- 多数の設定をお借り
- 俺設定
- すっきり注意
- 一応どこでもない世界ってことで
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みせあいっこ
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やぁ、僕は子供大好きお兄さん!
今日も子供の喜ぶ顔を見るために大量のお菓子を用意した。
これでまた「お兄さん大好き♪」なんて言われたらもうハートがキュンキュン☆
早く里に行って子供たちの声が聞きたいなー。
そんなわけでお兄さんはものすっごく急いでいるんだ。
「「「ゆっくりしていってね!!」」」
「「「「ゆっちゅりしていってね!!」」」
チィ、前方に
ゆっくり共を確認。親れいむ1親まりさ1赤れいむ2赤まりさ3。
俺は子供大好きお兄さんでも「人間の」子供大好きお兄さんであって、
ゆっくりなんかに与える笑顔も愛情もない。
「ゆっくり無勢が、死にたくなかったら俺の前からとっとと失せろ」
「ゆゆ?そんなことよりれいむのおちびちゃんをみてね!!」
「まりさのおちびちゃんをみておどろくなだぜ!!」
俺の発言をスルーして赤ちゃんを見ろだと指図してくる糞饅頭。
何か裏があると思いとりあえず従うことに。
ジー・・・
「ゆーゆー」
「しゅーりしゅーり」
「ゆ~♪」
このまま眺めていると俺のストレスがバーストして四肢が餡子にまみれることになるのだが?
「見たぞ、これがなんだ?」
「れいむのおちびちゃんをみてにんげんさんはとってもゆっくりできたでしょ!!
つぎはにんげんさんがれいむたちをゆっくりさせるばんだよ!!」
「くんくん・・・にんげんさんからあまあまのにおいがするんだぜ!!
とっととそれをまりささまによこすんだぜ!!」
「「「よこちぇー!!」」」」
やれやれ、俺は呆れた。
「あかちゃんをみてゆっくりしたよねおかしよこせ」暴論にもほどがある。
第一お前らの赤ちゃんを見てもゆっくりの何一つも得ていないし、
かえってイライラをチャージさせてくれた。
しかし今まで出会ったゆっくりの、
「にんげんさん!かわいいれいむにあまあまをちょうだいね!!」
と開口一番に要求するのと違い、
赤ちゃんを見せた→おかしをくれ と段階を踏んでいる。
ほう、奴らも知恵をつけたのか。経験が生きている証拠だ。
ならば遊び相手になってやろう。
おもむろに背負っている袋の中からお菓子を赤ゆっくりの数だけ出して地面に置く。
「はなしがはやくてゆっくりできるにんげんさんだね!」
「こんどはまりささまがゆっくりするばんなんだぜ!」
「「「ゆ♪ゆ♪」」」
「これがゆっくりさせてくれたお礼のお菓子だ」
「「「「ゆわーい!」」」」
「みんなでゆっくりたべようね!!」
「まりしゃはおにゃかがぺこぺこなんだじぇ!」
「おちびちゃんまってね!みんなでむしゃむしゃしないとゆっくりできないよ!!」
「しょんにゃのきゃんけいないんだじぇ!!むー「鬼意結界!!」ぶげぼばっ!!!」
一足先にお菓子に口をつけようとした赤まりさを軽いチョップで弾き飛ばした。
吹き飛んだ赤まりさは何があったか分からずにきょとんとしている。
「おちびちゃんをしつけてくれてありがとうにんげんさん!これでゆっくりできるよ!!」
「むーし「鬼意二重結界!!」じゃばどばぁっ!!」
いざお菓子を食べんとす親れいむにクロスチョップをかます。
親れいむは天空に飛ばされながら空中を1、2、3、4、5・・・たくさん回転して地上に落下した。
「ゆべっ!えれえれえれ~」
「れいむ、だいじょうぶなんだぜ?」
空中旅行を楽しんで来た親れいむが草原に餡子をぶちまけた。
何が起こったかわからない親子にそろそろルール説明をしてやる。
「誰がお菓子を食べていいと言った?」
「どういうこと?」
「ゆっくりせつめいするんだぜ!!」
