- 希少種が書きたくなった・・・後悔はない
- 人間が酷い目に合います
- 高スペックなゆっくりがでます
怪奇現象
ここ最近、男の部屋には不思議な事が起こっていた。
不思議というより、怪奇現象といえるだろう。
隣に住んでいる霊感が少しある虐待お兄さんから以前親子の霊が住みついていると言われていたが
もしかしたら本格的になってきたのかもしれない。
事が始まったは10日程前になる。
男はもしかしたらその前後の何かが原因ではないか考えだした。
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十日前、男はちょうど日曜日だったため、家でゴロゴロしていた。
朝は10時頃に起き、12時頃に昼飯を買いに外にでた。
外は初夏の暑さ、セミの鳴き声がちらほら聞こえだしていた。
男はちったあ涼しくならねえかなと無駄な呟きをしていると
なにか踏んづけてしまったようだ
「ゆぴぃ!!」
よくみるとゆっくりまりさを知らず知らずの内に踏みつぶしていた。
「お、おお、、おおおおおにいざぁぁぁぁぁぁぁん!!
どぼじでばりざのおぢびぢゃんをごろじだのぉぉぉぉぉ!!」
「いぼうどをがえぜぇぇぇぇぇぇ!!」
「どがいはなおねえじゃんをごろじだいながものぉぉぉぉ!!」
と食ってかかってきた親まりさに同調して俺の周りでやたらと騒いでいる
子まりさとが子ありすが1匹づついた。
何故こんな道の真ん中で密集していたんだ?とおれが周りを見渡すと幼稚園から小学生ぐらいの
背丈と兎耳をした何かが必死におれから遠ざかるように逃げ出していた。
胴つきのゆっくりうどんげだった。
ゆっくりうどんげは希少種なこともあってか胴つきで発見されることが多い
ゆっくりという生き物は帽子に傷が付いているというだけでゆっくりできないとみなし排除する
傾向がある。それに加え、ゆっくりうどんげはげらげらとしか喋れない。
そのため、ゆっくりうどんげは野生でもなかなか生きていけないというかわいそうなゆっくりだ。
大方この親子はうどんげを虐める内にこんな道のど真ん中に出たのだろう。
「おぢびじゃんのがだぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
そんな推測をしていると、ブチ切れた親まりさが俺に体当たりを仕掛けてきた。
まあまあ重量があるので少しあとずさりはするもののやはりその柔らかい体では人間をきずつけるに
至らなかった。
だがくらう人間からすればうっとおしいことこの上ない。
男は怒り狂っている親まりさを掴んだ
「ばなぜ!!ばなぜぇぇぇぇ!!おぢびぢゃんをごろじたあぐまめぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「おがあぢゃんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」
「ばなぜぇぇぇぇぇ!!いながものぉぉぉぉぉ!!」
うっとおしかったのでとりあえず掴んだはいいが、こいつをどうしたものかと男は考えた。
考えながら辺りを見渡すとその先にマンホールがあった。
そういえばこの時期のマンホールで熱いよな・・・・
男は閃いた。
「ばやぐばなぜぇぇぇぇぇ!!!ゆ?ようやぐおろずぎにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
男は親まりさをマンホールに押しつけた
気温は30度近くある。アスファルトですら70~80度はある。
足の皮の暑さで熱さを感じはしなかっただろうがマンホールとなるとそうはいかない
暑く熱したフライパンの上に置かれているようなものだ。
「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!!!ばなぜぇぇぇぇぇぇ!!!ばりざじんじゃうぅぅぅぅぅ!!!」
まりさは男に抑えつけられながら足を焼かれる苦しみを味わっていた。
「おがあざんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」
「とがいはなみゃみゃをばなぜぇぇぇぇ!!」
れいむの子ゆっくりどもが俺の脚に体当たりを仕掛けてきた。
正直うざい、本当にうざい。
