今日も皆より一足早く部室にやってきた私。お茶とお菓子の準備を整えてしまうと、あっさりとやることがなくなってしまう。
…そうだ、今日も誰かを驚かせちゃおうっと♪
梓ちゃんは昨日驚かせちゃったけど、二年生は学年集会で遅れるらしいし、先に来るのは唯ちゃんたち3人の中の誰かよね。なら確実に驚かせられる!
…そうだ、今日も誰かを驚かせちゃおうっと♪
梓ちゃんは昨日驚かせちゃったけど、二年生は学年集会で遅れるらしいし、先に来るのは唯ちゃんたち3人の中の誰かよね。なら確実に驚かせられる!
ということで、私はさっと物陰に隠れた。今日は寝ちゃわないように気を付けないと…あ、誰か来た!
「ふぃー…」ガチャ
部室にやってきたのは唯ちゃん。一番驚いてくれそうなのは澪ちゃんだけど、その次に驚いてくれそうな人が来たわ♪
よし、それじゃ…
よし、それじゃ…
「わぁ!!」
「うあぅ!?」
「うあぅ!?」
勢いよく飛び出した私を見て、唯ちゃんはビクッと体を震わせた。やった、今日は成功!!
「びび、びっくりしたぁ…」
「うふふ、ごめんなさい♪」
「むー、ムギちゃんったらひどいよー!」
「だってやってみたかったんだもの♪」
「もー、しょうがないなぁー♪」
「うふふ、ごめんなさい♪」
「むー、ムギちゃんったらひどいよー!」
「だってやってみたかったんだもの♪」
「もー、しょうがないなぁー♪」
唯ちゃんはやれやれ、といった表情ではあったけど、怒ったりはしていないようだ。
それどころか、少し嬉しそう…よかった♪
それどころか、少し嬉しそう…よかった♪
「でも、ムギちゃんがこんなことするなんて珍しいね?」
「うん、成功してよかったわ♪昨日は失敗しちゃったから」
「え?昨日…?」
「ほら、皆が来た時私と梓ちゃんだけだったでしょ?昨日は梓ちゃんを驚かせたの」
「…そうだったんだ」
「でも私、驚かせようと隠れてたらつい寝ちゃって…梓ちゃんに起こされちゃったの」
「…へぇー」
「そういえば昨日は楽しかったなぁ♪梓ちゃんにギター持たせてもらって弾かせてもらったのよ♪」
「…ふーん」
「あとね、お茶の準備してる時なんか…」
「…ほっぺのクリーム拭いてもらったんだよね」
「そうそう!そういえば昨日は皆いつから来てたの?私全然気付かなくて…唯ちゃん?」
「うん、成功してよかったわ♪昨日は失敗しちゃったから」
「え?昨日…?」
「ほら、皆が来た時私と梓ちゃんだけだったでしょ?昨日は梓ちゃんを驚かせたの」
「…そうだったんだ」
「でも私、驚かせようと隠れてたらつい寝ちゃって…梓ちゃんに起こされちゃったの」
「…へぇー」
「そういえば昨日は楽しかったなぁ♪梓ちゃんにギター持たせてもらって弾かせてもらったのよ♪」
「…ふーん」
「あとね、お茶の準備してる時なんか…」
「…ほっぺのクリーム拭いてもらったんだよね」
「そうそう!そういえば昨日は皆いつから来てたの?私全然気付かなくて…唯ちゃん?」
見ると、唯ちゃんはさっきとはうって変わって浮かない表情になっていた。
どうしたんだろう、私何か気に障るようなこと言っちゃったかな…
どうしたんだろう、私何か気に障るようなこと言っちゃったかな…
「唯ちゃん?どうかした?」
「…あずにゃんと一緒にいるの、そんなに楽しかった?」
「え?う、うん…」
「…そっか」
「…あずにゃんと一緒にいるの、そんなに楽しかった?」
「え?う、うん…」
「…そっか」
それきり唯ちゃんは何も言わなくなってしまった。
やっぱり、何か悪いこと言ったのかな…それなら何とか唯ちゃんの機嫌を直さなきゃ!
やっぱり、何か悪いこと言ったのかな…それなら何とか唯ちゃんの機嫌を直さなきゃ!
それには…そうだ!!
「唯ちゃん、お願いがあるんだけど!」
「……?」
「ギターの弾き方教えてくれない?昨日梓ちゃんに弾かせてもらった時は上手くできなくて…いい?」
「別に…いいけど…」
「ありがとう!じゃあ隣に座ってもいい?」
「う、うん」
「……?」
「ギターの弾き方教えてくれない?昨日梓ちゃんに弾かせてもらった時は上手くできなくて…いい?」
「別に…いいけど…」
「ありがとう!じゃあ隣に座ってもいい?」
「う、うん」
私は唯ちゃんの隣の椅子に座った。
唯ちゃんは少し戸惑っているようだったけど、不機嫌な雰囲気は消えた。とりあえず…よかった。
唯ちゃんは少し戸惑っているようだったけど、不機嫌な雰囲気は消えた。とりあえず…よかった。
「じゃあ、重いから気をつけてね」
「わっ…梓ちゃんのより重いのね?でも、かわいい♪」
「そ、そう?」
「うん、唯ちゃんがかわいいって選んだんだもん、かわいいに決まってるじゃない?」
「う…うん…」
「じゃあコード教えて?昨日はFコードやってみたんだけど難しくて」
「最初は簡単なのからやった方がいいよ。えっとまず、Eコードっていうのが…」
「こう?」
「あ、指がくっつくと綺麗に音が出ないから、指先だけ…あ」
「?」
「わっ…梓ちゃんのより重いのね?でも、かわいい♪」
「そ、そう?」
「うん、唯ちゃんがかわいいって選んだんだもん、かわいいに決まってるじゃない?」
「う…うん…」
「じゃあコード教えて?昨日はFコードやってみたんだけど難しくて」
「最初は簡単なのからやった方がいいよ。えっとまず、Eコードっていうのが…」
「こう?」
「あ、指がくっつくと綺麗に音が出ないから、指先だけ…あ」
「?」
私の指を握った唯ちゃんは、なぜだか急に顔を赤くした。
「唯ちゃん?」
「な、なんでもない!じゃあ弾いてみて?」
「うん!」
「な、なんでもない!じゃあ弾いてみて?」
「うん!」
ジャ~ン…
「弾けた!」
「すごい!綺麗に音出たねムギちゃん♪」
「うん♪」
「すごい!綺麗に音出たねムギちゃん♪」
「うん♪」
唯ちゃんはすっかりいつもの笑顔に戻っていた。
どうして機嫌が悪くなったのかはよくわからないけど…ま、いっか♪
どうして機嫌が悪くなったのかはよくわからないけど…ま、いっか♪
唯ちゃんとこんなに楽しい時間を過ごせたんだから。
「じゃあ、もっとコード教えて?」
「うん!」
「うん!」
おしまい