「お前らは赤ちゃんを見せて俺をゆっくりさせた、間違いないな?」
「そうだよ!とってもゆっくりできたでしょ!」
「そのみかえりにあまあまをよこすのはとうぜんなんだぜ!」
「だから俺もお菓子を見せてお前たちをゆっくりさせる、おあいこだ」
「「「「ゆ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛?!!」」」」
「なにいってんの?あまあまはむーしゃむーしゃしないとゆっくりできないんだよ!!」
「本当は俺も赤ちゃんをむーしゃむーしゃしないとゆっくりできないのだがな」
「おぢびぢゃんはむじゃむじゃずるものじゃないでしょおおおおおぉぉぉぉ??!」
「そうか、本当なら俺も赤ちゃんをむしゃむしゃしたいところなんだが、
せっかくお前たちはかわいい赤ちゃんを見せて俺をゆっくりさせてくれた。
見返りにお菓子を見せてゆっくりさせてやろうというのがお兄さんの粋な計らいだ」
もちろん赤ゆっくりを見てゆっくりできる要素なんて ひ と つ もないんだけどな。
あ、潰せばゆっくりできるか。
「ならまりささまにとっておきのさくがあるんだぜ!」
とっておきの策?ゆっくりがか。
森の賢者ぱちゅりーなら考えられるが森の脳筋まりさが策だと?
最高にむきゃきゃきゃって感じだぜ。
「まりさごときに何ができるんだぁ?ああん?」
「じじいみてろよ!!これがまりささまちからなんだぜ!!」
そう叫ぶと親まりさは小刻みに震え始めた。
「ゆふぅ・・・ゆふぅ・・・」まりさの体から粘液が湧き出る。
「ゆふぅゆふぅ・・・ゆふぅゆふぅ・・・」顔が紅潮し、目がとろんとしていく様子は見ていて気分の良いものでない。
「れいぶ・・・れいぶ・・・れいぶうううううぅぅぅぅ!!!」
「まりさ、どうしたの?おかしいよ?」
「れいぶうううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
「いや、いまのまりさはゆっくりできないよ!こっちにこないやあ!」
明らかに親れいむが引いている。
このお菓子見てるだけに耐えきれなくて元から狂ってる頭に拍車がかかったか?
と、親まりさが親れいむに飛びかかった。
「れいぶがわいいぜれいぶうううぅぅぅぅぅぅ!!」
「ばりさもがわいいよおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
そう叫びながらお互いに体を揺らし濡らし揺らし濡らし。
親共は粘液で草原の緑をねっとり湿らせて、
見ているだけで吐き気がする性交をおっぱじめた。
その横で赤ちゃんどもが、
「ゆっちゅりー」「ゆ♪ゆ♪」「ゆゆゆー」と何とものんきな声。
餡子脳には羞恥心というものがないのか?それともその行為を見せることがゆっくりに繋がるのか?
それよりもこいつらは親の痴態を見て何とも感じないのか?
とにかく某妖精とはベクトルが大きく異なるバカということは認識できた。
「いぐぜええええぇぇぇぇぇ!!ばりさいっぢゃうぜええええぇぇぇぇぇ!!!」
「ぎでええええぇぇぇぇ!!れいぶおがじぐなっぢゃうううううぅぅぅぅぅ!!!」
「「んほおおぉぉぉぉぉぉぉ!!ずっぎりいいいぃぃぃーー!!!!」」
フィニッシュを迎えたゆっくり親子。
やりきった後のヘブン状態の顔は、
この場にいるすべてのゆっくりにゆっくりとは何かという哲学の問いの一つの答えとなろう。ゆっくり限定を強調するぞ。
親まりさに犯された親れいむの額からニョキニョキと茎が生えてきた。
きめぇ、きもすぎる。だからゆっくりは嫌いなんだド畜生。
「ゆー♪」「ゆー♪」「ゆー♪」「ゆー♪」
「ゆゆ!ゆっくりとしたあかちゃんがはえてきたよ!!」
「れいみゅのいもうとだね!」
「まりしゃおねえちゃんがんばるよ!!」
「にやり」
その様子に不敵な笑みを浮かべる親まりさ。
「じじい!あたらしいあかちゃんをみてゆっくりしたのはまりささまにおみとおしなんだぜ!
