皆さんこんにちは。毎度お馴染み、たいやき大好き中野梓です。
突然ですが大変です。唯先輩に異変が起きてしまいました…!

唯「あ、梓さん…」
梓「唯先輩どうしたんですか?いきなり敬語なんて」
唯「わからないんです…朝起きたら敬語しか話せなくなってて」
梓「はぁ、なんだかよくわからないですが…いつも調子に乗ってる唯先輩が敬語っていうのは気分がいいですね」
唯「ひどいですよ梓さん!口調がおかしなだけで、それ以外は普段と同じなんですからね!ほら!」ギュー
梓「わ、ちょっと」
唯「どうですか…?私、普段と変わってないですよね…?」
梓「……!」ドキ!

な、なんだろうこの気持ち…敬語だと弱々しく感じるっていうか、母性本能をくすぐられるっていうか…守ってあげたい!
だって唯先輩、すっごく不安そうだもん!目とか涙ぐんでて、顔赤くて…
あぁ、かわいい!唯先輩かわいい!ていうか唯って呼びたい!むしろ後輩にしたい!唯!唯!唯!ゆーい!

唯「あの…」
梓「はっ…!つい妄想にひたっちゃってた…大丈夫だよ唯、私が守ってあげるからね」
唯「え?なんで急にため口なんですか…?」
梓「唯…かわいいー!」

…とまぁついうっかり妄想を口にしてしまいました。
ヤバい、何考えてんだ私…それにつけてもやっぱり唯先輩はかわいい!

梓「敬語同士で話すのもなんだし、私がため口で話せば自然になると思う!」
唯「はぁ…」
梓「いい?これからは唯、梓先輩って呼び合うの!わかった?」
唯「は、はい…梓先輩」
梓「ひゃうんっ!」ゾクゾク

あぁ、なにこの快感!唯先輩に梓先輩って言われるなんて…それだけでなんて全能感!
なんていうか…今まで感じたことのない感覚!これが先輩の気持ちなの!?

唯「…あの、梓先輩」
梓「ハァハァ…な…なに?」
唯「…もう一度抱きついてもいいですか?」
梓「え!そ、それは…もちろんいいよ?!なんてったって私は先輩だから!」
唯「ありがとうございます!ぎゅーっ」
梓「にゃ、にゃあ…」
唯「なんか私ホントの後輩になったみたいです♪先輩、だーい好き♪」
梓「……」ボフンッ

…なるほど、今までの唯先輩の気持ちがやっと理解できました。
いつも私を抱き締めたくなる気持ち、今なら痛いほど分かります!

梓「ゆ…ゆいにゃーん!」ギューッ
唯「きゃあっ!?梓先輩、苦しいですよぅっ!」

おわり

(おまけ:とある部室のティータイム )

梓「ところでこのノートパソコンは?」
唯「さわ子先生が持ってきたんです。しばらく使っててもいいらしいですけど、何か調べたいことあります?」
梓「うーん…エフェクターのこととか調べたいな。ていうかなに?その花飾り…」
唯「エフェクターですね!至急調べてみます!」カタカタカタカタ
梓「なっ…なんて速いキーボード裁き!」
唯「ありました!桜高校半径5キロ以内に楽器関係の店舗は3件!そのうちエフェクターの取り扱いに特化しているのは桜高校から1・5キロにある店舗です!
 その店舗のサイトを解析した結果、紬さんの家の会社の系列であることが分かりました!」カタカタカタカタカタカタ
梓「ちょちょ、待って!なんかキャラが変わってるよ!?」

ガチャ

紬「あぁら、二人で何をしているかと思えば…わたくしを琴吹紬と知っての狼藉ですの!?」
梓「は!?なんですかそのしゃべり方と扇子は!あ、律先輩大変です!さわ子先生が持ってきたパソコンで唯先輩がおかしくなりました!」
律「大丈夫だよ♪だって私…さわちゃん先生のこと信じてるから♪」ニッコリ
梓「律先輩までー!!」
唯「梓さん、いいエフェクターが見つかりましたよ!」

梓「ありがとー、お姉ちゃん♪…あ、あれ!?」


  • 澪だけ超電磁砲出てないんだよなww -- (名無しさん) 2010-06-06 06:52:43
  • 敬語の唯は新しいな
おまけはういはるな唯を想像してしまった -- (名無しさん) 2010-07-20 07:49:48
  • 唯春www -- (名無しさん) 2010-08-06 18:15:15
  • 敬語の唯かわいいー -- (名無しさん) 2010-08-28 22:31:52
  • おまけいらない -- (名無しさん) 2010-12-28 19:48:15
  • もう何がなんだか -- (あずにゃんラブ) 2013-01-20 15:25:07
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最終更新:2010年03月27日 13:47