの!」
「あずにゃんが襲ってきたんじゃん!!」
「まぁいいです。今日は変な気を起こすことのない英語をやりましょう」
「うん…」

(pain…ぺいん…ぱいん…唯先輩のおっぱいん…chew…唯先輩にチュー…)ムラムラ

「ああああああああああああああああああああ!!」ガタァン!
「まっ、また!?」
「いいんです!寒くて体があったまらないと勉強にも集中できないんです!んちゅー!」
「も…もうどうにでもなれぇ……」

答案返却日

「ヤバまさか赤点(Red Point)!?」
「いやギリクリアです!」

私たちは奇跡的に追試を免れました。
そう、二人の愛の力が試験を上回ったのです…!

「いやー、よかったねぇあずにゃん。これで一段落だね!」
「そうですね!…まぁ私の場合成績ダウンは必至なんですが」
「じゃあどっか遊びに行こっか!どこ行く?」
「んもう、唯先輩のばか!」
「えっ?」
「今夜は二人の愛の追試があるじゃないですか♪そのために体力を温存するんです♪」
「ひぃ…あずにゃんがっつきすぎだよう……」


おわり


  • これはよい暴走ネタ -- (名無しさん) 2010-07-29 23:24:17
  • あずにゃんの思考がいちいち酷くて笑えるww -- (名無しさん) 2010-07-30 09:35:38
  • なにこれぇww -- (名無しさん) 2010-09-23 02:47:44
  • もっとkwsk -- (名無しさん) 2010-09-23 21:00:14
  • おwwwいwww -- (名無しさん) 2012-12-31 00:20:20
  • イちャラブもいいけど勉強も -- (あずにゃんラブ) 2013-01-20 13:25:56
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最終更新:2010年02月19日 14:26