冬の空の下を歩きながら、私は唯ちゃんの手をぎゅっとにぎる。
手袋をしていても、そのぬくもりは優しく私の手に伝わってくる。
手袋をしていても、そのぬくもりは優しく私の手に伝わってくる。
紬「…唯ちゃん」
唯「ん?」
紬「え、えっと…寒いね」
唯「うん…もう暗いからね」
紬「…唯ちゃんはなにをお願いしたの?」
唯「ふふ、いつ聞かれるかと思ってたよー。なんだと思う?」
紬「うーん…」
唯「ん?」
紬「え、えっと…寒いね」
唯「うん…もう暗いからね」
紬「…唯ちゃんはなにをお願いしたの?」
唯「ふふ、いつ聞かれるかと思ってたよー。なんだと思う?」
紬「うーん…」
正直、深く考えるほど思考回路に余裕がなかった。
だってこうして唯ちゃんと手をつないでいるだけで、頭がドキドキしちゃってしょうがないんだもの。
でも…考えなくても、唯ちゃんのお願いはなんとなく分かるような気がした。
それは長いつきあいだからなのか、唯ちゃんの恋人だからなのか…どちらにしても、私は唯ちゃんのことならなんでもお見通し。
…だと思う。思いたい。うー…
だってこうして唯ちゃんと手をつないでいるだけで、頭がドキドキしちゃってしょうがないんだもの。
でも…考えなくても、唯ちゃんのお願いはなんとなく分かるような気がした。
それは長いつきあいだからなのか、唯ちゃんの恋人だからなのか…どちらにしても、私は唯ちゃんのことならなんでもお見通し。
…だと思う。思いたい。うー…
唯「ム、ムギちゃん?そんなに悩まなくても…」
紬「はっ…ごめんなさい、つい…」
唯「それで…わかった?私のお願い」
紬「…たぶん、だけどね。みんなが幸せになれる内容だと思う」
唯「おぉっすごい!正解は『皆がおいしいもの食べて、笑っていられますように』だよ!」
紬「うふふ、唯ちゃんらしいね」
唯「…でもね」
紬「はっ…ごめんなさい、つい…」
唯「それで…わかった?私のお願い」
紬「…たぶん、だけどね。みんなが幸せになれる内容だと思う」
唯「おぉっすごい!正解は『皆がおいしいもの食べて、笑っていられますように』だよ!」
紬「うふふ、唯ちゃんらしいね」
唯「…でもね」
唯ちゃんは立ち止まると、そっと私の耳元で囁いた。
唯「半分不正解かな。お願いはもうひとつあるのですっ」
紬「もうひとつって…?」
唯「…きっと、ムギちゃんとおんなじだと思う」
紬「!!」
唯「あはは、ムギちゃん顔まっかだよ?なにお願いしたのさー?」
紬「そ、それは…ないしょ」
唯「えー?おんなじなら恥ずかしがらなくたっていいのにー」
紬「もうひとつって…?」
唯「…きっと、ムギちゃんとおんなじだと思う」
紬「!!」
唯「あはは、ムギちゃん顔まっかだよ?なにお願いしたのさー?」
紬「そ、それは…ないしょ」
唯「えー?おんなじなら恥ずかしがらなくたっていいのにー」
唯ちゃんの顔が、私の顔のすぐ横にある。唯ちゃんの柔らかい体の感触が、とてもあたたかく感じられる。
ただそれだけで、こんなにも…
ただそれだけで、こんなにも…
紬「…じゃ、二人一緒に言うっていうのは…?」
唯「いいね!じゃあせーので言ってみよう!」
紬「うん…」
唯「せーのっ」
唯「いいね!じゃあせーので言ってみよう!」
紬「うん…」
唯「せーのっ」
唯紬「「ムギ(唯)ちゃんと、いつまでも一緒にいられますように!」
…こんなにも、幸せだ。
おしまい