誰のもの?
唯「ムギちゃん♪」
紬「唯ちゃん♪」
紬「唯ちゃん♪」
今日も今日とて私とムギちゃんは、部活が始まる前のわずかな間を利用してふわふわスイートなLOVE☆LOVE時間を過ごしていました。
しかしそんな幸せな時間も長くは続きません。バーンとドアを開いて、りっちゃんが部室へとなだれ込んできたのです。
しかしそんな幸せな時間も長くは続きません。バーンとドアを開いて、りっちゃんが部室へとなだれ込んできたのです。
律「おーっす!待たせたなー!」
唯「り、りっちゃん!…別に待ってないもん」
紬「そんなこと言っちゃダメよ?さ、皆でお茶にしましょう」
律「その前に私もあっためてくれよムギー」
紬「きゃ?」
唯「な…!」
唯「り、りっちゃん!…別に待ってないもん」
紬「そんなこと言っちゃダメよ?さ、皆でお茶にしましょう」
律「その前に私もあっためてくれよムギー」
紬「きゃ?」
唯「な…!」
私は絶句してしまいました。無理もないです。なんとりっちゃんは、ムギちゃんにいきなり抱きついたのですから…
律「んーやっぱムギはあったけーなー♪」
紬「ちょ、ちょっとりっちゃん、くすぐったいわ♪」
紬「ちょ、ちょっとりっちゃん、くすぐったいわ♪」
なんということでしょう、ムギちゃんもまんざらでもなさそうです。
おのれりっちゃん隊員…人の恋人をたぶらかすなんて絶対許せない!
おのれりっちゃん隊員…人の恋人をたぶらかすなんて絶対許せない!
唯「りっちゃん!」
律「んー?なんだ唯?」
唯「ムギちゃんから離れてよ!ムギちゃんにぎゅってしていいのは私だけなんだから!」
律「なんだ唯、お前焼きもち焼いてんのかー?んー?」
唯「う…と、とにかく離れて!」
律「んー?なんだ唯?」
唯「ムギちゃんから離れてよ!ムギちゃんにぎゅってしていいのは私だけなんだから!」
律「なんだ唯、お前焼きもち焼いてんのかー?んー?」
唯「う…と、とにかく離れて!」
律「やーだねー♪だってムギあったけーんだもん」
紬「きゃ、りっちゃん?」
紬「きゃ、りっちゃん?」
りっちゃんはムギちゃんの胸に顔を埋めました。あれは私だけの特権なのに!!
唯「い、いいから離れてりっちゃん!ムギちゃんは私のなの!」
律「付き合ってるからって調子に乗んなよー?ムギは皆のムギなんだ!それはつまり私のでもあるんだっ!」
唯「違うー!私のー!」
律「私のだ!」
紬「ちょ、ちょっと二人ともケンカはダメ…」
唯「ムギちゃん、ムギちゃんは私のものだよね?」
紬「えぇ?」
律「私のだよな?私は部長だし!」
紬「えっと…」
唯「ちょっとりっちゃん!それは今関係ないでしょ!?」
律「あるね!なぜなら部長は誰よりも偉いから!さぁ選べムギ!お前は誰のものなんだ!?」
唯「私のだよね!」
律「私のだよな!」
紬「えっと…わ、私は…」
律「付き合ってるからって調子に乗んなよー?ムギは皆のムギなんだ!それはつまり私のでもあるんだっ!」
唯「違うー!私のー!」
律「私のだ!」
紬「ちょ、ちょっと二人ともケンカはダメ…」
唯「ムギちゃん、ムギちゃんは私のものだよね?」
紬「えぇ?」
律「私のだよな?私は部長だし!」
紬「えっと…」
唯「ちょっとりっちゃん!それは今関係ないでしょ!?」
律「あるね!なぜなら部長は誰よりも偉いから!さぁ選べムギ!お前は誰のものなんだ!?」
唯「私のだよね!」
律「私のだよな!」
紬「えっと…わ、私は…」
ムギちゃんが口を開いた瞬間、頭上から押し殺したような恐ろしい声が聞こえてきました。
聞き覚えのあるその声の持ち主は…
聞き覚えのあるその声の持ち主は…
澪「お前らは…な、に、やってんだ!!」ゴツン!