男は両手で押さえつけていた親まりさを片手に持ち直し、もう片方の手で二ひきまとめて捕まえた。
ゆっくりは動きも本当にゆっくりなので捕まえるのは本当に簡単だ。
その上体が野球ボール程度しかない子ゆっくりともなれば二ひきまとめて片手で捕まえることぐらい
容易だ。
「ばなぜぇぇぇぇ!!まりさをはなぜぇぇぇぇ!!」
「いながものぉぉぉぉぉ!!ありずにふれるなぁぁぁぁぁ!!」
子ゆっくりは必死に体をよじらせるがびくともしない。
男は必死に暴れる子ゆっくりも母親と一緒にマンホールにくっつけてやった。
母親のすぐ側で
「ゆぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「どかいばじゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アルトの良い歌声に子供だけが放てるソプラノのお歌が混じる。
男には虐待の趣味はないがこの一時だけは隣の虐待お兄さんと感じるものを共感できたと感じた。
そして5分後
いい加減蒸し暑い中ゆっくりを虐めるのにも飽きたのか、男は手を離した。
後はどこになりでもいきなと男は呟いた・・・だが
「ゆ?うごかないぃぃぃぃぃ!!あんよがうごかないぃぃぃぃぃ!!うごけないぃぃぃぃ!!」
「あんよさぁぁぁぁぁん!!くろいくろいからはなれてねぇぇぇぇぇ!!」
「みゃみゃぁぁぁぁぁぁ!!たちゅけてぇぇぇぇぇぇ!!!」
たかが五分でもゆっくりにとっては致命的だったようだ。
ゆっくりの足は完全にマンホールにくっついていた。
暑く熱したフライパンに焼きすぎてこびりついたご飯粒と同じ要領だ。
「あついぃぃぃぃぃ!!うごかないぃぃぃぃぃ!!だれがだずげでぇぇぇぇぇ!!」
「かわいいまりさをだずげでねぇぇぇぇぇぇ!!!」
「どがいばなありずをだずげでねぇぇぇぇぇ!!」
ゆっくり達は必死に助けを呼ぶが、よほどの物好きでもない限り助けないだろう
男もいい加減汗をかきすぎたので飯を買って早く家に帰りたくなっていたこともあって
もうすでにこの場から立ち去っていた。
このゆっくり達の宿命は3つ
暑さで死ぬか、車にひかれて死ぬか、鳥に食われて死ぬかのみであった。
そして、怪奇現象はその晩から起こった。
晩、男は何もやることもないため早い内に床についた。
布団に入ってから3分後のことだった。
男の家はアパートの一階にあり、庭もあったが入るためには部屋から庭に行くしかなかった。
その庭に…だれかが立っていた。
カーテンがかかっているためシルエットしか分からなかったが、人の形をしていた。
そいつが…今…窓を叩き始めた。
男はなんだと思い、布団から起きカーテンを開けた。
だが…そこにはだれもいなかった。
男はきみがわるいと思いながらも布団に戻った。
だが、10分後。そいつがまた窓元にたって窓を叩き始めた。
男は今度はがばっと飛び起き、カーテンを勢いよく開けた。
だが…そこには人っ子一人いなかった。
男は心の底から恐怖を感じ始めた。
だれかが俺の家の庭に立って、窓を叩いている…でもだれもいない。
男は怖くなり布団に大急ぎで戻った。
戻ってから数分後、そいつはまた窓元に立って窓を叩き始めた。
男は布団で丸くなってただただそいつが帰ってくれることを祈った。
そいつは結局深夜になるまで窓を叩き続けた。
朝になり、男がそいつがいたと思われるところを見ると、そこには大量の虫が転がっていた。
それが一週間続いた。
夜、あいつが来ている時間帯は怖さのあまり眠れず、朝からの大学の授業中は
死んだように眠る日々が続いた。
正直、限界だ。男はそう考え始めた。
だが、そいつが現れ始めて一週間後
男はその日、単位に関わる重要なレポートに追われていた。
必死に栄養ドリンクを飲み、必至にスタミナの付く飯をくってレポートを仕上げた。
仕上がったのは夜中の2時だった。
徹夜しても間に合わないのではないかと思っていたがどうにか間に合った。
今からなら少し寝れるだろうと思い、男が電気を消し、布団に入り視界がうつろんできた
その時、毎晩やってくるあいつがやってきた。
男はこの一週間続いてきたこの怪奇現象に慣れてきたのか、叩いた音に意も介さずに
いた。
少しうるさいだけだ、なにも怖くはない!!
