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ある夕暮れの森の中を、鳥とも蝙蝠とも言いがたい生き物が、人の大人の目線程の高さを飛んでいた。
「うー!うー!」
その奇妙な生物は、
ゆっくりの一種で、主に“
ゆっくりれみりゃ”と呼ばれている。
まん丸の体の両端には、蝙蝠のような羽があり、ピンクの帽子を被った愛くるしい姿で、
ゆっくり種の中では比較的
希少な部類に入る。
そんな可愛らしい
ゆっくりれみりゃだが、食事は同じ
ゆっくり種の“
ゆっくりれいむ”や“
ゆっくりまりさ”を好ん
で捕食する。
どうやら、その
ゆっくりれみりゃが、今日の晩御飯を見つけたようだ。
「ゆっくりしていってね!!!」
森の中の湖のほとりで、ぴょんぴょん跳びはねているのは、
ゆっくりれいむだ。
どうやら、蝶々と戯れているらしい。
(蛇足だが、最近の研究により
ゆっくりにも…例えば
ゆっくりれいむなら可愛らしい無垢な顔つきのタイプと、生意気
で憎たらしいタイプの二種類が存在することが分かってきている。この
ゆっくりれいむは無垢なタイプのようだ。)
「うー!うー!たべちゃうぞー!!」
早速、
ゆっくりれいむに襲い掛かる
ゆっくりれみりゃ。
「
ゆっくり!?」
ゆっくりれいむが気づいたが、もう遅い。
ゆっくりれみりゃは
ゆっくりれいむに乗り掛かりその羽で押さえつけると。
噛み付いてムシャムシャと食べ始めた。
「ゆうううっ!!!」
悲鳴をあげ抵抗する
ゆっくりれいむ…だが、いかんせん羽の押さえ込みが強く、
ゆっくりれいむではどうすることも
できない。頭部に激痛が走り、涙を流して命乞いをする
ゆっくりれいむ。
「ゆっぐりだずげでえええっ!!!」
しかし、そんなことはお構い無しに食事を続ける
ゆっくりれみりゃ。そして、人間であれば、脳味噌があるだろう部
分を半分ほど食われた段階で
ゆっくりれいむは白目を向いてビクンビクンと痙攣を始めた。
「ゆっ!ゆっ!ゆっ!」
こうなれば絶命するのはすぐそこだ。
そうして、
ゆっくりれみりゃは、大人しくなった
ゆっくりれれいむをそのまま食べ尽くすと。
「うー!うー!」と満足げに鳴き、 また飛び立っていった。
それから二時間後、まだ
ゆっくりれみりゃは空のお散歩を続けていた。あたりはすっかり夜だったが、満月の光が森
の中を照らしていた。
「うー!うー!」
先ほどの餌がよほど美味しかったのか、
ゆっくりれみりゃは上機嫌に空を飛んでいた。
そう、“天敵”の気配に気付かないほどに…。
突如、
ゆっくりれみりゃが空中でピタリと止まる。顔が、ニコニコしたものから、カッと目の見開いた表情に一変す
る。
それは、“天敵”の接近を許してしまったからだ。
その天敵とは、
ゆっくりの中でも一、二を争う希少性と凶暴性を持つ、
ゆっくりフランだ。
「
ゆっくりしね!」
ゆっくりフランは狂気を帯びた笑みを浮かべながら、
ゆっくりらしからぬ攻撃的な鳴き声をあげて
ゆっくりれみりゃ
に襲いかかる。
「うあー!うあー!」
Uターンし、泣きながら逃げる
ゆっくりれみりゃ。
「
ゆっくりしね!
ゆっくりしね!」
恐ろしい形相で
ゆっくりれみりゃを追いかける
ゆっくりフラン。
スピードはほぼ互角か。しかし…。
「
ゆっくりしね!」
ゆっくりれみりゃの目の前に何ともう一匹の
ゆっくりフランが立ちはだかる。
絶句する
ゆっくりれみりゃ。
それにしても、超希少とされる
ゆっくりフランが何故二匹も…?
実は、原理は解明されていないが、
ゆっくりフランは自身の体を複数に「分身」することができることが、八意永琳
の研究により分かっている。これは“フォーオブカインド現象”と呼ばれ、
ゆっくり七不思議の一つとなっている。
「うあー!うあー!」
挟み撃ちにされ、逃げ場を無くして混乱する
ゆっくりれみりゃ。
そんな
ゆっくりれみりゃに、二匹の
ゆっくりフランは容赦なく飛び掛る。
「
ゆっくりしね!」
「
ゆっくりしね!」
ゆっくりフラン達は
ゆっくりれみりゃの翼にかじりつくと、凄まじい力で思いっきり引っ張りあった。
まずは逃げ足を無くすためである。
「うあー!うあー!」
ブチブチと、
ゆっくりれみりゃの体から翼が引き剥がされていく。
ゆっくりれみりゃは痛みで暴れ出すが、
ゆっくりフランの力は凄まじく、打つ手が無い。そして、
ブチィっ!!!