そのゆっくりをあまあまでかんげんするんだぜ!!」
「れいむはあたらしいあかちゃんのためにおいしいものをたくさんむしゃむしゃしなきゃいけないんだよ!!
じじいはとっととあまあまをよこしてね!!」
そういうことか・・・。
いや、饅頭がこのような発想をするとは・・。
あかちゃんをみせたゆっくり=おかしをみるゆっくり から、
あかちゃんをみせたゆっくり+あたらしいあかちゃんをみせたゆっくり>おかしをみるゆっくり にして、
あかちゃんをみせたゆっくり+あたらしいあかちゃんをみせたゆっくり=おかしをたべるゆっくり
と一気に形成逆転てわけか。
ただ、まりさ。
敵の戦力を確認しなかったのは浅はかだったな。
あいにくだが俺は「大量の」お菓子を持ってきているんだ。
生まれてきた赤ちゃんの分だけお菓子を追加。
「ならそっちもたくさんのお菓子を見て存分にゆっくりしてくれ」
「どぼじでまだあまあまがあるんだぜええええぇぇぇ?!」
「ぼうみるだげはいやだああああぁぁぁぁ!!」
「ゆゆ?」
「れいむ、どうしたんだぜ」
「ひとりのゆっくりはよわくても、みんなあつまればすっごくつよいんだよ!!」
「だかられいむはむれのなかまをしょうしゅうするよ!!」
いや、確かに増えれば強くなるけど。
でもな、ゆっくり一人一人のポテンシャルが絶望的。
0に0をたしても0ということをこいつらはゆっくり理解するべき。
と親れいむがピコピコしたもみあげを口にくわえてふっーと息を吹きかけた。
「しょうしゅうだよ!!!」
「ゆー♪」
「とちぇもゆっちゅりしたおとしゃんだだね!」
「いやされるんだぜぇ・・・」
「じじいにこのおとのよさがわかってたまるかなんだぜ!」
ああ、ゆっくりにしか聞こえない犬笛ならぬゆっくり笛ってか。
ドドドドド・・・
「みんなー!あつまってね!!」
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とあっという間にゆっくりが増えた。
「これがれいむのちからだなんだよ!ゆっへん!!」
えーと、このれいむを助けに来たゆっくるは・・・。
金髪の都会派淑女 ありす
「とかいはね!」
ナイトキャップの賢者 ぱちゅりー
「むきゅきゅ!」
きゃべつ帽子の猫耳尻尾 ちぇん
「わかるよー!」
黒いリボンの卑猥語生産機 みょん
「ちーんぽ!!」
「よくきてくれたね!みんな!!」
「とかいはたるものなかまのぴんちにかけつけるのはとうぜんよ!!」
「あのじじいがな・・・」
「おかしをひとりじめしてるんだねーわかるよー」
「ちーんぽ!!まら!まら!ちーんぽ!!!」
言うが早くお菓子の山に突進してくるみょん。
「ちーーーんーーーぽ「鬼意四重結界!!」まらべにっ!!」
先ほどのクロスチョップとは趣向を変えて、立ちはだかり自分の体ほどのバリアを形成。
それに触れたみょんを向こうの木の根元まで容赦なく吹きとばす。
「まら・・・まら・・・べにず・・・」
「みょんしっかりして!!」
「こんなことするなんてなんていなかものなの!!」
「あまあまのひとりじめにともだちをきづつけるなんてにんげんさんはおになんだねーわかるよー」
「むきゅ!どういうことかせつめいしてもらうわ!!」
鬼意説明中・・・。
「おかしさんはむしゃむしゃしないとゆっくりできないのをしらないなんて!