律「あいだっ!!」
律「あいだっ!!」
澪ちゃんでした。
鬼のような形相で、りっちゃんの頭にゲンコツを振り下ろしていました。
鬼のような形相で、りっちゃんの頭にゲンコツを振り下ろしていました。
律「な、なんで私だけぇ…」
澪「なんでじゃないだろ!ムギが困ってるのに何やってんだ!」
律「え、ええと…」
唯「澪ちゃん!りっちゃんね、私からムギちゃんを取ろうとしたんだよ!愛人になろうとしたんだよ!」
澪「あ、愛人…」
澪「なんでじゃないだろ!ムギが困ってるのに何やってんだ!」
律「え、ええと…」
唯「澪ちゃん!りっちゃんね、私からムギちゃんを取ろうとしたんだよ!愛人になろうとしたんだよ!」
澪「あ、愛人…」
澪ちゃんはショックを受けたような顔をしました。おそらく、今の私と同じ気持ちなのでしょう。
澪「…律、ちょっとこっち来い」
律「ご、ごめんなさい!ちょっと唯をからかってやろうと思ってただけでそんなつもりはこれっぽっちも…」バタン!
律「ご、ごめんなさい!ちょっと唯をからかってやろうと思ってただけでそんなつもりはこれっぽっちも…」バタン!
二人は部室を出ていってしまいました。まぁ、りっちゃんは澪ちゃんのお仕置きを受けるでしょうしこれでひと安心です。
唯「…ムギちゃん」
紬「唯ちゃん、さっきは…きゃっ?」
紬「唯ちゃん、さっきは…きゃっ?」
私はムギちゃんに抱きつきました。その胸に顔を押し当てて、声を絞り出すようにして言いました。
唯「…さっきりっちゃんにこうされて、嬉しい顔してたでしょ」
紬「そ、それは…」
唯「してたでしょ」
紬「…うん」
唯「…まぁ今回は許してあげるけど、今度したら怒るからね」
紬「うん…もうしないわ」
唯「ムギちゃん、もう一回聞くけど…ムギちゃんは誰のもの?」
紬「……」
唯「ムギちゃん?」
紬「そ、それは…」
唯「してたでしょ」
紬「…うん」
唯「…まぁ今回は許してあげるけど、今度したら怒るからね」
紬「うん…もうしないわ」
唯「ムギちゃん、もう一回聞くけど…ムギちゃんは誰のもの?」
紬「……」
唯「ムギちゃん?」
ムギちゃんが黙っているので、不安になって見上げると…ムギちゃんはにこにこ笑っていました。
その笑顔を見て、私はビクッとしてしまいます。なぜなら…
その笑顔を見て、私はビクッとしてしまいます。なぜなら…
唯「む、ムギちゃん…」
紬「うふふ♪唯ちゃん、その質問はおかしいわよ。だって…」
唯「ふぇ…んむっ」
紬「うふふ♪唯ちゃん、その質問はおかしいわよ。だって…」
唯「ふぇ…んむっ」
ムギちゃんは私の唇をふさぎました。…かなり、強引に。
さっき私がビクッとしたその理由。それは分かっていたからです。この顔のムギちゃんは、スイッチが入ったムギちゃんだということに…
唯「ぷはぁっ…はぁ、ふぅ…む、ムギちゃん…」
紬「…だってね、唯ちゃん…私が誰のものなのかなんて関係ないから。大事なのは、唯ちゃんが私のものだっていうことなの。わかった?」
唯「わ、わかった…」
紬「いい子ね、唯ちゃん♪じゃあ、ごほうびをあげるわね♪」
唯「ム、ムギちゃ…だ、だめぇっ…」
紬「…だってね、唯ちゃん…私が誰のものなのかなんて関係ないから。大事なのは、唯ちゃんが私のものだっていうことなの。わかった?」
唯「わ、わかった…」
紬「いい子ね、唯ちゃん♪じゃあ、ごほうびをあげるわね♪」
唯「ム、ムギちゃ…だ、だめぇっ…」
…その日ムギちゃんにもらったごほうびは、ちょっぴり刺激が強かったです。
おしまい
…ちなみに、その日あずにゃんは部活を休みました。