ほぼ同時に両の翼がモギ取られる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」
ボトッと地面に落下する
ゆっくりれみりゃ。翼を無くした
ゆっくりれみりゃは他の
ゆっくりように跳び跳ねることも
できず、這うのがやっとだ。その姿は滑稽きわまりない。捕獲に成功した
ゆっくりフランは、体を一つに戻すと、ゆっ
くりれみりゃに張り付き、先ほど
ゆっくりれみりゃ自身が
ゆっくりれいむにしたように、上から押さえつけて、食事を
始めた。
グチョ
「うあ゛ー!!!」
グチョ
「うあ゛ー!!!」
ゆっくりれみりゃはゆっくりれいむやゆっくりまりさ等と違って中身は餡子ではなく赤い血肉そのものであるため、
正視にたえない。
しかし…二回程カジって
ゆっくりれみりゃの肉片を飲みこんだ後、
ゆっくりフランは食べることを止め
ゆっくりれみ
りゃを解放した。
「う゛ー!う゛ー!」
激痛でのたうちまわる
ゆっくりれみりゃ。
何故、
ゆっくりフランは
ゆっくりれみりゃを食べるのを止めたのか…。
実は、ここからが
ゆっくりフランが
ゆっくり達に最も恐れられる理由なのだ。
ゆっくりレティや
ゆっくりゆゆこは、ただ食べるためだけに、他の
ゆっくりを襲う。
それは野生の動物の世界では極々当たり前のことだ。
しかし、
ゆっくりフランは違う。食べるためだけではない。他の
ゆっくりを「玩具」にするためにも襲うのである。
狂気の時間の始まりだ。
ゆっくりフランは、翼をもがれ文字通り「肉団子」となった
ゆっくりれみりゃの髪の毛を噛んで掴むと、そのまま高
速で森の上空へと飛び立つ。
「う゛ー!う゛ー!」
今や翼を失った
ゆっくりれみりゃにとって、高いところは恐怖そのものでしかない。
「
ゆっくりしね!」
ゆっくりフランはそう言うと、急降下して、
ゆっくりれみりゃを、岩の角に叩きつけた。
「う゛う゛ー!!」
ゆっくりれみりゃの左目の部分が潰れ、血肉が飛び散る。
更に、その傷の部分を地面に押し当て、引きずりまわす。
「う゛う゛う゛う゛う゛う゛ー!!」
悲鳴をあげる
ゆっくりれみりゃ。
生かさず、殺さず。…二時間程
ゆっくりフランは
ゆっくりれみりゃを弄んだだろうか。
ゆっくりフランは最後の仕上げとばかりに、虫の息のその
ゆっくりれみりゃを“ある場所”へと運びだす。
…森の更に奥の奥に、その場所はあった。
その空間の地面には、先端の尖った鉄の槍のようなものが、いくつも突き刺さっていた。
おそらく、昔の戦争で使われたトラップだろう。
「
ゆっくりしね!」
ゆっくりフランは、そのまま、
ゆっくりれみりゃを、生きたまま槍の上に突き刺した。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」
それはちょうど百舌の早贄のようだった。
自身の重みで、ズズズ…とより深く
ゆっくり貫かれていく
ゆっくりれみりゃ。
ジタバタするが、もはやこの状況から逃れることはできない。
「う゛ー!う゛ー!」
中途半端な生命力が仇となり、この
ゆっくりれみりゃは餓死するまで死ぬこともできず、もがき苦しむことになるだ
ろう。
「
ゆっくりしね!」
ゆっくりフランは、新しい“コレクション”が手に入り上機嫌だ。
コレクション…?。
そう、その
ゆっくりフランがプロデュースする“美術館”に、串刺しにされているのは、この
ゆっくりれみりゃだけでは
ない。
ゆっくりれいむ、
ゆっくりまりさ >半角 >で始めると引用文になります。
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、
ゆっくりぱちぇりー、
ゆっくりちぇん、
ゆっくりみょん、
ゆっくりすわこ、
そして他の
ゆっくりれみりゃ…。
様々な種類の
ゆっくりが、あるものは体の底から、あるものは体の耳から、あるものは頭頂部から逆さまに、あるも
のは顔面から、皆それぞれ串刺しにされていた。
もちろん生きたまま。
「ゆっぐりだずげでえええ」
「ゆっぐりでぎないい」
「いたい
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よおおお…」
「ゆっぐりじだいいいいい」
「むぎゅうううぅぅん」
「ちんぽでぎないいいい」
「だずげでケロ~」
「う゛…!う゛…!」
合計すると、30匹はいるだろうか。
体をジタバタさせている
ゆっくりもいれば、ピクリともできない
ゆっくりもいる。
傷口が腐り、虫にたかられている
ゆっくりもいる。
正に、地獄絵図…。
「
ゆっくりしね!
ゆっくりしね!」
ゆっくりフランは、その生きたコレクション一つ一つに声を掛け、苦しむ様を興奮した眼差しで確----
最終更新:2023年03月11日 10:21