いなかもののあたまはどうなっているのかしら!!」
「むきゅ、たしかににんげんさんのいいぶんもわかるけど・・・」
「どうしてそんなひどいことするのーわからないよー」
「ちーんぽ!!まら!!」
「ところでみんな、れんらくのとおりにおちびちゃんはつれてきた?」
「「「つれてきたわ(よー)!!」」」
「ちーんぽ!!」
あのゆっくり笛に伝言とかそんな機能があるとは。
そんな機能より「少ない食事で満足できる」とかもっと実用的なアビリティをつけた方がいいと思う。
「さぁ!にんげんさん!!たくさんのおちびちゃんをみてもーっとゆっくりしてね!!
そしてとっととあまあまをよこしてね!!」
「ときゃいはー」
「むきゅーきゅー」
「わきゃるよー」
「ぺーに♪ぺーに♪」
ここで疑問。なぜ赤ゆっくりは俺をゆっくりさせられない?
一つ、赤ちゃん言葉で「わたしかわいいから」アピールがうざい。
二つ、小さいから狙いをつけにくい、ちょこまかと目ざわり。
三つ、「ゆー♪」とかのいちいち出す鳴き声。
四つ、ゆっくりだから。
赤ちゃんがちっこくて丸いのは本来動物の生理的な部分に訴えて赤ちゃんが襲われないようにするとかなのに、
なぜか赤ゆっくりではその逆の嗜虐心をくすぐることに成功している。
ああ、饅頭のくせにしゃべるからか・・・。
「あ、ちなみにまだまだお菓子あるよ
もっと並べとくからゆっくり見ていってね!!!」
「どぼじでまだあるんだぜえええええぇぇぇぇぇ?!!」
「それだけもってるならありすたちにわたしなさいよおおおおぉぉぉ!!!」
「ごうよくなんだねーわかるよー」
「まら!まら!ちーーーーーーーーーーんぽ!!!」
「ちなみにこのお菓子子供たちにあげる物だからお前たちには一個もやらねぇよバーカ!!」
「ゆゆ?だったらおちびちゃん」
「饅頭(小)は俺の中では子供なんかじゃねぇよ!!」
「どぼじでぞんなこというのおおおおぉぉぉぉぉ??!」
にしても親が必死に説得を試みているのに、
赤ちゃんどもは「しゅーりしゅーり」とか「ちょうちょしゃんみゃってね!」とか「まら!」とか。
こいつらは生まれた時から空気というものが読めないんだな!ぶふぇ!!
「むきゅ!あかちゃんならふやせばいいのよ!!」
「それはさっきまりささまがおもいついたんだぜ!!」
「れいむのすっごくゆっくりとしたあかちゃんたちだよ!!」
二つ返事で赤ちゃん作れるようなお前らとは一生わかりあえそうにないわ。再確認。
「いまからあかちゃんをつくってあまあまをたっくさんもらうよ!!!」
「「「「ゆーゆーおー!!」」」」「ちーんぽ!!」
声をそろえたらすぐに小刻みに震えだすゆっくり。
だんだんと顔が火照る姿を見ているとこっちにぱちゅりーが来た。
「むきゅ、にんげんさんこれをつけてて」
「こいつは?」
「めかくしとみみせんよ」
ごそごそとナイトキャップから出されたのは、
どう見てもドングリと葉っぱ。なんの冗談だ?
「いや、だからなに?」
「むきゅ。ぱちゅはおかあさんに「すっきりはむやみにみせるものじゃない」っていわれたの」
発見!饅頭にも羞恥心はある!!