男はそう考え眠りに着き始めた、その時!!
ガラ!!
窓が開いた音がした。
男はこの音に驚いた。
じつは今日洗濯のために一旦外に出たとき、男は鍵を閉めるのを忘れていたのだ。
窓を叩いていたそいつが家の中に入ってきた。
ぼた…ぼた…ぼた…ぼた…
何かが落ちる音がする。
ぼた…ぼた…ぼた…ぼた…
音が少しづつ近づいてくる…
男は今までの眠気が吹き飛び、布団でがたがた震えていた。
身を起してそいつを見ても良かったが、怖くて体がピクリとも動かない。
男は、恐怖から全身金縛りにあったような状態に陥った。
来るな・・来るな!!たのむから来ないでくれ!!
男は必死に祈った。
だが、そいつは無情にもゆっくりと近寄ってくる…
ぼた…ぼた…ぼた…ぼた…
そいつは…ついに男のすぐ横に来た。
男は何かが落ちる音でそいつが自分のすぐ横に来た事を悟った。
それから、何分の時が流れたか分からなかった。
そいつはすぐ横にきたにも関わらず、こっちを見ているようだ。視線を感じたからだ。
無限にも思える緊迫の時は突然の圧迫感によって破られた。
そいつが男の上に乗ったようだ。
そいつの重さは軽く、人とは思えないような軽さだったが、確実に男の顔に向かっていた。
男はここで限界を迎え、気絶してしまった。
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朝、男は目を覚ました。体は汗だくだった。
男は布団を横に払いのけ、体に何か異常がないか確認する。
「……何もない」
汗だくになっている以外は本当に体に何も異常はなかった。
部屋の様子はどうかと思い、男は部屋を見渡した。
「……なんじゃこりゃ!!」
男が驚くのも無理はない、男の部屋の窓は開きっぱなしになっておりそこから
虫が男の布団へと点々と続いていたのだ。
そう、あの夜のぼとっという音は虫が落ちる音だったのだ。
男がとりあえず落ち着きていると、跳ね飛ばした布団から何かの声が聞こえた
げら・・・・
そう聞こえた。男は横に丸まっている布団を見た。
今改めてみると布団にはできるはずのない大きなふくらみが出来ていた。
こいつが今まで俺を苦しめていたなにかの正体…!!
男は覚悟をきめ、恐る恐る近づいた。
なむさん!!
男は腹をきめ、布団を勢いよくめくった。
そこには・・・・・・・・・・・・・・・・
一匹のゆっくりうどんげが幸せそうに寝ていた。
男は正直拍子抜けした。それはそうだろう、いままでこんな胴つきのゆっくりにビビっていたのだから
無理もない。
うどんげの手には虫が掴まれていた。
これを見て、男は今まで虫を供えたりしていたのはこいつだと確信した。
とりあえず男は幸せそうに寝るうどんげの頬を突いてみた。
うどんげに怒るというより、その寝顔に惚れてしまったのだ。
やべぇ、やわらけぇぇぇぇ!!
