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唯×紬 @ ウィキ
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yuimugi

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だれでも歓迎! 編集
「唯ちゃん、おはよう」

どきん。
私は胸が高鳴ったのを隠そうと、無理矢理笑顔を浮かべると振り向いた。
後ろには、やっぱりムギちゃんがいた。

「おはよう、ムギちゃん!」
「唯ちゃん、一緒に学校まで行っていい?」
「うん!」

私は勢いよく頷いた。
ムギちゃんは、「ありがとう」とふんわり笑った。

あ、今ちょっと頬が熱くなっちゃった。

私は慌てて顔を逸らすと、「今日はいい天気だね!」と話を逸らした。
ムギちゃんは「そうねえ」と頷きながら、突然私の手を掴んで立ち止まらせた。

「ムギちゃん?」

私の手と、ムギちゃんの手が重なってる。
それだけで、どきどきが止まらない。

「唯ちゃん、あのね」

あれ?ムギちゃんが言いよどんでる。
心なしか、手が震えてる気がする。

こ、これってもしかして……!?

「私、一度遅刻してみたいの!」
「……へ?」
「りっちゃんと澪ちゃんみたいに、遅刻して、唯ちゃんと二人で先生に怒られてみたい!」

あ、うん。
私は変な期待をしてしまった自分がバカらしくなってしまった。
そうだよ、ムギちゃんが私のこと「好き」だなんていうはず、ないもんね。

でも今、ムギちゃんは「唯ちゃんと二人で」って言ったよね?
……脈あり、って思っていいのかな?

「うん、いいよムギちゃん!遅刻、しちゃおっか!」
「ほんと!?」
「とりあえず、どっかで時間でも潰そうよ!」

私はムギちゃんの手をぎゅっと握り直した。
ムギちゃんが、それに答えてくれる。

今はただの友達でもいい。
でもいつか――なんてね。

終わる。



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