ピンポーン…
唯「はーい!」
インターホンを鳴らすとほぼ同時に、唯ちゃんが勢いよく飛び出してきた。まるで、扉の前にずっといたかのように。
紬「唯ちゃんこんにちは、今日はお邪魔します」
唯「うん!入って入って!」
唯「うん!入って入って!」
私は今日、唯ちゃんの家に遊びにきた。それも一人で…
少し緊張するけど、憂ちゃんもいるし二人きりにはならないよね。ホッとするような残念なような…
少し緊張するけど、憂ちゃんもいるし二人きりにはならないよね。ホッとするような残念なような…
唯「憂はあずにゃんとお出かけでいないから、気を使わないでいいよ!」
紬「えぇっ!?」
唯「どしたの?あ、お茶持ってくから部屋で待ってて?」
紬「お、御気遣いなく…」
紬「えぇっ!?」
唯「どしたの?あ、お茶持ってくから部屋で待ってて?」
紬「お、御気遣いなく…」
私と唯ちゃんがこの家で二人きり…!?ど、どうしよう…嬉しいような恥ずかしいような…
唯「ムギちゃん?どうかした?」
悶々としていると、お盆を持った唯ちゃんがきょとんとした表情で私を見ていた。
いけない、せっかく唯ちゃんの家に来てるんだもの、失礼のないようにしなくちゃ!
いけない、せっかく唯ちゃんの家に来てるんだもの、失礼のないようにしなくちゃ!
紬「な、なんでもない!ところでこれ、素敵なぬいぐるみね!」
唯「かわいいでしょー!あ、お茶持ってきたよ!あとケーキも!」
紬「あ、ありがとう!すごくおいしそうね!いただきます!」
唯「かわいいでしょー!あ、お茶持ってきたよ!あとケーキも!」
紬「あ、ありがとう!すごくおいしそうね!いただきます!」
唯「ねぇねぇムギちゃん♪」
紬「な、なに?」
唯「ケーキ、食べさせてー?」
紬「た…食べ…ええ?」
唯「はーやーくー、あーん」
紬「な、なに?」
唯「ケーキ、食べさせてー?」
紬「た…食べ…ええ?」
唯「はーやーくー、あーん」
断るわけにもいかず、私はおずおずと唯ちゃんの口にケーキを一口差し出す。
うう、たったこれだけのことなのに、なんでこんなにどぎまぎしてるんだろ私!?
うう、たったこれだけのことなのに、なんでこんなにどぎまぎしてるんだろ私!?
唯「モグモグ…うん、おいしー♪」
紬「そ、そう…」
唯「じゃあ今度はムギちゃんね!あーんして♪」
紬「わ、私はいいわ!自分で食べられ…ん、むぐ…」
紬「そ、そう…」
唯「じゃあ今度はムギちゃんね!あーんして♪」
紬「わ、私はいいわ!自分で食べられ…ん、むぐ…」
唯ちゃんは無理矢理私の口にケーキを押し込んだ。く、苦しい…
でも、そのケーキは今まで食べたどんなものよりも甘く感じられた。
でも、そのケーキは今まで食べたどんなものよりも甘く感じられた。
唯「どう?おいしい?」
紬「う、うん…おいしいわ」
唯「よかったぁ!そうだムギちゃん、もう一つお願いごとがあるんだー」
紬「お願いごと?なあに?」
唯「膝まくら、してほしいの!」
紬「ひ、膝まくら?な、なんでそんな…」
唯「やっぱり、ダメ?」
紬「う…い、いいけど…」
唯「やったー♪じゃあ早速…」
紬「う、うん…おいしいわ」
唯「よかったぁ!そうだムギちゃん、もう一つお願いごとがあるんだー」
紬「お願いごと?なあに?」
唯「膝まくら、してほしいの!」
紬「ひ、膝まくら?な、なんでそんな…」
唯「やっぱり、ダメ?」
紬「う…い、いいけど…」
唯「やったー♪じゃあ早速…」
どうしよう、私さっきからされるがままになってる…ていうか今日の唯ちゃん、なんかいつもより大胆なのは気のせい!?
