チヂミ-ソフィア

解説


 世間ではクリスマスイブという南蛮の異教徒の教祖の誕生日を祭る日にして、全然関係のない日本の若者が狂喜乱舞する日ではあるが、そんな事は関係無しにトーナメントは進みます。

 今日の対戦はFilsnownからソフィアと携帯ゲーム機P/ECのおでかけマルチからチヂミ。正直ここまでのカードにおいて屈指の知名度の無さの組み合わせである。かたやPC9801時代の16色RPGゲーム、かたやAQUAPLUSが満を持して出したものの、大コケしたハードのゲーム。一応、Filsnownは「猪名川でいこう」に収録されていたり、LF97でも出演してたりしておでかけマルチも外伝とは言え、マルチの名前を冠したゲームではあるのだが・・・

 試合開始後、大多数の人間の思う「こいつ誰やねん」に答えるように、キャラ紹介が貼られる。その内容は投票スレ住人を驚愕に陥れるに充分なものであった。「チヂミは韓国製メイドロボ」。そう韓国である。この国ほど世間と2ちゃんねるにおける格差が激しいものは無いはずである。とは言っても(これが出たのは韓流ブームのはるか前だが)韓国の人間がこれを見て「差別だ」と言うようなキャラ設定には、いくらなんでもしてないだろう・・・という予想を見事に覆してしまった。いわゆる「火病な性格で日本製のマルチを敵視し、倒すことを目標とする」という、ハングル板のネタスレで作られたかのような設定が明かされ、なだれ込むように投票が入るのだった。韓国ということでニダーのAAがあちこちに貼られ、チヂミ自体のAAもいくつか作られ、それを見た人間は「支援を見て投票します」と言った感じでさらに投票が入るという具合で。こうなると、相手のソフィアに幾つかゲーム内画像が出たものの、抗しえるわけもなく、結果は44-24でチヂミの勝利となった。




分析


 Filsnownは前回も出場キャラがいずれも初戦敗退で、今回挽回を期する所だったが、あいにく組み合わせの運が悪く、Filsnown同士の戦いが一つあるおかげで全員一回戦敗退は免れそうなものの、苦戦は否定できなかった。そんな中、今日の相手はまだしも組みやすし印象が試合前までにはあったはずで、取りこぼしは出来ないはずであった。とは言え、主役級の3キャラでも苦しいのに、脇役の彼女に多くを望むのは酷であったであろう。むしろ今日みたいな戦いでも、チヂミマンセーの流れに浮気することなく彼女に投票した人のコメントはいずれも熱いものがあり、今後のFilsnown勢の巻き返しも充分期待できるところである

 一方勝ったチヂミ。勝因は1にも2にも韓国製のメイドロボという、なかなか商業ベースの作品ではお目にかかれない設定が受けたのがあるだろう。確かに韓国は2ちゃんにおいては嫌われてる存在ではあるが、それでもニダーが愛されるキャラになったように、2ちゃんねるはネタには寛容なのである(もちろん韓国側からすれば許容できる話でもないだろうが)。相手がどちらかと言えばマイナー系キャラだったことがネタ試合と化した要因だろうが、前回の最萌トーナメントでは似たような凸や国崎最高の存在はあったが、それでも最初は受けていたものの、試合が進むにつれ、反発の声も少なからず出ているので
ある。純粋に萌えるキャラになるのは難しいだろうが、今後勝ち上がって行く為にも、正統派萌え支援を見てみたいと思うのは私だけではないかと思われる

 今日みたいに思わぬ形でブレイクするキャラが出るのが最萌の醍醐味であると思われ、今後も隠れ埋もれたキャラが発掘されることを願って締めたいと思います

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最終更新:2007年01月04日 16:15
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