「ほぅ、その心をゆっくりが持つとは珍しい。ありがたく使わせてもらうよ」
「むきゅ、おわったらぱちゅがとんとんってやるからおぼえといて」
そう言うとぱちゅりーは「んほぉ」とか「ゆひぃ」とか聞こえる乱交パーティに消えて行った。
え、ドングリとか葉っぱとか使うわけないから。
眠るときに周りの様子が気になるタイプだから耳栓とアイマスクは常備してるので。
でもゆっくりにしてはよく出来てるな。あの紫もやし。
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トン、トン、トン・・・・。
背中を叩くその衝撃に耳栓とアイマスクを外す。
耳栓とアイマスクをつけて横になっていたら知らない間に寝ていたようだ。
「むきゅ、おまたせ。ぱちゅたちのかわいいあかちゃんをゆっくりみていってね」
んあー、そう言えば、赤ちゃんを見せてお菓子ゲットチャレンジの途中だったか。
ふあー。
「れいむのゆっくりしたあかちゃんがふえたよ!!ゆっくりみていってね!!!」
「まりささまのあかちゃんをとくべつにおがまさせてやるんだぜ!!!」
「いなかものはとかいはのあかちゃんをみれることをこうえいにおもいなさい!!」
「ちぇんのあかちゃんをみてゆっくりしているんだねーわかるよー」
「ちんーぽ!!ちーんぽ!!」
「むきゅ」
見ると親ゆっくりすべての額から茎が伸びていた。親れいむにいたっては2本ある。
そこに生っている丸っこいのはすべて赤ちゃんだろうか。
「ゆー」「ゆー」「ぺにー」とこいつら茎に生った瞬間から言語能力爆裂とは。
でたらめにもほどがある。
「さあ、じじいはかんねんしてあまあまをよこしてね!!!」
てかな、俺が寝ている間にお菓子を持ち去って逃げるってこともできたはずなのにさ、
人が目を離している隙にも必死に子作りとかお前たちは一体なんだ?
あの紫もやしもエチケットにはうるさかったがこういうことに頭は回らないとか。
ずいぶんと遠回り、なんていうか、もう、バカ。
「はいはいゆっくりゆっくり」
「お菓子追加でもっとゆっくりゆっくりっと」
「おがじいいでしょおおおおおぉぉぉぉ??!」
「にんげんさんがそんなにあまあまをもってるわけないいぃぃぃぃ!!」
だから最初に敵の戦力を確認しないそっちが悪いんだって。
「もうぱちゅのさくはつきたわ」
「このままではまけてしまうんだぜ!」
「わからないよー!」
「ちーんぽ?!」
「ゆっくりしたいよおおおおぉぉぉぉ!!」
「さくは・・・あるわ」
「「「「なんだって!?」」」」「まらら!?」
「あたしの「とかいはりみったー」をはずせば・・・いいのよ」
「そ、そんなことしたら」
「わかってる」
「ありすはどうなるんだぜ」
「きっと・・・みんなのことがわからなくなって・・・」
「どうなのー」
「じぶんがすっきりすることしかかんがえられなくなって」
「ちーんぽ?」
「みんなをころしてしまうかもしれない・・・」
「「「「ええ?それはゆっくりできないよ!!!」」」」「ちーんぽぽ!!」
いまいち話が分からなくなってきた。
てか「とかいはりみったー」って何だよ。
「むきゅ、にんげんさんにもせつめいがひつようみたいね」
「そうしてくれると助かるな」
もやし説明中・・・。
「とかいはりみったー」とは、本来レイパーになる運命のありすが自らのレイパー化を防ぐための心の枷。
ありす種の持つ「とかいは」理論を強固にすることで、「とかいは」のかけらもないレイプを深層的に防止できる。
利点は、まず第一に色に狂って友達をすっきり殺しをしてしまうことがなくなること。
欠点は、レイパー時のまりさより強くちぇんよりも早い身体能力をも封印してしまうこと。
一旦これを外したら、今まで抑えてきた性欲が一気に放出されて、
周りのゆっくりはまたたくまに体中から根を生やして黒ずんでしまう。
そうか、そういうことか・・・。
いらないな。それ。
動物たるもの本能的に生きて欲しいものなのに、
理性で本能を抑えるととか高尚でお前何様?な話だよ。
あ、饅頭だから別にいいや。
「とにかくあかちゃんをふやしたらかちなんでしょ。
だったらあたしの「とかいはりみったー」をはずしたらあかちゃんがたくさんうまれるわ」
「でも、でもれいむもっとゆっくりしたい!」
「まりさもだぜ!」
「むきゅ!ありす、すこしゆっくりして」
「わからないよー?」
「ち-んぽ!」
「みんなはあまあまがほしくないの?」
「「「「・・・・・・・」」」」
「ならやるしかない」
「ありす・・・。」
いや、死んじゃったらお菓子食えないでしょ。
「みょん。」
「ちーんぽ!」
「あなたはこまったときにすぐかけつけてくれるりっぱなないとだったわ。」
「まら・・・」
「れみりゃがおそってきたときも、ぼうでいちげきでたおしてくれた。とってもつよかった」
「まらまら・・・ちーんぽ」
え、何?
「ちぇん。」
「ありす・・・」
「あなたはなかまのなかでいちばんあしがはやかった。かけっこだといつもいちばん」
「わかるよー」
「そのすばやさでのかりではまいかいたくさんのたべものさんをとってきてくれて、
それでまいにちみんなでむしゃむしゃ。とってもしあわせだったわ」
「ありす・・・わからないよー・・・」
これは、
「ぱちゅりー。」
「ありす、ゆっくりして」
「あなたはいちばんかしこくて、たべもののことやしぜんのこと、たくさんおしえてもらった」
「むきゅ、なにを。これからもいっぱいおしえるよ」
「あたしのおちびちゃんがびょうきになったとき、ぱちぇのくすりですぐよくなったわ。
とってもくれーばーよ」
「・・・・・・・」
あのー、
「れいむ。」
「ゆゆ?」
「あなたはいちばんのべびーしったーよ。あなたにあずけたあかちゃんはいつもえがおだった」
「れいむはこそだてがじょうずだからね!」
「おうたもすっごくじょうずだった。れいむのおうたはきっと、あたしたちだけじゃなくてさ、
むしさんもはなさんもとりさんも、みーんなゆっくりさせて・・・。」
「おうたはとくいだから・・・ね・・・」
なんというか、
「まりさ。」
「ありす、ゆっくりかんがえなおすんだぜ!」
「じつはあなたのことがだれよりもすきだった。おはだもおぼうしもおめめもおくちもぜーんぶいとおしくて」
「!!!でもまりさにはれいむが」
「わかってる。でもさいごにつたいの。まりさ、あなたのことがだーいすきよ」
「さいごってなんなんだぜ?これからもゆっくりして」
「まりさ」
「ありす・・・」
「つぎのゆんせいはまりさといっしょにゆっくりしたいな」
「・・・・・・・」
全体的にありすの遠い眼とそれ以外のありすの言葉を反芻して、
「そういうことあったなー」という顔が印象的だった茶番。
一部の問題発言はもはや気にならない。
何この最終回みたいな展開。だとしたら俺がラスボス?
てかこのありす。ただ性欲を抑えきれないだけじゃね?
ほら、さっきしてたのでレイパーの感覚を思い出しちゃったとか。
「みんな、おわかれね!」
「ゆすん・・・ゆすん・・・」
「ほら、おわかれなのにないちゃだめでしょ。とかいはじゃないわ」
そして、
「みんな、いままでありがとう」
ありすの制御は、
「あたしは、とかいはをすてます。れいぱーになります。みんなの、ゆっくりのために」
外れることになる。
「とかいはりみったー!かいじょ!!」
ピカー!
ありすから光が暴発した。まるで地上に太陽が降りてきたような明るさ。
「まりさ・・・ずっと・・・」
「ありすううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅー!!!!!!」
暑苦しいギャラリーをバックにして徐々にその光がおさまってくる。
そして、光の中心にいたありすの代わりにいるのは、
「んほおおおおおおおぉぉぉぉ!!!ゆっくりたちがたいりょうねええええぇぇぇぇ!!!
