ゆっくりいじめ系2578 ゆっくりを瓶詰めにして海に流してみた

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・虐待ほぼ無し ・自然死 ・海があるので非幻想郷(多分) ・ゆっくり視点 「ゆっくりしていってね!!!」 今、私が右手に持っているのは子れいむ。 左手に持っているのは、口の大きめな瓶。 我が家の窓を網戸にして、少し友人宅に遊びに行っていたら侵入されておうち宣言をされたので、腹いせに親ゆっくりはビニール袋の中で黒い塊になって永遠にゆっくり。 他の姉妹は総て赤ゆだったので、私の胃袋か冷蔵庫・冷凍庫に保管された。 で、こいつ。胎生+れみりゃ襲撃で一匹だけ残った最初の子供らしいのだが、そんな事は心底どうでもいい。 コルク栓の大きめな瓶が我が家にあった事を思い出して、それを持って海へと来た次第だ。こいつには、 「ゆっくりできない家族と違ってれいむは可愛いから生きて居られるのよ、れいむは可愛いわね」 と何度も言い聞かせて家族を殺す事を許容させた(これで許容してしまう辺り、ゆっくりという物はどうかしていると思う)。 そして、海辺に来た訳で。当の本ゆは 「ゆゆ~ん、うみさんゆっくりしてるね!れいむはじめてうみさんみたよ!ゆっくりおおきいね!」 とまあ、超乗り気である。 ノリノリでゆんゆん唸っているれいむに、おもむろに油を塗り付ける。 「かわいいれいむになにするの?ばかn「最新式マッサージだよ」ゆゆ~ん、おねえさんゆっくりしてるね!」 これである。 そして、滑りやすくなったれいむを瓶の口に押しつけ、一気に挿入。 「ゆ?!せまいよおねえさん!ゆっくりだしてね!!!」 「かわいいれいむ、あなた少しだけぽっちゃりさんだからダイエットするのよ。それに入っていれば、水さんに入っても大丈夫よ?試してみる?」 「ゆ!!!おねえさん、ほんとう?ちょっとだけおみずさんにつけてみてね!いっぱいつけたらゆっくりできないよ!!!」 …存外、警戒心のあるゆっくりだ。 瓶の蓋を強く閉め、海辺に小さな穴を掘って瓶の底を少しずつ漬けてみる。 「ゆ、つめたくないよ!すごいよ、おねえさん!れいむおみずさんに はいれるよ!!!」 どうやら信頼してくれたらしい。 それでは、本題に入ろう。 「ねえ、れいむ。海さんはとても大きいよね?」 「うん、すっごくおおきくてゆっくりしてるよ!」 「れいむ、海さんをもっとよく知りたくないかしら?」 「ゆゆっ、れいむもっとうみさんをしりたいよ!」 「それじゃあ、行ってらっしゃい。」 投☆擲 …ひゅーん、ぼちゃん。 とても良い音を立てて、れいむは海に飛び込んだ。 ~ゆっくりを瓶詰めにして海に流してみた~ 「ゆゆっ、おそらをとんでるみたい!」 おねえさんが、ゆっくりした透明さんにれいむを入れてくれて、お水さんを大丈夫にしてくれて、れいむに海さんを教えてくれるって言って、れいむお空を飛んでるよ。 凄 ぼちゃん。「ゆ?!」 お空を飛び終わったら、れいむは知らないお水さんの中に居たよ。 お魚さんが見えるよ。お水さん、とってもきらきらしてる。 あのお姉さんはれいむを助けてくれて、海さんに入れてくれた。 とっても、ゆっくりしているお姉さんだった。 「ゆゆ~ん、おみずさんきらきらしているよ!おさかなさん、ゆっくりしていってね!!!」 お魚さんに、ゆっくり教わった挨拶をする。そうすると、お魚さんはれいむの周りをゆっくりくるくる回る。 れいむは、ゆっくりしていた。 …実は魚の方は、ゆらゆら動くれいむを餌だと完全に思いこんでどこから食えるかとぐるぐる回っているのだが、れいむにはそれを知る由もない。 しばらくゆっくりしていると、れいむはお腹がすいてきた。 「おねえさん!れいむにたべものちょうだいね!」 瓶に、虚しくれいむの声が木霊する。 「どぼじでむしするのおおお!」 そのお姉さんはとっくに家に帰っており、壮絶な表情をしたれいむの妹のシャーベットを食している所なのだ。 当然、れいむの声なんぞ聞こえる筈も無く。 「ゆっ、ゆっ!おさかなさん、れいむにゆっくりたべられてね!!!」 最終的には、れいむは狭い瓶の中をてむてむ揺らして外に居る魚を食すという手段に出たつもりだが、それで魚が食べられる原理も無く、空っ腹を抱えて昼寝をする事になった。 目が覚めると、周りは暗かった。 「…ゆ?!!」 海の中も真っ暗で、れいむの視界に入るのはどす黒い海ばかり。 …こんな状況に子ゆっくりがなってしまったら、一般的にはれみりゃか何かの餌になってすぐに死んでしまうだろう。 れいむの姉妹も、れみりゃにほぼ喰われたのだから。 そのトラウマは、計れない。 「ゆわあああん!おとーさん、おかーさんー!れいむこわいよぉぉぉ!!!」 とうとう泣き出してしまった。…母れいむも、父まりさも、自分が見殺しにしたと言うのに、それに助けを求めるとは。 とは言え、外から水が入ってこられないのだから、中から水が出る事も叶わない。 となると、その水はどこに行くのか。 「ゆあーん、ゆあーん!れいむのあんよがふやけてきたよ!!!ゆわあああん!おねーさぁん!!!」 れいむの頬と、下に詰まっている為にまっすぐ下に溜まる水分。 海の冷たい海水の中で、れいむは奇しくも砂糖水でふやける恐怖に晒されているのであった。 数日後、れいむはほとんど喋る事はなくなった。 相変わらず、魚は寄ってくるのだが当然返事はしてくれない。 たまに、遠くから体を揺らす様な汽笛が聞こえるが、それはれいむには巨大な生物の咆哮に聞こえる為に恐怖する事となった。 それでも、誰もれいむに危害は加えなかった。 ただ、空腹と底部を緩める己の涙の水分ばかりが、れいむを消耗させた。 さらに数日。 海を嵐が襲った。 「……あああ!ゆわあああ!!!」 れいむを瓶に叩きつける波。 れいむは、何度も嘔吐した。更に、緩んだ底部から餡子がはみ出してはいたが、瓶の外に出る事はない。 つまり、れいむは餡子の不足による死亡は近くにはなかった。 だからこそ、苦しんだ。 嘔吐したり自分から漏れ出した餡を、 「むーしゃ、むーしゃ………ふしあわせ…」 よく咀嚼して食べる。 甘みはあったが、自分の餡だ。 しあわせになんてなれる筈もない。 それは間違いなく己の体である物だし、実質消費するエネルギーと計算すると、かなりマイナスなのだから。 更に、れいむには数えきれない、人間でも同じ状態であれば数える事はできなくなるであろう日数が経った。 「………」 れいむは、最早喋らなかった。 何日漂流しているのかさえもわからなかった。 どこにも辿りつく事は無かったし、誰とも喋らなかった。 自分が何なのか、もはやわからない。 確か、昔はれいむだった。 でも、今は誰も名前を呼んではくれない。 誰も居ない。 れいむだったものは、ひとりだった。 涙も、枯れた。 その周辺にある大量の水分が入ってくることはなかった。 それは、外にある水を飲めない事にも等しかった。 何も、考えられなかった。 更に、数えきれない日数が経って。 目が覚めて、いつもの地獄を感じるだろう瞳を開いた。 瓶は、揺れていなかった。 衰弱しきった体を振って、周辺を確認する。 砂、砂、砂。それに…草さんが生えているではないか! 「ゆ、………ゆ…ゆ、ゆ………!」 陥没したり、体の半分が餡となって癒着した瓶を震う。 目の前の全てが、水ではなくなった。 目の前には、草が有る。 ずっと、ゆっくりと願って止まなかった、景色。 草を食べて、水を飲む。 最後にはそれだけが、願いだった。 それが叶った。 叶ったのだ! 「ゆ…ないで…でるよ………!」 最早動かない筈の体を、揺らして。 その場を出て、すぐ近くにある草をついばむ。 それだけだった。 今すべきことは、たったそれだけだった。 「………でられ…ない…?びんさん、ゆっく…ひら…て…!」 れいむの希望は叶った。 しかし、水から身を守ったそれは、 れいむの移動も許さなかった。 きつく閉められたコルクの栓。 瓶からはみ出る部分は無く、 しっかりとれいむを密閉していた。 当然、普通の生物なら既に窒息で死んでいるだろうが、そこはゆっくり。 れいむは、生きていた。 れいむの希望は、叶った。 れいむの希望は、絶望になった。 れいむは、叶った夢を外に見た。 ずっと、見ていた。 死のその日まで。 れいむだったモノが息を引き取って数日後、また嵐が瓶の近くを襲った。 れいむだったモノは、また絶望の海へと投げ出されたのだった。 【あとがき】 pixivで瓶入りゆっくりを見て思い立ったので。 ネタはあるけど、少し練ってしまうと書く気がなかなか起きない物です。 今までの作品 小ネタ415 にんげんさんちのあまあまさん ゆっくりいじめ2528 テンプレート [[このSSに感想をつける>感想フォーム]]

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