ゆっくりいじめ小ネタ206 れみりゃはともだち

『れみりゃはともだち』



牧歌的な農村のはずれで遊ぶ、村の子供達。
そこへ、れみりゃザウルスがどったどった歩いてきた。

「う~♪ たろ~☆はなこ~☆おまたせしてごめんちゃ~い♪」
「おそいよ~、もうおままごと始めちゃったよ?」

彼等は、ひょんなことから出会った遊び友達だった。

「う~、あかちゃん、どっかいっちゃたんだどぉ~☆」
「えっ、大丈夫なの?」
「あんなにかわいい子れみりゃを、いじめられるやつなんていないどぉ♪ きっとだいじょーぶだどぉ♪」
「……なら、遅刻の罰だぜ! それっ♪」

そう言うと、少年は隠し持った蛙を、れみりゃに放り投げた。
蛙は、恐竜の口を通り抜け、れみりゃの下ぶくれ顔との隙間に落ち、その中へすっぽり入ってしまう。

「ぷんぎゃー!? おかえるが、かりしゅま☆ぼでぃーのなかにぃ!?」

取り乱し、蛙をとろうとジタバタ暴れまわる、れみりゃ。

「き、きぼちわるいどぉー! おかえるとっでぇー! おがえるこあいどぉーっ!」

泣きだしてしまうれみりゃを見て、少年はれみりゃから蛙を取り出してやろうとする。
恐竜状の口を思い切り広げてその中に頭と片手を突っ込む、少年。

「うわっ、中ってこんなふうになってるんだ」
「イヤ~ん☆たろーのえっちぃ♪ そんなにみつめないでねぇ~ん♪」
「……おまえなぁ、そんなこと言ってると蛙とって」


"バァーン!"


突如、渇いた音が響き、少年とれみりゃの会話を終わらせた。
それは、あまりに突然で、本当に一瞬のことだった。

「「…れみ、りゃ?」」

呆然としながら、肉汁の飛びはねた顔を上げる子供達。
そこには、銃を構えた猟師と、縄で縛られ吊るされた彼の獲物がいた。

「大丈夫か!? ……ったく子供を食うとは、なんてれみりゃだ!」
「まんまぁー! こいつぶれいものなんだどぉ! はやく"がじがじ"やっつけちゃうんだどぉー♪」

沈黙の中、れみりゃザウルスの背中にポッカリ空いた穴から、ぴょこんと蛙が跳び出した。


fin



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本編1KBでストーリー有りのいじめは可能か?
ちょっと、挑戦してみました。(ちなみに1600KBほど?です)

by ティガれみりゃの人
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最終更新:2008年11月13日 03:02
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