ゆっくりいじめ系2089 スッキリ制限の話

  • 小ネタ。理詰めで責めてみる。


秋のある日のことである。
「ぷんぷん!ぱちゅりぃもひどいよ!!」
山を登ったら何か怒っているようなまりさに出会った。
「おやおやまりさ、ゆっくりしないとお兄さんが食っちまうぞ?」
「ゲェッ!? おにいさん!!」
「いきなり驚くなよ……で、なんでプンスカ言ってたんだお前」
普段温厚……悪く言えば無神経のゆっくりがこうも怒っているのは珍しい。
「きいてよおにいさん! まりさはこどもがほしかったんだけどぱちゅりぃが……」
要するに秋も暮れのこの時期に子供が欲しがったまりさがすっきりー制限に引っかかった、と言うだけの話である。

「あぁ、なるほど……」
「ぱちゅりぃはひどいよ!」
「いや、その理屈はおかしい」
とりあえず膨れているまりさの頬を押して空気を抜きながらツッコミを入れておく。
「ぷひゅるるる……ど、どおして!?」
「じゃぁ暇なおにいさんがゆっくり説明してやろう」

こうしてある程度賢いゆっくりならよく判る?すっきりー制限の話が始まった。

「ここに3体のゆっくりが普通に暮らしてればゆっくりできるゆっくりプレイスがあった、とする」
「ふんふん」
「一日三回3体分のご飯が手に入って狩をしなくてもゆっくりできる、としておこう」
「ゆめのゆっくりぷれいすだね!」
「さて、そこで二体のゆっくりがすっきりーして赤ちゃんができた、とする」
「あかちゃんはかわいくて、ゆっくりできるね!」
「まぁ、お前さん達の美的感覚は一度棚にあげといて……赤ちゃんが産まれたら何体になる?」
「いち、にぃ、さん……よん!!」
「そう、4体になる。だけど最初に言ったようにこのゆっくりプレイスは『三体分』しかご飯が貰えない。
 必然的に一体お腹を空かせることになるなぁ。それでさらに赤ちゃんが出来たらもっとご飯が無くなるなぁ」
「ゆゆゆ……」
「俺ら人間が飼ってるんなら増やしてもらえるかもしれんが、山にそんなのがいないのはお前らが一番知ってるだろ?」
「ゆぅ……」
「そしてご飯が足りないからって畑を狙ったりした場合のオチはお前ら教えられてるだろ?」
というか、事前に俺らがゆっくりの営巣地くんだりまで行って、畑泥棒の処刑映像を見せたからなんだがな。
(提供は河童映像)
「話を戻すがぱちゅりぃがすっきりー制限をするのはお前さん達のおうちがこの『3体のゆっくりプレイス』と同じだからだ。
 ちょっとでも増えてしまったらご飯が足りなくなってしまうからな」
「で、でもまりさががんばってごはんをあつめれば……!」
「それはソレで良いかも知れんが、そんな甘い理由でお前さん達に子供産んで良いよなんてやったら他のゆっくり達に示しがつかんだろ。
 ポンポンそれで子供増えて、飯が足りなくなって、お前ら皆が皆頑張れるのか?」
「ゆぅぅぅぅ……」
「お前さんらが住んでるところはホントギリギリの場所なんだ、だから今は諦めろ。春先になってから将来の計画を考えるんだ」
「ど、どうしてはるなの!?」
「春なら大抵何体か冬籠り失敗したりして死んでるだろ?」
「ゆぅぅぅぅ……それまで我慢するよ」
「おぉ、我慢しとけ。   だけどお前らが失敗したら元も子も無いからな?」
「さいごにふきつなこといわないでよぉぉぉぉぉ!!」

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最終更新:2009年01月31日 15:51
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