思った以上に柔らかい感触に男は快感を感じた。
突くこと五分、さすがにつつきすぎたのかうどんげが目を覚ました。
「げぇらぁぁぁぁ・・・・・げら?げらぁぁぁぁ!!」
ゆっくりうどんげは男の顔を見るなり脱兎のごとく逃げ出した。
このとき、手に持っていた虫は辺りにぶちまけてしまった。
部屋を出た辺りで横に曲がり、特徴的な兎耳をはみ出しながらこちらの様子をおびえた顔で
覗いている。涙目で。
「げぇぇぇらぁ……」
今にも消えてしまいそうな顔でこちらの様子を窺っていた。
男は近寄ろうと一歩踏み出すと脱兎のごとく逃げ出してしまい、一歩下がるとまたあの兎耳を
はみ出しながらこちらの様子を窺っていた。涙目で
男はこのままでは埒があかないと思い、うどんげに語りかけることにした。
まず、その場に座り、手を見える位置に置き、まっすぐにうどんげの方を向いた。
「怖くないよ…怖いことしないからこっちへおいで」
男は優しくうどんげに話しかけた。
すると、うどんげは小さな体を少しづつ柱の陰から出してきた。
そしてそのまま男の方へ恐る恐る近づいてきた。
相も変わらず半泣きの顔で。
「げら…げら…」
「そうだよ、お兄さんは何も怖いことしないからおいで」
うどんげは一歩づつ男に近づいてきた。
一歩すつ…一歩ずつ…
そして男の膝元にまでやってきた。
「ほら、怖い事をしないからおいで」
そういいながら男は手をうどんげに向けた。
うどんげは一瞬ビクっと体を震えさせたが、男が何もしてこないことを悟ると
そのまま素直に頭をなでられた。
「げぇぇらぁぁぁげぇぇぇらぁぁぁ♪」
うどんげは気持ちよさそうな声をあげていた。
これは後に分かった事だが、このうどんげは一週間前まりさ親子に虐められている所を
男に助けられたと思い込み、お礼をしに来たのだ。
昼間だと他のゆっくりに見つかりやすく、見つかったら永遠にゆっくりされるとかんがえ、
他のゆっくりが寝ていると思われる時間帯を考えて、わざわざ夜を選んだ。
庭につながる穴を見つけ、うどんげ種だけが持つといわれるソナー能力で男のお家を発見したは
いいが、もともと臆病な性格のため怖がりながら男のお家の窓を叩いたのだった。
このとき、うどんげの頭の兎耳は恐怖心から完全にたれて頭にへばりついていた。
男がそれに気づき、近づいてきたはいいがあまりにも早くこっちに来るためうどんげは驚き
脱兎のごとき早さで隠れてしまったのだ。
そんなこんなが一週間続き、うどんげも自分は本当は受け入れられていないのではと考えだした
その時、今まで開きもしなかったお家への扉が開き、うどんげは驚きながらもゆっくりお礼をしに
お家に入り、お兄さんに抱きつきたいがあまりについ布団ごしにお兄さんに抱きつき、
そのまま眠ってしまったのだ。
男はこのうどんげを見て、その愛くるしさに気に入り始めていた。
お家宣言らしき事をするでもなく、男に頭をなでられて幸せそうに鳴いている様を見て
かわいいという感情が湧いてきた。
「なあ、うどんげ?」
「げら?」
「お兄さんのお家の子にならないか?」
うどんげは足をゆっくり動かしつつ、男にすりすりしながら考え、3秒で結論を下した
「げらぁぁぁ!!げらぁぁぁ!!」
鳴き声を上げつつ首を縦に振り、お兄さんの顔にすりすりしながら抱きついてきた。
どうやら同意のようだ
「よし、お前は家の子だ。お兄さんのお家でゆっくりしていってね!!」
そうと決まればさっそくうどんげの寝床を作ってやらないとな
予備の布団があったからそこを寝床にして後は……あ
男は今になって部屋の惨状に気がついた。
うどんげがお礼に持ってきた虫、そして土足で入ったことであっちこっちに泥がついていた。
極めつけにいままで完全にアウトドアで暮らしていたこともあって、うどんげはあっちこっち
汚れていた。
極めつけはうどんげだ。よく見たら髪や服は泥やゴミでかなり汚い状態だった。
男の方もそんなうどんげにすりすりされたことあってか服や体に泥やゴミが付着していた。
「ふう、とりあえず風呂だな」
男はうどんげと一緒に風呂に入った。
途中頭を洗うときに目に入ったらしくこの世の終わりのように泣きだした。
その声に一番に反応したのは隣の虐待お兄さんだった。
「お、K君がついにゆっくり虐待に目覚めたんだね。これからは兄弟と呼ばないと…は!!」
虐待お兄さんはこのとき兄弟という単語に反応した
兄弟…キョウダイ…ブラザー…来た!!インスピレーションきたぁぁぁぁぁ!!