などと考えているうちに、唯ちゃんは私の太ももの上に頭を乗せる。
唯「やっぱりムギちゃんの膝まくら、すごく柔らかくて気持ちいいやー♪」
紬「もう、唯ちゃんたら…」
唯「えへへー♪」
紬「もう、唯ちゃんたら…」
唯「えへへー♪」
私は優しく唯ちゃんの髪を撫でながら、幸せな気分で心が満たされていくのを感じていた。
唯ちゃんて、すごくいい匂いがして、柔らかいんだな…どうして今まで気付かなかったんだろう。
唯ちゃんて、すごくいい匂いがして、柔らかいんだな…どうして今まで気付かなかったんだろう。
紬「今日の唯ちゃん、なんだかいつもより甘えんぼさんね」
唯「だって、二人きりじゃないとムギちゃんに甘えらんないんだもん」
紬「それじゃあ、私も甘えていいかしら?」
唯「えー、どうしようっかなー?あ、喉乾いちった」
唯「だって、二人きりじゃないとムギちゃんに甘えらんないんだもん」
紬「それじゃあ、私も甘えていいかしら?」
唯「えー、どうしようっかなー?あ、喉乾いちった」
私はお茶を飲もうと起き上がった唯ちゃんの体を、そっと抱き締める。
その体は、力を入れたら壊れてしまうのではないかというくらいに柔らかった。
その体は、力を入れたら壊れてしまうのではないかというくらいに柔らかった。
唯「きゃ、ムギちゃ…やめてよー♪」
紬「だーめ、私だって唯ちゃんに甘えたいんだから」
唯「もー…ムギちゃんだって甘えんぼじゃんか!」
紬「うふふ、いいでしょー♪私、唯ちゃんのこと大好きなんだもん」
唯「ムギちゃん…えへへ、私も大好きだよ♪」
紬「うん…ありがと♪」
唯「こちらこそ♪」
紬「だーめ、私だって唯ちゃんに甘えたいんだから」
唯「もー…ムギちゃんだって甘えんぼじゃんか!」
紬「うふふ、いいでしょー♪私、唯ちゃんのこと大好きなんだもん」
唯「ムギちゃん…えへへ、私も大好きだよ♪」
紬「うん…ありがと♪」
唯「こちらこそ♪」
終わり
唯「じゃあ私、お茶のおかわりいれてくるね!」
紬「うん、いってらっしゃい」
紬「うん、いってらっしゃい」
一人になって何気なく部屋を見渡すと、唯ちゃんのベッドが目に入る。そうだ、寝たふりして驚かせちゃおう…
ベッドに横になり目を瞑ってしばらくすると、唯ちゃんが部屋に入ってきた。
ベッドに横になり目を瞑ってしばらくすると、唯ちゃんが部屋に入ってきた。
唯「お待たせー♪あれ…?」
紬「……」
唯「ムギちゃん、寝ちゃったの?」
紬「……」
唯「うー…」
紬「……」
唯「ムギちゃん、寝ちゃったの?」
紬「……」
唯「うー…」
薄目を開けて様子を伺うと、困った表情の唯ちゃんが私を見つめていた。ふふ、かわいいなぁ…
唯「あ、そうだ!寝てるなら…うひひ」
紬「……?」
紬「……?」
何をするんだろうと不思議に思っていると、唯ちゃんは携帯を取り出して写真をカシャリと撮った。
もう、無防備な寝顔を撮るなんて…そういえば、いつぞやのりっちゃんも同じことしてたんだっけ。後で二人に同じことしてあげなきゃな。
もう、無防備な寝顔を撮るなんて…そういえば、いつぞやのりっちゃんも同じことしてたんだっけ。後で二人に同じことしてあげなきゃな。
唯「うーん、でも退屈だなぁ…起こしたら悪いし、一人じゃすることないや…」
紬「……」
紬「……」
唯ちゃんも退屈してるし、そろそろ起きて驚かせちゃおう。そう思って起き上がろうとすると――
唯「ムギちゃん、一緒に寝てもいいよね!」
紬「……!?」
紬「……!?」
そう言うと唯ちゃんは、ベッドに上がって後ろから私に抱きついた。
それだけではない。さらに足を絡ませたり、顔を押し付けたり…とにかく背中に唯ちゃんが密着しているのだ。
なぜか、さっき抱きつかれた時よりも敏感に唯ちゃんの感触が感じられて、寝たふりどころではない。
それだけではない。さらに足を絡ませたり、顔を押し付けたり…とにかく背中に唯ちゃんが密着しているのだ。
なぜか、さっき抱きつかれた時よりも敏感に唯ちゃんの感触が感じられて、寝たふりどころではない。
唯「んー、ムギちゃーん…」
紬「ゆ…ゆゆ、唯ちゃん?」
唯「ありゃ、起こしちゃった?ごめんねー」
紬「そ、それはいいんだけど、その…」
唯「あ、私ばっかり抱きついたら悪いよね!ごめんごめん」
紬「ゆ…ゆゆ、唯ちゃん?」
唯「ありゃ、起こしちゃった?ごめんねー」
紬「そ、それはいいんだけど、その…」
唯「あ、私ばっかり抱きついたら悪いよね!ごめんごめん」
そうじゃなくて…と言う間もなく、唯ちゃんは私の正面に移動した。
吐息がかかる距離に唯ちゃんの顔が現れただけでも驚いてしまうのに、さらに抱きつかれて、いっそう鼓動が高まってしまう。
吐息がかかる距離に唯ちゃんの顔が現れただけでも驚いてしまうのに、さらに抱きつかれて、いっそう鼓動が高まってしまう。
紬「ゆ…ゆい…ちゃ…」
唯「ムギちゃんあったかいなぁ♪それじゃあ二人でお昼寝しよっか」
紬「う…うん…」
唯「ほら、もっとギューッてしていいよ?」
紬「こ、こう?」
唯「うく…ちょっと苦しい…」
紬「ご、ごめんなさい!大丈夫?」
唯「うん、大丈夫!ムギちゃんてホントに柔らかくてあったかいね♪」
紬「そうかな?唯ちゃんもあったかいわよ?」
唯「ムギちゃんあったかいなぁ♪それじゃあ二人でお昼寝しよっか」
紬「う…うん…」
唯「ほら、もっとギューッてしていいよ?」
紬「こ、こう?」
唯「うく…ちょっと苦しい…」
紬「ご、ごめんなさい!大丈夫?」
唯「うん、大丈夫!ムギちゃんてホントに柔らかくてあったかいね♪」
紬「そうかな?唯ちゃんもあったかいわよ?」
唯「えへへ…じゃあ、おやすみムギちゃん♪」
紬「おやすみなさい、唯ちゃん♪」
紬「おやすみなさい、唯ちゃん♪」
ずっとドキドキしていて、眠れるわけないと思ったけど…唯ちゃんの匂いを嗅いでいると、とても穏やかな気持ちになって、
夕方帰ってきた憂ちゃんが起こしにくるまで、すっかり熟睡してしまいました。
もっとお話とかしたかったけど…幸せな時間だったし、まあ、いっか♪
夕方帰ってきた憂ちゃんが起こしにくるまで、すっかり熟睡してしまいました。
もっとお話とかしたかったけど…幸せな時間だったし、まあ、いっか♪
終わり