唯「純ちゃんらっしゃい!お初にお目にかかれて光栄ですタイ!」
純「え、以前に知り合ってませんでしたっけ(タイ?)」
唯「この家で会うのは今日が初めてって意味だよ♪」
純(こっ…これが噂の、唯先輩クオリティっ!)
梓「純、なにハアハァしてんの」
憂「初っ端から飛ばすなぁ、お姉ちゃん」

リビング

唯「さあかけてかけて!うい~アイスぅ~」
純「す、すごい!なんかわかんないけど色々凄い!!」
梓「まあそれが唯先輩たる由縁だからね」
憂「ハイ、ちゃんと二人分のアイスもあるよぉ~♪」
純「そして当然のようなこの対応!」
梓「姉妹揃ってハイレベルなんだよ、この家は」

数分後

唯「純ちゃんってアレだよねー」
梓「伝わってませんから面倒臭がらないでください」
憂「うんうん、なんとなくオーラがね」
純「以心伝心!?」
唯「あ、憂もそう思う?えへへ~♪」
憂「えへへ~♪」
梓「私も姉妹に生まれてこれば…」
純「漏れてる漏れてる」

話を戻して

唯「つまり、純ちゃんはりっちゃんにどことなく似たオーラを醸し出している!!」
梓「つまりもなにも脈絡グチャグチャですって」
唯「褒めてくれるな梓君」
純「梓も何気に凄い!ちゃんとついていけてる!」
憂「純ちゃんも慣れれば楽しいよ」
純「私、今まで唯先輩も、アンタ達のことも甘く見てたわ」

更に話を戻して

梓「で、純のどこが律先輩に似てるって言うんですか」
純「わ、私も気になります!(澪先輩が好意を寄せる律先輩に近づくため!)」
唯「どこがって、オーラ?」
梓「他に言い方ないんですか。戦闘力とか」
純「スカウターかい」
憂「雰囲気かな、他の言い方で言うと」
唯「んまい!純ちゃん憂に座布団3枚!」
純「あ、はい!梓っ、座布団どこ!」
梓「多分あっち…」
純「おっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダ
唯「ね?りっちゃんぽいでしょ」
梓「バカっぽいところなんか特に」
憂「梓ちゃんそれは…」

純の帰還

純「座布団、リビングのやつで全部じゃん」
梓「純があまりに必死だったからつい」
憂「リビングのやつ使えばよかったのに…」ボソ
純「身体動かしたい気分だったからいいの!」
唯「だって。いいことしたねあずにゃん♪」
梓「ですよねゆいにゃん♪」
純「あーその…これいいの?」
憂「うんいつものことだよ」
純「……」

唯寝る

唯「zzz」
梓「寝ちゃいましたねゆいにゃん」
憂「梓ちゃん口調」
梓「寝ちゃいましたね唯先輩」
純「綺麗に言い直すんじゃないよ」
梓「いつのまにか寝ちゃったよ、唯」
純「深いよ…」

憂も寝る

唯憂「zzz」
純「フリーダムすなぁ」
梓「唯先輩の寝顔は眠気を誘うからね、あふぅ…」
純「梓まで寝る気!?」
梓「さすがに純一人残すわけにいかないでしょ」
純「一応感謝しとく…」

……

純「今日は凄まじい一日だった、もうマジと書いて本気で」
梓「逆でしょ」
純「つーか梓もよくうまくやってるよね」
梓「大したことじゃないよ。自然と慣れただけ」
純「でも凄いって、あの唯先輩相手にさ」
梓「純も軽音部に入ってたらわかるよ」
純「ま、そうなんだろうけどねー。でもやっぱり…」
梓「なに?」
純「私のいる部活にはこんな個性的な人いないもんさ」
梓「大丈夫。それは多分、純が浮きすぎてるだけだから」
純「よーし、アンタの私に対するイメージについて議論しようか」

……

梓「ぷにぷに、ぷにぷに」
唯「うにゃぁ…zzz」
梓「ふふ♪ゆいにゃんかーわいい♪」
純「飽きられる女ほど寂しい動物はいないよね」
梓「じゃあ憂のほっぺでもツンツンする?」
純「遠慮しとく、なんか殺されそう」
梓「憂はそんなことしないよぉ」
純「一応さ、保険として」
憂「うぅ~ん、あとは10分コトコト煮込むだけぇ~♪むにゃ…」
梓「……」
純「……」
梓「ね、大丈夫だから…」
純「お前が一番怖い!!」

……

純「なんだかんだで一時間」
梓「こんな調子でいいのかな」
純「ダメでしょーが、唯×梓スレなんだから」
梓「でもビミョーなところだよね。私さっきから唯先輩にベッタリだし」
純「説明文ないからわかりづらいけどね」
梓「いいもん、見られてない方が好きなだけベタベタできるもん」
純「私はむしろ直視することを拒む」
梓「ゆ~いせんぱい♪」スリスリ
純「大声で叫びたい」

……

梓「唯先輩好きです…大好きです」
唯「zzz」
純「本人が起きてる時にやれ」
梓「だって恥ずかしい」
純「案外憂は聴き耳立ててそうだけどね」
憂「…」
梓「あはは、ないない♪」
純(ん…?視界にノイズが…)

……

純「つーか告白する相手が違うでしょうに梓は」
梓「だって、このモヤモヤを誰かに打ち明けないと死んじゃってたもん!」
純「だからって私が被害者かい。不幸だ…」
梓「絶対の信頼を置いてるんだよ。純には」
純「他の先輩達でもよかったじゃん」
梓「部内は不味いんだよ。律先輩とかいるから」
純「でも唯先輩の言うとおり私が律先輩に似てるってんならさ…」
梓「純さん♪」
純「はい、決して漏らさないとここに誓います」

……

純「もういいよ疲れたよ寝るぞゴラァァァァ」
梓「そうだね、そろそろ潮時かもね」
純「あーあ、結局収拾付かなくなったじゃん」
梓「唯先輩と憂が寝ちゃったばっかりにね」
純「作者は何を考えてるんだ」
梓「多分今頃ムギ先輩の手で天に召されてる頃だと思う」
純「天使と死神は紙一重…ってね」
梓「じゃあ私は最後にやらなきゃいけないことがあるから」
純「あーはいはい、じゃあ私はあっち向いてるからさっさと済ませてよね」
梓「うん」
唯「すぅーすぅー」
梓「唯先輩……」

梓「愛してますよ…ん…」チュ
唯「んむぅ…zzz」
憂「……」

純(アレ、また視界にノイズが…)





GAME OVER


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最終更新:2010年08月08日 04:18