「これより、第98回定例会議を始めるわ。今回の報告は?」
「はっ、Re:2から録音テープが届いております」
「音声だけ?」
「何者かの妨害を受け、映像が乱れているとのことです」
「妨害……?」
「Re:2も負傷した模様で、休暇が欲しいと連絡が来ています」
「仕方がないわね。特別給与を挙げてちょうだい。音声は無事なのね?」
「そのように報告を受けています。早速お聞きになりますか?」
「確認したいし、お願いするわ」
「わかりました」
ピッ
『せ、先輩……』
『まぁ、脱いで横になって』
『はい……』
スルスルスル……、パサッ。
ギシッ……。
『じゃあ、いくよ?』
『お願いします……』
ギッ……! ギッ……!
『んっ……! んぅっ!』
『あっ、ごめん! 痛かった?』
『いや、気持ちいいですよ』
『よかった……。続けるね?』
『はい』
ギッ……! ギッ……!
あずにゃん、結構やわらかいね』
『そうですか? よく知らないのでわからないですけど』
『ここは、どうかな?』
『ひぅっ! そ、そこはだめ……!』
『ここがいいんだよねぇ。ほれほれ』
『あっ、あぁっ! ちょっと、痛いですっ』
『もう少しやると気持ち良くなるよ』
『そう、なん、です、かっ!?』
ギッ……! ギッ……! ギッ……!
『どう? あずにゃん』
『なんだか、気持ちよくなってきました……』
『ほぐれてきた証拠だよ。いい感じになってるね』
『あぁ、このまま気絶しちゃいそうです……』
『いいよ……? そのままいっても』
『い、いや。だめですよ。迷惑になっちゃうし……』
『私は別に気にしないけど』
『私が気にするんです!』
ガバッ!
『私ばっかり気持ち良くなって、何だか悪いです』
『いいんだよ。私がしたくてしているだけだし』
『私にも、させてください……』
『ちょ、ちょっと……!?』

『ほら、横になってくださいよ』
『わ、私はいいよ!』
『あれ? 唯先輩、こういうの弱いんですか?』
『私はどちらかというと、してあげるほうだし……』
『さっきのおかえしです』
ギッ……! ギッ……!
『あ、あずにゃん……、上手。すごく気持ちいい……』
『どうも。続けますよ?』
ギッ……! ギッ……!
『唯先輩って、意外と大きいですね』
『そうかな?』
『触るとよくわかりますよ?』
『私、よくわからなかったからもう一回やらせて……?』
『ちょっと、今は私が……。あっ!』
『今夜は寝かさないぞ、子猫ちゃん!』
『ちょっと、目が怖い……ザザザザザザッ!』
ピー
「あのRe:2のステルスを見破るなんて……。今後の収集も危険だわ。すぐに対策本部の設置を……」
「その必要はないわ!」
「!?」
二人しかいないはずのこの会議室。そこに高らかに響く謎の声。
「この世には、触れられたくない秘密の花園がある」
「特に愛する二人だけの世界は汚してはならないのよ。だが、それを覘いて私利私欲に利用しようとする者もいる」
「人、それを”出歯亀”と言う!」
「誰!?」
「あなた達に名乗る名前は無いわ!」
そして現れる謎の人物。マスクをしていて顔も判別できない。
「ここまで侵入してくるとは……。あの妨害もあなたの仕業ね?」
「そうよ。悪しき魔の手から愛の巣を守れとの命により、ここに正義の鉄槌を下す!」
「こしゃくな。そう簡単にやられはしないわ!」
「成敗!」
───
「あれ? 憂がいない」
「どこいったんでしょう?」
「あずにゃんが泊まるから、ご飯多めにしてほしいのに……」
「……やっぱり帰ります」
「えぇ~!? だめだよぅ」
「駄々こねないでください。憂にも迷惑になっちゃいますし」
「まだあずにゃんとしたりないよぅ」
「そんな誤解を招くような言い方しないでください!」
「だって、気持ちいいんだも~ん」
「そんなマッサージぐらいで……」

数日後
「あれ? りっちゃんとムギちゃんは?」
「何だかケガをしていて休むそうだぞ?」
「心配ですね。二人とも」
……平沢唯は気づいていない。
(これでしばらくは、お姉ちゃんも安心して梓ちゃんといちゃいちゃできそうね)
いつも見守る1つの影があることを……。

そしてその頃、ケガをした二人は……
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
「うううぅ……、眉毛だけはご勘弁を……」
悪夢にうなされていた。
END


  • ナイスジョブ憂 -- (名無しさん) 2010-11-19 03:58:57
  • これに懲りて律先輩もムギ先輩もあずにゃんと唯先輩を邪魔せぬよう -- (あずにゃんラブ) 2013-01-12 10:10:52
  • 安定の憂選手w -- (名無しさん) 2013-07-30 14:31:59
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最終更新:2010年10月29日 02:09