あずにゃん、遊○王やろうよ!」
「また、いきなりですね」
「ねぇ~ねぇ~、やろ~よ~」
「仕方ありませんね、その代わり一回だけですよ?」
「わ~い、やった~! あずにゃん大好き~♪」

 心底嬉しそうに勢い良く抱き着く唯。

「にゃあっ!?」
「と言う訳で早速、『所有者の刻印』を発動!」
「はい?」

 呆気にとられる梓。
 それもそのはず、ゲームすら始めていないのに突然魔法カードの使用を宣言されれば当然である。

 ツッコミを入れようとした梓だったが、首筋に走った刺激によりソレは叶わなかった。


「ゆ、唯先ぱ……ふにゃあっ!!?」

 唯は抱き着いたまま梓の首筋に吸い付き、幾つかの赤い『刻印(しるし)』を梓の白い肌につけていった―――。

  ―――――――――。
「……これで皆にも『あずにゃんは私のモノ』って言うのが判りやすくなったね」

 梓の首にキスマークをつけてご満悦な唯は梓の耳元で優しく囁いたが梓からの反応はなかった。

「あ、あず……にゃん?」
「……ぉ」
「お?」
「……お返しです、ずっと私のターン!」

 そう言うや梓は唯をソファーに押し倒した。

「あ、あずにゃ……あ……そ、そこはらめぇ~……ふ、ふにゃあ~~~~~!!!」

 ―――――――――。

「さすがの唯も『リミッター解除』した梓には敵わないか……」
「それより澪、私をチューニングして一緒にシンクロ召喚しないか?」

「ねぇ、ムギちゃん。コレな~んだ?」
「さわ子先生ったら『超融合』だなんて……どんとこいです!」

 ―――――――――。

「ふぅ……ガッチャ!! いい決闘(デュエル)でしたよ、唯先輩♪」

  • オワレ



  • ・・・・・ -- (名無し) 2010-11-11 11:14:04
  • え、ええ・・・? -- (柚愛) 2010-11-11 22:46:53
  • お、おう… -- (名無しさん) 2011-12-16 21:08:45
  • ダメだチューニングわからねぇ…見たのGXまでだし… -- (名無しさん) 2014-02-22 19:31:09
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最終更新:2010年10月10日 17:37