初投稿です。よろしくお願いします。(なにを?)
まりさがあまりにも馬鹿すぎるけど、そういう設定でお願いします。
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仕事を終えて帰宅してみると、何者かが僕の家に勝手に上がっているようだった。
泥棒か?うちには大したものは無いのだが・・・。
まあ何なのかはわかってているんだけどね。
最近ゆっくりを弄るのにはまってしまって、今日も新しいことをしてみようと思って、
わざと庭に面した窓を開けておいたのさ。
さて、家に上がってみると、ゆっくりどもは居間に集まっているようだった。
室内は荒らされた様子は無い。
ゆっくりがくるとわかっているのでやつらの手の(といっても手は無いが)
届く範囲には物は置いてないからだ。
来るのがわかっているゆっくりに部屋を荒らされることほど馬鹿な事も無いだろう。
床が少し汚れているが、これくらいは雑巾で拭くだけでいいので気にしない。
獲物を確認しておこう。
親はまりさとありす、子はそれぞれが3匹ずつ、合計8匹の小規模の家族のようだ。
比較的若い方なのだろう、親二匹はバレーボール、子はテニスボールくらいのサイズだ。
僕の顔を確認するや否や、
「ゆ!?ここはまりさたちの(ry」
「ゆっくりしたかったらあまあまさんを(ry」
「とかいはなでなーを(ry)」
「まりさはとってもつよ(ry」
「いたい目を見たく(ry」
OK・OK。
テンプレ通りの台詞だ。
もしも分別のある饅頭なら、森に連れて行こうかと思ったが、
これらにはその心配もなさそうだ。
まあ人間の住宅に入ってくるようなやつらは大概そうなのだけどね。
さて、始めようか。脚にぽいんぽいんと体当たりのつもりのものをしてくる親まりさを捕まえ、
今回のために用意したゆっくり拘束用の箱に入れる。
普通の透明タイプのものではなくて、周り4面は黒く塗られていて、天井に当たる部分は、
目の細かい網となっている。
音のやり取りはできるが、視覚を奪い、動きも制限するようになっている。
番のありすや子ゆっくりも同じようにそれぞれ別の箱に入れる。
準備は完了した。あとはまりさが・・・
「ゆ!ゆっくりできないじじいはまりさたちのゆっくりぷれいすからゆっくりしないで出ていくんだぜ。
まりさはとってもつよいんだぜ!いたい目見たくなかったらさっさとするんだぜ!」
この台詞を待っていた!。計画通りだ!
「そうか!まりさはそんなに強いのか!じゃあ、怖いからゆっくり出て行くね」
「ゆゆ~ん。かしこいやつはゆっくりながいきできるんだぜ!じじいはいいはんだんをしたんだぜ!」
だったらお前は即死じゃないか(笑)
「さっさとしないぐずはきらいだぜ!それとまりさをここから出してあまあまさんをよこすんだぜ!」
「わかったわかった。それじゃ、出てくから、ばいばい ノシ」
そういって僕はドアを開け、閉める。
勿論、言われた通りに出て行くということはしない。
だが、箱の中で視覚を奪われたゆっくりどもにはそれを知る由も無い。
「ゆ?ここから出せって言ってるんだぜ!」
「お兄さんはとっても強いまりさが出てけって言ったのだからいないよ」
「ゆ!そうだったのぜ。うっかりしてたのぜ」
「まりさ!じじいがいなかったら声がするわけないでしょう!ゆっくりだまされないでね!」
おや、親ありすのほうは少し頭が回るようだ。だが、これも想定内のこと。
「ゆ!じじい、やっぱりいるのぜ?」
「そうかな?とっても強いまりさが追い出したんだから、いるはずはないよなぁ。
それとも、まりさは人間1人どうにかできない弱いゆっくりなのか?」
「そんなことはないのぜ!まりさにかかればにんげんなんていちころなんだぜ!」
「じゃあ、お兄さんはいないよね」
「そうだぜ!まりさが追い出したのぜ!」
「それなら箱から出してくれる人はいないな」
「ゆゆゆ?出れないのぜ!?」
ははは。これは面白い。馬鹿をからかうのはやっぱり楽しいなぁ。
姿は見えないし、身動きも取れないから、しゃべるしかすることが無い。
その言葉だって、知能の圧倒的に負けている人間相手にはさしたる効果も無い。
「まりさ!声がするならそこにじじいがいるでしょ!どうにかして!」
「おや、まりさ、君の番のありすは君がお兄さんを追い出したのを信じていないみたいだ」
「ゆ!まりさはつよいからじじいをおい出したのぜ!じじいはいないのぜ!」
「じゃあ声なんかしないでしょおおお!」
「ゆぅ・・・?」
「ああ、きっとこのありすはまりさなんか弱くて人間を追い出せないと思っているんだ。
だから、ああいうふうにお兄さんがいると思っているんだよ」
「そんなわけないでしょおおお!」
「じゃあお兄さんはいるわけないよね。そうだよね、まりさ」
「そうなのぜ!まりさをしんじないとかいはじゃないありすはまりさのはにーなんかじゃないのぜ!」
「どぼじでぞんな゙ごどいうの゙ぉおお!ありすはどがいばよぉおおお・・・・・・!」
おおとかいはとかいは(笑)
つーか、森に住んでいるのに都会派とか一体何を考えているのだ?
あ、何も考えていないのか(笑)
しかも気絶してるし。番に見放されたのがそんなに効いたのか?メンタル弱すぎだ。
「じゃあ、そこでゆっくりしていってね!!!」
「ゆぅ、こまったのぜ・・・」
「おかーさん、ぽんぽんすいたよ。むーしゃむーしゃしたいよー」
お、子ゆっくりどもがしゃべり始めた。いままで静かにしていたあたり、躾は怠っていないようだな。
でも肝腎の親が人間の住む界隈に来ちゃ駄目じゃん。
「ゆ!まりさもなにかたべたいのぜ!おいじじい、なにかよこすのぜ!」
「だから、お兄さんはいないってば!」
「ゆぅ、そうだったのぜ。おちびちゃんたちはゆっくりがまんしてね!」
こんな記憶力で大丈夫なのか?よく今まで生きていられたな・・・。
「やだー!ぽんぽんすいたー。むーしゃむーしゃしたいー!」
「ゆっくりあきらめてね!おかーさんもがまんしているんだよ!」
「ゆううう・・・」
僕も空いてきたな・・・。帰ってきてから何も食べてないから当たり前か。
僕は食べるとするか。
~お兄さん調理中~
さて、めんどくさかったから、ただの野菜炒めにしたが、ゆっくりどもはどうかな?
「ゆ!?いいにおいがするのