ゆっくり霊夢にタイル攻めをしようと思う。
「ゆっゆ♪ ここは
ゆっくりできそうだね!!」
取り合えず、基本中の基本であるタイルで殴る所から始める。
「ゆべし!!!」
鈍い音を上げてタイルが割れる、同時に霊夢も相当のダメージを負ったようだ。
「ゆゆゆ!! おじさんいたいよ!! ゆっくりあやまってね!!!」
まだまだ元気そうなので、散らばった破片でメイクアップしてあげる事にする。
「ゆ!! いだいよ!! やめでね!!! ゆっくりできないよ!!!」
まるでどこかの先住民族のように、体中に破片が刺さった霊夢を眺めた後、更に攻めを続けていこうと思う。
「ゆーー!! もうやめてね!! れいむはおうちにかえるよ!!」
訳のわからない事を言っている霊夢の底をタイルに貼り付ける。
「ゆゆゆ!! うごけないよ!! うごけないよ!!!」
ピッタリと張り付いた所為で跳ねる事ができなくなってしまったらしい。
「それじゃあ、続きしようか」
努めて優しく霊夢に話しかける、この方が恐怖が増すからだ。
「やめでーー!! もう、おうじがえるーーー!!!」
霊夢の言葉をさらっと流し、タイルを霊夢の口の中に入れる。
「ゆ? ふぁ!! あがががが!!!!!」
少し無理をしたが、何とか入れることができた。
「ゆっふりふぃふぇいっふぇね!!!」
頬の周りが辺に出っ張っている面白い形をした霊夢を、両頬から破片の刺さっていない所を探しおもいっきり殴る。
「ゆべ!! ええええええ!!!!!」
中のタイルが砕かれ、口の中に激痛が訪れる。
「あががが!! いだいーー!!! ゆっぐりさせでーーー!!!」
まだまだ終わりではない。
次に用意するのは沢山のタイル、そしてこの霊夢の子供達。
「ゆーー!! おかーーしゃーーん!!」
「いたくないーー!!!」
「いたいのいたいのとんでいけーー!! だよーー!!!」
甲斐甲斐しくも、母親を慰めようとしている赤ちゃん達をタイルの上に乗せていく。
「ゆゆ!! あかちゃんにはひどいことをしないでね!!!」
「知らないね」
「「ゆーー!! おかーーしゃんをはなちてね!!」」
「「おにーーしゃん!! こんなことやめてね!!」」
「「y!!」」
乗せ終えたら、上からタイルを一枚ずつ載せていく。
「ゆぐぐ!!」
「ぜんぜんへいきだよ!! おにーーしゃんよりちからもちだね!!」
数枚までは苦もなく耐えていたようだが、五枚を越えた辺りから余裕もなくなったようだ。
「いいいいだいーーー!!」
「ちゅぶれりゅーーー!!」
「おかーーしゃん!! たずけでーーー!!!」
「ゆ!! おにーーさんやめてね!! れいむをやっていいからあかちゃんたちはやめてあげてね!!!」
黙々と単純作業をこなしていく。
「ゆーー!! おもだいーー!!!」
「ゆ……ゆ……」
十数枚を重ねた時、重さに耐え切れずに餡子が出てくる個体が現れた。
そろそろか。
「ゆ? あかちゃんたちをたすけてくれるの?」
笑顔の母親を抱えて赤ちゃんたちの所へ。
「ゆ!! まっててね!! いまたすけてもらうからね!!」
そのまま最後のタイルを上に重ねる。
「「「「ゆーーーーー!!!」」」」
甲高い声を出した後、ピッタリ張り付いたタイルの隙間から餡子が流れ出した。
「どどどどどうじでーーーー!!!!!」
「お前の重さで潰れたの。お前を乗せても大丈夫だったら助けてあげたのに、無残に潰れちゃったの。笑っちゃうね、お前が軽かったら皆助かったのに!!」
「ゆーーー!! ごめんねーーーー!! ごめんねーーーー!!!」
オンオン泣き喚く霊夢を抱えて、部屋の端へ連れて行く。
そろそろ最後の締めにかかろう。
「ゆーー!! れいむをどーーずるのーー!!!」
タイルを構えて、一投目。
「ゆ!!」
鈍い音を立てて飛んでいったタイルは、霊夢の数センチ横で粉々に砕かれた。
「やめでーーー!!! れいむをゆっぐりさせでーーー!!」
