※fuku2404の「湖のまりさ」よりネタをお借りしました、申し訳(・ω・`)
 前作「ゆっくりディグダグ」の後にあたる話ですが、とくに繋がりないんで前作スルーでもおkっす(´ω`)

ゆっくりディグダグⅡ



こんにちわ、最近ゲームにはまってる虐待お兄さんだよ!
近頃うーぱっくに運ばれるゆっくり達による被害が増えているんだ。
それだけなら別段珍しいことでも無いんだけど、問題はそのうーっぱっく達の住処が解らないってところなんだ。
森の中や、山の方から来ているわけでもなさそうだし、一体どこから来るんだろうか?
そこで今回は、そんなあいつらの巣を見つけて目に物見せてやろうってことにしたんだ。

まず、あいつらが良く来るという畑に野菜クズなんかの生ゴミと「カンピョウ」を撒いておく。
このカンピョウが今回のミソで、少し太めに削ったものを数本結わえて縄のようにしている。
長さは10m程もあり、綺麗に巻いたとしてもそこそこのカサになる。
これを食紅をといた砂糖水に漬けこんで、甘く派手に仕上げた。

これらを適当に仕掛けて物陰から様子を見ること数分、うーっぱく達の群れが現れた。
「ゆぅ!ごはんがいっぱいあるよ!」
「おうちにもってかえって、みんなでゆっくりしようね!」
うーぱっくの中から現れたゆっくり達が、その中へと生ゴミを詰めていく。
と、そこで「くーちゃくーちゃ・・・これあまくてすごくゆっくりできるよ!」
1匹のれいむがカンピョウに食いついたのだ。
「ほんとだ!とてもあまあまだね!」 「ゆっくりできるね!」
ほかのゆっくり達もカンピョウをしゃぶり始めた。
「ゆゆ!でもこれかたくてかみきれないね!」「おくちにはいりきらないよ!」
カンピョウの縄は中々の強度をほこっており、ゆっくりごときでは噛み切るのは難しいようだ。
しかし、カンピョウから滲み出る甘い汁を手放すのは惜しいらしく、これを無理やりうーぱっくに詰め込んだ。
「うー!うーうー!」
「ゆっくりがんばってね!」「おうちにかえったらいっぱいゆっくりできるからね」
流石に全部は入りきらなかったらしく、うーぱっくからは半分ほどカンピョウがなびいている状態になった。
そしてふらふらと飛び始める、どうやら巣へと帰るようだ。
吹流しのようにたなびくカンピョウは、真紅に染まり実に青い空に映える。
さながら地蜂取りといったところか、僕はカンピョウを目印にゆっくりを追っていったんだ。


しばらく追っていくとうーぱっく達は森を越え、その先にある湖までやってきた。
(はて?こんなところに何のようだ?)
そう考えているとゆっくり達は湖の中へと降りていったんだ!
何と、饅頭が水の上を跳ね回っているではないか!
(どういうことなの・・・?)
よくよく見てみると、どうやらゆっくり達は湖面に浮き草やゴミを集めて浮島を作っているようだ。
まさか湖の中とは盲点だった、本来ゆっくりは水を恐れるものだ。こんなところに住み着くとはそうそう気付くまい。
饅頭のくせにやるじゃないか、ゆがみねぇな。
島の中心に乾いた土が見られるところからどうやらこの辺りは遠浅で、そこで突き出た土地の周りにゴミを集めて拡大していったらしい。
そこまで確認して虐待の準備をすべく、お兄さんは一旦家に帰った。

翌日

空は雲ひとつ無い快晴、まさに虐待日和だね!

今回用意したもの
  • 素敵な銛(前回参照)
  • ドリル(男のロマン)


「それじゃいくとしますかね。」

湖の湖畔まで着いたお兄さんはゆっくりと水の中に入っていった。
この辺りは腰ほどの深さがあるが流れがあるわけでもないので、なんとか浮島までたどり着くことができた。
「よっと・・・。やぁ、ゆっくりしてるかい?」
「「「ゆゆ!ゆっくりしていってね!??」」」
「なんで人間がここにいるのぉ!?」「ゆっくりしないででていってね!!」
ふむ、ずぶ濡れになりながら来たっていうのに冷たいなぁ・・・。
「君達、最近うーぱっくに乗って人里を荒らしまわってるだろう?僕はそんな悪いゆっくりにおしおきしにやってきたんだ!」
「ゆゆゆ!?なななにいってるの?れいむたち、そそんなことしてないよぉ!?」
「そ、そうだぜ!まりさたちはおやさいなんかたべてないんだぜ!!へんなこというおにいさんはさっさとどっかいってね!!」
(相変わらず解りやすいリアクションだなぁ、まぁかるく揺さぶってみるか)
「じゃあそこにある赤いカンピョウはなんだい?それは昨日人間の畑から盗まれたものなんだよ。」
「「「ゆぐぐ!!??」」」
「れいむがもってかえろうなんてい”う”がらあぁぁ!!」「まりさだってゆっぐりできる”っでいったじゃないぃぃ!!」
すかさず始まる罪の擦り付け合い、おお醜い醜い。
「それじゃあ皆・・・ゆっくり死んでいってね!!」
「「「いやああぁぁぁぁぁ!!!」」」
すかさず一匹のれいむに銛を打ち込み空気を入れていく。
「ゆっくじやべでぇぇぇ!!!・・・・・ゆばっ!!?」
「「「でいぶー!!!」」」
うん、どうやら銛は今日も絶好調のようだ。
その時後ろから声が聞こえた。
「ゆっふー!ばかなおにいさんはそこでゆっくりしててね!まりさたちはゆっくりにげるよ!」
「ぐずなれいむたちはそこでゆっくりしんでいってね!」
数匹のまりさが帽子を船に島から逃げ出していたのだ。声を出さなければ逃げ切れたかも知れないのに、バカだなぁ。
「「どおじでぞんなごというのぉぉぉ!!!」」
残されたゆっくり達が叫ぶのを聞いてまりさ達はニヤニヤしている、その顔がなんともいい感じにウザイ。
「おお、あわれあわrゆぎゅ!?」
次の瞬間罵声を浴びせてニヤニヤしていたまりさの眉間に銛がささっていた。

シュコシュコ・・・

「やべでぇぇぇ!!!」 「「「ま、まりざあぁぁぁ!!!」」」
おぉうろたえとるわ、つかお前ら全員まりさじゃないか。
「おに”いざんごめんなざいぃぃ!!まりざがわるがったでずぅ!!!だからこれぬ”いでぐだざいぃぃ!!」
「本当に反省したのか?しょうがないな、もう二度と人里をあらすんじゃないぞ。」
「ありがどおぉございまずうぅぅ!!!」
(ゆふん!ばかなじじいめ!にげきっていつかふくしゅうしてやる!!!)
まりさの脳内でメラメラと復讐の炎が燃え立つ次の瞬間
「じゃあぬくぞ、よっと!」

キュポン  「ゆうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!???」

膨らんでいたまりさの体から勢い良く空気が漏れ出し、湖面を走りはじめたのだ。
「ゆぅぅぅ!!こっちこないでぇぇぇぇ!?」「ゆっくりしないであっちへいってねえぇぇぇぇ!!?」
「どおじでそんなことゆうのおおぉぉぉ!!??」
動き出したまりさはとまらない。周囲に浮かぶ他のゆっくりにどんどんと体当たりをしながら止めてくれと叫んでいる。
「ゆがあぁっぷ、あっぷぁ!!」「ゆっくぶべっできなびぃ!!」
止まるころには全てのまりさが水の中に投げ出されていた。
「おにいざんのうぞづきいぃぃ!!!だずけてぐれるっでいっだのにぃぃぃ!!!」
「何言ってるんだ、頼まれたとおり銛をぬいてやっただけじゃないか。そしたら勝手にお前が暴れだしたんだろ?」
「ゆぐぅ!まりざなんがさっさとしんでたらよがったんだよ!!」「じぶんがっでなばがなまりざはざっざどじねぇ!!!」
「なんでぞんなごどいうのおー!!!」
この期に及んでまだ言い争いをするか、まぁ僕のせいなんだけどね。
「「「ゆっぐりじだげgゴボゴボゴボ・・・・・」」」
そう言い残した湖面には帽子だけがたゆたっていた。

「さーて、またせたねっと?」
残していたれいむ達のほうに戻ると、そこにはうーぱっく達に乗り込もうとしているれいむたちが。
「ゆゆ!ゆっくりしないではやくしてね!」「ばかなにんげんはひとりでゆっくりしていってね!!」
「「「うーうー!!!」」」
どうやらまりさ達に気を取られている間にうーぱっく達の迎えが来ていたらしい。
気付いた僕に捨て台詞を吐いてるあたりもう勝った気でいるらしいがまだはやい。

「これでもくらえぇい! どらあぁぁぁぁぁぁ!!!」
お兄さんはそう叫ぶと、奥の手であるドリルを深々と島に突き刺したのだ!

ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ドリルの放つ振動が島を覆う、その次の瞬間
「「「ゆゆゆ!!???」」」「「「うぅー!!?」」」
なんと島が崩壊しれいむ達は水の中へと放り出されたのだ。
また、この時一緒にれいむ達を乗せようとしていたうーぱっく達も巻き込まれてドボンした。
「どぉなっでるのぉぉぉ!?」「なんでしまがしずむのおぉぉ!!?」「うーうー!!」
うーぱっくは必死に飛ぼうとしているようだが水を吸ってしまい上手くいかないようだ、流石ダンボール。
「れいむたちのゆっくりぷれいすがあぁぁぁ!!」「もっどゆっぐりじだかっだぁぁぁ!!!」「う”ぅ”ぅ”」
「「「ゆっくりしたけっかがこれだよ!!!」」」
最後にそう叫び残してゆっくりたちは消えていった。

「すっきりー☆」
今日もいいプレイだったね!実に爽快だ!



次の日お兄さんは風邪をひいた。
ゆっくり水に漬かった結果がこれだよ!!


おわれ






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ゆっくりディグダグ


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最終更新:2022年05月03日 15:59