このときわいたインスピレーションが生んだ曲は後に鬼斬を世界一やかましいバンドへと
進化させた。曲名は「Yukkuri and Kill」。ライブの定番曲となるにはさほど時間はかからなかった。
ちなみに、あの時のまりさ親子はあの日に死んでいた。
車にひき殺されたのだ。
それ以来、あのマンホールではなぜか車にひき殺されて死ぬゆっくりが多発したという
「うらみはらさでおくべきかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
完
うどんげがお兄さんの部屋に入った夜、先住者
「ゆっゆっゆ!!おぢびぢゃんをごろじだゆっくりごろしがくるしんでいるよ!!」
「いぼうちょをごろじだむきゅいだよ!!」
「はやきゅれいみゅたちのおうちからでていっちぇね!!」
男の部屋に居座っていたあの幽霊れいむ親子はここ数日男がビビっていることに愉快痛快だった。
ようやく自分たちの呪いが効いてきたんだ!!あのおにいさんはゆっくり苦しんでいるよ!!
いまこそあのお兄さんをころしてこのゆっくりプレイスから完全に追い出すよ!!
そう決心し、さあとどめを刺そうかと力をため始めたその時、うどんげが侵入してきた。
「ゆ?まだゆっくりぶれいずごうどうだぁぁぁぁぁ!!!!」
「いいがげんにしろぉぉぉぉ!!ぎょぎょはれいみゅだぢのゆっぐりぶれいずなんだよぉぉぉ!!」
「ででいげぇぇぇぇぇぇ!!」
ゆっくりれいむ達は侵入者に攻撃を仕掛け始めた。
今までれいむ達はどんなゆっくりでも殺してきたよ!!だからこのうどんげも瞬殺だよ!!
そう本人達は考えていた。
かくいううどんげの方は耳のソナーが部屋に何か目に見えない何かがいることを感じ取った。
目に見えない何かがこちらに向かって攻撃を仕掛けてきている事を感じ取ると
うどんげは少しびびったがお兄さんにお礼をするのは今しかない!!そうかんがえ踏みとどまり
うどんげ種のみが放てると言われている電波を放ち始めた。
ちなみに、最初の親子のときには奇襲をくらったため使えなかった。
この電波は人間には見ることも聞くこともできないがゆっくりやゆっくりに近いものには
絶大なダメージを与えることができるといううどんげ種特有の自衛手段であった。
「ゆ?なにかきこえでででで、いいい、い、いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「あだまぎゃいじゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「おきゃあしゃんだじゅげでぇぇぇぇぇぇぇ!!」
このウドンゲ種のみが放てるという電波はゆっくりの霊にも有効だった。
これ以降、ゆっくりれいむの親子はうどんげにさんざんにひどい目にあわされるのだが
それはまた別のお話。
あとがき
ゆっくりてんこを無視するSSを見てかわえぇぇぇぇぇ!!と思い、触発されました。後悔はしてないです。
人間が酷い目に合うとは書きましたが、これはまだセーフなのでしょうか?
アウトなら書きなおします
過去作
まりさの馬鹿
ゆっくり地縛霊 れいむ親子の場合
ゆっくりおしえてね!! 1~2
世界で一番短い虐待
ゆっくり地縛霊 まりさ達の場合
鬼斬 1~
最終更新:2022年05月19日 13:28