次々と、左右上にタイルを投げていく。
投げるたびに5mm刻みで間隔を狭める。
「だずげでくだざい!!! れいむたじはもりのなかでゆっぐりすごしてたのーーー!!!」
身の上話など聞きたくないのでさらっと流す。
「ゆぶ!!!」
次の一投で、見事リボンを打ち抜いた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛!! れいむのりぼんがーーーー!!!!」
次は左右の髪飾り。
その次は片目に当てる。
「ああーーーーー!! ゆーーー!!!」
既に言葉にもならない様で、ただ叫び声を上げ続ける霊夢。
そろそろ頃合だろう。
鋭くとがったタイルの破片を見つけ、霊夢に近寄っていく。
「ゆ? ゆーー!! あがががーー!! どうなっでるのーーー!!!」
目の前に鏡を置き、自分自身の様子を眺めさせてやる。
「これは鏡っていってね、自分の姿を写すものさ」
「れいむのきれーーなおがおがーー!! むれのなかでもきれいぎれいっていっでくれでだおがおがーーー!!!」
よっぽとショックだった様だが、なお更面白い。
「!! いだいーー!! おにーーさんなにs……!!! ああああ!!! れいむのながみがーーー!!!」
よく見えるように、タイルの破片で皮を切り裂いていく。
中からは、まるで魔理沙の様にどす黒い餡子がタップリと詰まっている。
「おにーーざーーん!! やめでーーー!! もうやめでーー!!」
「ほら、キチンと見てろ」
「あああ!!!」
目をテープで開いたままにする。
これで、群れの中で随一の自分の顔を鏡で好きなだけ眺められる。
「やめでーー!! もう!! もうおうじがえじでぐだざいーーー!!」
餡子を掻き出し、他の場所を裂きまた掻き出す。
慣れたもので、適当にやっても一時間ほどなら意識を保ってやれる。
「あががーー!!」
「いぎぎーー!!!」
「やめでーーー!!」
「ゆーーー……」
たっぷり二時間ほど続けると、とうとう声が弱まってきた。
仕上げだ。
「ゆ?」
ピカピカ新品のタイルの横で思い切り霊夢を
「ぶ!!!」
叩く。
「…………」
餡子の塊になったところで、回っていたビデオを止める。
これは加工場に高値で売るビデオ。
羊羹を作るのに、養殖モノだとただ恐怖を与えただけではそこまで粘度が上がらないので最初にこの手のビデオを見せるのだ。
ビデオテープを取り替えた俺は、マジックミラー越しに見ていた他のゆっくりに声をかける。
「さぁ、次はどっちにしようかな」
「「!!」」
そこに居たのはアリスとパチュリー。
どちらもあの霊夢の群れのリーダー格だったゆっくりだ。
魔理沙もそうだったのだが、霊夢を先に連れてきたので魔理沙は不要になった。
群れを再び訪れた時、霊夢を返せと煩かったのでリーダー以外のゆっくりは全て帽子を取り、プリンの匂いの元とれみりゃの匂い
の元をそれぞれゆっくり用の毒と一緒に垂らして木の杭で打ち付けてある。
その、リーダーの魔理沙は、部屋の隅においてある。
「まりさはごみくずのゆっくりだよ!! まりさはごみくずのゆっくりだよ!! まりさはごみくずのゆっくりだよ!! まりさ
はごみくずのゆっくりだよ!! まりさはごみくずのゆっくりだよ!! まりさはごみくずのゆっくりだよ!! まりさはごみく
ずのゆっくりだよ!! まりさはごみくずのゆっくりだよ!! まりさはごみくずのゆっくりだよ!! ……」
「やめでーーーー!! まりさはごみくずじゃないーーーー!!!」
周りの数台のスピーカーから流れる、声に既にボロボロになってはいるが。
「おっといけない。早く次を決めないとね!」
「むぎゅーー!! やめでーーー!!!」
「こんなの、とかいはのすることじゃないわーーー!!!」
「だめだめ! まだ土と油が残ってるんだから!」
「むぎゅーーーー!!!」
むきゅむきゅ煩いパチュリーを抱え入れ、録画のスイッチを入れた。