みんなにとかいはのあいをたっぷりあたえてあげるわああああぁぁぁぁぁ!!!」
髪は逆立ち、肌は汚らしい粘液をまとい、口をだらしなく開けて、目を血走らて、
「理性」というものをかなぐりすてたありすの本能がそこにはあった。
すっきりは正義すっきりは快感すっきりは崇高すっきりは万能
すっきりは愛情すっきりは感情すっきりは義務すっきりは奇跡
すっきりは・・・。
すべての事象をすっきりでしか表現できないクリーチャー。
「やっぱりこわいいいぃぃぃぃぃ!!」
「ちょくしできないんだぜえええぇぇぇぇ!!」
「これはひどいわ・・・」
「わからないよおおおぉぉぉぉぉ!!」
「まらまらまらまら・・・」
ここから予想される展開。
みんなありすにおそわれる→すっきり→まだまだいくよー→すっきり→まだまだいくよ→すっきり→まだまだ(ry
別にゆっくりの性交を見るのが趣味ではないのでもう耳栓アイマスクでもう一眠り。
放置してもよかったけど、このまま逃げるとこっちが負けたような感じがするし。
「じゃ、みんなおやすみー!」
「「「「にんげんさんたすけて!!!」」」」「べにずうううぅぅぅぅ!!!」
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「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「「「「「ゆっちゅりしちぇいっちぇね!!!」」」」」
「だぁ!うるさいっ!!」
俺は大量のゆっくりのあいさつで目が覚めた。
どうやらこれだけいると高級耳栓でさえも防げないらしい。
周りは予想通り犯しつくされて黒ずんでいる親たちの姿。
全身にびっしりと茎を生やしてまりものようだ。
なんか赤ちゃんまで犯されてもれなくまっくろくろすけ。
あれ、横で親ありすも倒れている。すっきりしすぎた結果がこれだよ!
で今目の前にいるのは茎から落ちる落ちるありす種の赤ゆっくりの山、山、山。
軽く見積もって100体はゆうに超える。
さて、帰ろうか。お菓子お菓子・・・っと。
お菓子・・・?
今思い出した。ゆっくりはお菓子が欲しくて赤ちゃんを作ってたんだ。
ならばこれが奴らの最終ラウンド。
袋の中に残っているお菓子は・・・あと130個程度。
負けた・・・か。
饅頭ごときに敗れるとは思いもしなかったが、命を捨ててまでお菓子に身を捧げたゆっくりはある意味かっこいい。
「俺の餞別だ、あの世でゆっくりしていってね」
そう突拍子もない発想を思いつき散って行ったゆっくりを思い出しながら、
赤ありす軍団に向かって袋の中身をぶちまける。
「おぼだいよおおおぉぉぉぉ!!」
「ぎゅうぎゅうにゃんちぇときゃいはじゃにゃいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!」
「おしゃないでね!!!ぜっちゃいにおしゃにゃいでにぇ!!」
「つぶれちゃうううううううぅぅぅぅぅ!!!」
空には太陽の代わりに星がまたたいていた。
今日は遅いし、もう家帰るか。
キラッ
俺に向かって星が光ったような気がした。
きっとお空でゆっくりしてるんだな・・・。
そんな彼らのゆっくりを思い浮かべ
「ヒャッハー!我慢できぇね!!!明日から虐待だぁ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――
「「「「「もっちょゆっちゅりしちゃかっちゃよ・・・」」」」」
明日にときめいてるお兄さんの後ろに、
赤ありす軍団はお菓子の重みで一匹残らず潰れていた。
終
――――――――――――――――――――――――――――――
みせるだけってネタあった気もするんですけれども
うーん・・・。
今まで書いた作品
最終更新:2009年05月30日 23:30