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Lovely Sister Date

46  Lovely Sister Date  [sage]  2010/01/23(土) 00:14:56 ID:vuKMMVhsO

「ういーちょっとこれ見てー?」
「なあにこれ…星座占い?」
「今週のいて座とうお座の相性、すごくいいんだってー♪」
「へぇー♪なんだか嬉しいね♪」
「でね、二人でショッピングに行くと吉らしいんだー。てことで憂、今度の日曜に一緒に行こうよ!」
「え!?それって…」
「お金なら大丈夫だよ、お姉ちゃんがおごったげるから!憂はなんにも心配しなくていいのです!」
「そ、そうじゃなくって…」

どうしよう、お姉ちゃんにデートに誘われちゃった…
い、いやいや、これはただ姉妹で遊びに行くってだけで、そんなデートだなんてそんなそんな…

「…えへへ~♪」
「どしたの憂、そんなに嬉しい?」
「えっ!?う、ううん!そういうわけじゃないんだけど」
「嬉しくないの…?」
「嬉しいよ?すっごく嬉しい!お姉ちゃんとデートできるなんてホントに最高……あ!」
「デート?」
「あ、いや!!デ、デートっていうか、その、あの…」
「そっか、これってデートだよね!私も楽しみだよ、憂とデート行くの♪」
「…うん♪」

そうだよね。恥ずかしがらないでデートってことでいいんだよね!
だって今週は、普段から相性抜群の私とお姉ちゃんがさらにいい相性なんだもん♪



47  Lovely Sister Date  [sage]  2010/01/23(土) 00:15:49 ID:vuKMMVhsO

日曜日、私はうきうきしながら待ち合わせの場所でお姉ちゃんを待っていました。
まぁ、待ち合わせと言っても玄関先なんだけど…

「憂~待った~?」
「ううん!今来たとこ!」
「んん~♪なんかデートって感じだね!」
「うん!今日のお姉ちゃん、すっごくかわいいよ♪」
「ホント?今日のために新しい服買ったんだー」
「服もだけど、お姉ちゃんが一番かわいいんだよ!」
「もー憂ったら♪そういう憂だってかわいいよ?他の人に見せるのが惜しいくらい!」
「そ、そうかな…ありがと♪」

そんなこんなで家を出発すると、不意に私の手を温かいものが包んだ。
そう、お姉ちゃんが手を繋いできたのです。

「お姉ちゃん?」
「やっぱりデートっていったらこれだよねー♪」
「う…うん!」

お姉ちゃんと手を繋ぐなんてそこまで珍しいことでもないはずなのに、なぜだかとてもドキドキしてしまいます。
それはやっぱり、デートだからなのかな…?

「憂ー♪」
「わっ?」

歩きながら私に体を密着させるお姉ちゃん。なんだか普段以上に積極的な気がします。
こ、これもデート効果なんでしょうか?

「ねぇ憂、最初はどこ行こっか?」
「え、えっと…じゃあ」



48  Lovely Sister Date  [sage]  2010/01/23(土) 00:17:03 ID:vuKMMVhsO

その日は色々なところに行って、色々なことをしました。
映画を見たり、雑貨屋さんで色々見て回ったり、ゲームセンターでUFOキャッチャーをやったり、プリクラをやったり…
幾度となくお姉ちゃんの楽しそうな笑顔が見られて、私はそのたびに幸せな気持ちになっていくのでした。

「はー、なんかあっという間に暗くなっちゃったね」
「うん…もう帰らないとだね」

それでも、楽しい時間には終わりがやってきます。
今までもお姉ちゃんと出掛けたことはあったのに、今日はなんでこんなに寂しいんだろう…これもデートだからなのかな。

私はお姉ちゃんの手を強く握りました。朝とは違って、私から。

「憂?」
「…私ね、すごく楽しかったよ。お姉ちゃんとこんなに長く遊べて」
「うん、私もだよー」
「お、お姉ちゃん」
「ん?」」
「もしよかったら、今度また…デ、デートしてくれる?」
「うーん、どうしよっかな~?私も色々忙しいしな~?」
「え、ええ…?」
「なーんて♪」
「……!」

次の瞬間、私の頬に柔らかいものが押し当てられました。
それがお姉ちゃんの唇だってことに気付いたのは、お姉ちゃんが私の目の前で手をパッパッと振ってからでした。



49  Lovely Sister Date  [sage]  2010/01/23(土) 00:20:06 ID:vuKMMVhsO

「…き…きき、きっ……」
「うーいー?」
「キス!?」
「えへへ、デートって言ったらこれだよね♪」
「そ、それは違うと思うよ!?」
「む、憂はこういうの嫌なの?」
「い、嫌じゃないけど…」

そ、そうだ。欧米ではキスなんて挨拶と同じなんだ。だから意識なんてする必要ないんだ!!
そう必死で平静を保とうとしている私を、お姉ちゃんはそっと抱きしめた。

「おね…?」
「知ってる?デートってね、好きな人同士でするんだよ」
「う…うん」
「私、憂のこと大好きだから…だからこれからもいっぱいデートしようね」
「う…うん…」
「ありゃ、憂は照れ屋さんなんだね。顔がこんなに熱くなってるや」
「……」

それはしょうがないよお姉ちゃん。好きな人にこんなこと言われて、照れない人なんていないよ…

「…ゆ、唯?」
「…憂ちゃん?」
「はっ!り、律さん!澪さん!」
「奇遇だねー♪澪ちゃんたちもデート?」
「な、なに言って…!」
「そうなんだよデートなんだよー♪にしてもお前ら大胆だなー?」
「いやーそれほどでもー♪」
「ほ、褒めてないと思うよお姉ちゃん!?」

おしまい

久しぶりに投下
憂の誕生日とバレンタインも書いてみたいです
最終更新:2010年01月23日 12:57
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