唯×紬=?
私と唯ちゃんが顔を合わせるのは、基本的に学校にいる間と下校時のわずかな時間だけだ。
そのうち、二人きりになれる時間というのは本当にわずかしかない。
私は今のままで十分なんだけど、唯ちゃんは不満なようで…
そのうち、二人きりになれる時間というのは本当にわずかしかない。
私は今のままで十分なんだけど、唯ちゃんは不満なようで…
唯「ムギちゃんともっと二人きりになりたい!」
放課後、二人きりの部室。テーブル越しに向き合った唯ちゃんが高らかにそう言った。
突然そんなこと言われても、どう反応していいか分からない…
突然そんなこと言われても、どう反応していいか分からない…
紬「…うん」
唯「うんじゃなくってー!もう、ムギちゃんはそう思わないの?」
紬「私は別に今のままでも…皆といるの楽しいし」
唯「ムギちゃんはわかってないなぁ。お友達と一緒にいる時間と好きな人と一緒にいる時間は別物なんだよ?」
紬「そ、そうなの?」
唯「そうなのです!甘い物は別腹って言うでしょ?それと同じだよ!」
紬「そっかぁ…なるほど」
唯「うんじゃなくってー!もう、ムギちゃんはそう思わないの?」
紬「私は別に今のままでも…皆といるの楽しいし」
唯「ムギちゃんはわかってないなぁ。お友達と一緒にいる時間と好きな人と一緒にいる時間は別物なんだよ?」
紬「そ、そうなの?」
唯「そうなのです!甘い物は別腹って言うでしょ?それと同じだよ!」
紬「そっかぁ…なるほど」
唯ちゃんの言うことには不思議な説得力があった。
確かに、私にとって唯ちゃんといる時間は他の皆といるのとは違うものだと思う。
甘いというかふわふわしてるというか、とっても居心地がいいのだ。…それがちょうど今の時間なんだけど。
確かに、私にとって唯ちゃんといる時間は他の皆といるのとは違うものだと思う。
甘いというかふわふわしてるというか、とっても居心地がいいのだ。…それがちょうど今の時間なんだけど。
唯「もっと二人っきりになる方法、なにかないかなー?」
紬「うーん…どうかしらー♪」
唯「…ムギちゃん、真面目に考えてる?」
紬「え?も、もちろん!」
唯「ホント?さっきから私の顔ばっかり見てるじゃん」
紬「そ、そう?気のせいじゃない?」
唯「もう、ムギちゃんはしょうがないなー♪」
紬「あ…えへへ…」
紬「うーん…どうかしらー♪」
唯「…ムギちゃん、真面目に考えてる?」
紬「え?も、もちろん!」
唯「ホント?さっきから私の顔ばっかり見てるじゃん」
紬「そ、そう?気のせいじゃない?」
唯「もう、ムギちゃんはしょうがないなー♪」
紬「あ…えへへ…」
唯ちゃんに頭を撫でられながら、私はあることを思ついた。
紬「ねぇ、唯ちゃん」
唯「ん?」
紬「一緒にいる時間を増やすのは難しいかもしれないけど…その代わりに今までの二倍仲良くするっていうのはどう?」
唯「二倍?」
紬「そう。そうしたら今までの二倍一緒にいるってことになるじゃない」
唯「ふむふむ…」
唯「ん?」
紬「一緒にいる時間を増やすのは難しいかもしれないけど…その代わりに今までの二倍仲良くするっていうのはどう?」
唯「二倍?」
紬「そう。そうしたら今までの二倍一緒にいるってことになるじゃない」
唯「ふむふむ…」
唯ちゃんはしばらく考えてから、パッと顔を輝かせた。どうやら、私の言いたいことがわかってもらえたようだ。
唯「なるほど名案だね!すごいねムギちゃん、天才だよ!」
紬「そ、そんな…大げさよ」
唯「でも二倍仲良くするって言っても、具体的に何すればいいのかな?」
紬「それは…うーん?」
唯「そうだ!ずっと手を繋いでよう!」
紬「じゃあ…私は唯ちゃんにケーキ食べさせてあげる♪」
紬「そ、そんな…大げさよ」
唯「でも二倍仲良くするって言っても、具体的に何すればいいのかな?」
紬「それは…うーん?」
唯「そうだ!ずっと手を繋いでよう!」
紬「じゃあ…私は唯ちゃんにケーキ食べさせてあげる♪」
唯「ムギちゃん、隣に座りなよ!今度からりっちゃんと席替え!」
紬「うん♪」
紬「うん♪」
私は席を移動すると、既に口を開けて準備万端な唯ちゃんにケーキを食べさせてあげた。
唯「おいひー♪」
紬「よかった♪ね、こうすれば二倍楽しいでしょ?」
唯「うん♪ムギちゃん、もっとくっつきなよー」
紬「あ…うん」
紬「よかった♪ね、こうすれば二倍楽しいでしょ?」
唯「うん♪ムギちゃん、もっとくっつきなよー」
紬「あ…うん」
肩と肩をくっつけて手を繋いでいると、不思議とぽかぽかしてきた。
自分で言うのもなんだけど…唯ちゃんのいう通り、私の提案は名案なのかもしれない。
だってこうすれば、色々なものが二倍になるから。唯ちゃんから感じるぬくもりも、今まで感じていた幸せも、一緒にいられることの嬉しさも。
自分で言うのもなんだけど…唯ちゃんのいう通り、私の提案は名案なのかもしれない。
だってこうすれば、色々なものが二倍になるから。唯ちゃんから感じるぬくもりも、今まで感じていた幸せも、一緒にいられることの嬉しさも。
唯「ところで、ケーキも二倍にならないかな?」
紬「だーめ♪」
紬「だーめ♪」
おしまい