梓「憂は唯先輩を甘やかしすぎだと思う」
憂「えぇ~、そうかなぁ~」
純「なになに? なんの話?」
梓「聞いてよ、純。憂ったら、
二日に一度は唯先輩のアパートに行ってるんだよ」
純「そ、そんなに!?」
憂「だ、だって、ちゃんとご飯食べてるかなとか、
お部屋散らかしていないかなとか……心配になっちゃって……」
梓「だからって、憂が全部やっちゃったら、
家にいたときと変わらないじゃん。
せっかくの一人暮らしなんだから、
唯先輩も家事ができるよう頑張らせないと」
純「うん、まぁ梓の言う通りかもね」
憂「うぅ……で、でも、梓ちゃんも、
春休みはお姉ちゃんのアパートにずっとお泊りして、
いろいろお世話してたよね?」
純「……梓……」
梓「ち、違うの! あ、あれは……特訓! そう、特訓なの!
唯先輩が大学で音楽サークルに入ってもちゃんとついていけるよう、
ギターの特訓をしてただけなの! だから仕方なかったの!」
純「まぁ、梓もほどほどにね……」
梓「そんなに頻繁に泊まってないもん!」
憂「あ、そだ。梓ちゃん、
お姉ちゃんに頼まれてたアパートの合鍵、渡しておくね」
梓「う、憂! こんなとこで渡さないでよ!」
純「……梓……」
梓「ち、違うの! こ、これは……緊急用! そう、緊急用なの!
唯先輩のご両親は留守しがちだし、なにかあったとき部屋に入れる人が
憂以外にもいた方がいいからって! だから仕方ないの!」
純「うん、まぁ、ほどほどにね……」
梓「そんなに頻繁に行かないもん!」
憂「あ、そだ。梓ちゃん、昨日、
お姉ちゃんのアパートに下着忘れたでしょ。今日持ってき……」
梓「それはほんとにここで出さないで!」
純「……梓……」
梓「ち、違うの! こ、これは……前の! そう、
前お泊りしたときの替えの下着なの!
お泊りするんだから着替えもってくでしょ!
そのときのを忘れてただけなの!」
純「うん、わかったから、ほどほどにね……」
梓「違うから! その想像とは違うから!」
憂「あ、そだ。梓ちゃん、お姉ちゃんが、
今度の土曜日、お揃いのパジャマとか買いに行こうって……」
梓「今言わないでよ!」
純「……梓……」
梓「ち、違うの! こ、これは……その、えっと……
だから、つまり……」
純「ほどほどにね……」
梓「……はい」


  • 憂wwちっとは空気読んでくれw -- (名無しさん) 2010-09-20 17:50:20
  • 副題は「憂ちゃんの逆襲」ですかね -- (通りすがりの百合スキー) 2011-02-01 19:28:24
  • 憂さんwwあからさまに悪意が見えますよw -- (鯖猫) 2012-09-18 13:56:08
  • あずにゃんもほどほどにね。憂ちゃんもほどほどに。純ちゃんも多目に見てあげて。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-12 15:33:16
  • 憂やるなwww -- (名無しさん) 2013-01-23 22:45:46
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最終更新:2010年09月16日 14:04