ゆっくりいじめ小ネタ134 ゆっくりむ童話 ~鬼意山と七匹の子ゆっくり~

昔々、あるところに一匹の母れいむと七匹の子ゆっくりがいました。

ある日、食べ物を取りに出かけなくてはならなくなり、母れいむは子供たちを呼んで言いました。

「おかあさんはこれからでかけて、ごはんをとってくるからね! それからさいきんはわるいおにいさんがいるから、ちゃんとようじんしてね!」

母れいむがこう言うと子ゆっくりたちは言いました。

「ようじんするよ! だからゆっくりごはんをとってきてね!」

こうして母れいむは、安心して森へと出かけて行きました。

それからすぐに鬼意山が家の扉を叩きました。

「かわいい子どもたち、開けておくれ。お母さんだよ。みんなに美味しいお菓子を持ってきたよ」

けれども七匹の子ゆっくりたちは言いました。

「おまえはまりさたちのおかあさんじゃないよ!」

「おかあさんのこえはもっとやさしいよ!」

「おまえのこえはきたないよ! おまえはおにいさんだね! あけてやるもんか!」

「ごちゃごちゃ言わずにとっとと開けろよクソ饅頭ども!!」

鬼意山は無理矢理ドアをぶち破って家に入ってきました。

子ゆっくりたちは大急ぎで隠れました。

一匹目は、つくえの下。
二匹目は、ベットの中。
三匹目は、火の入ってないストーブの中。
四匹目は、台所の戸だなの中。
五匹目は、洋服ダンスの中。
六匹目は、洗濯おけの中。
七匹目は、大きな時計の中です。

しかし、鬼意山はみんな探し出して虐待してしまいました。

一匹目は、つくえの足で踏みつけ。
二匹目は、ベットに飛び乗って潰し。
三匹目は、ストーブの火を点け。
四匹目は、台所の包丁で刺し。
五匹目は、洋服ダンスを抜き差しし。
六匹目は、洗濯板で削り。

けれども大時計の中に隠れた末っ子だけは助かりました。

鬼意山は満足すると立ち去って行きました。

それからまもなくお母さんれいむが帰ってきましたが、家の中を見てビックリ。

あぁ!!何ということでしょう!恐ろしい鬼意山が来て、かわいい子供たちを殺してしまったのです。

子どもたちを次々によびましたが、返事はありません。

でも、最後に末っ子をよぶと、末っ子れいむが返事をしました。

「おかあさん! ここだよ!」

大きな時計の中にかくれていて末っ子だけが、無事だったのです。

末っ子れいむから話を聞いたお母さんれいむは、ゆ゛ぅゆ゛ぅと泣きました。

お母さんれいむは悲しみに暮れていましたが、ようやく外へ出て行きました。そして一番小さな子れいむも母れいむについて走りました。

二匹が草原へとやって来ると、木の下で鬼意山が枝を震わせるような大きないびきをかいて寝ていました。

お母さんれいむは子供たちの恨みを晴らすことが出来ると考え

「いととはりとはさみをもってきてね!」

と末っ子のれいむに言いました。

お母さんれいむはお兄さんに復讐するつもりでした。

しばらくすると末っ子れいむが戻ってきました。

ハサミでお腹を切り、石をつめて縫い付けるというのがお母さんれいむの考えた復讐でした。

しかしここで重大な事に気が付いたのです。

「ゆ゛ぅぅぅぅ!? はさみがもてないよ゛ぉぉぉぉぉ!」

そう、ゆっくりはハサミが使えません。

せっかくの計画が台無しになってお母さんれいむは泣きました。

お母さんれいむにつられて末っ子れいむも泣きだしてしまいました。

そしてその声で鬼意山の目が覚めてしまいました。

「おっ、何だゆっくりじゃないか。しかもご丁寧に道具まであるぞ」

こうしてお母さんれいむと末っ子れいむも鬼意山に虐待されてしまいましたとさ。

めでたしめでたし。

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最終更新:2008年09月14日 10:02
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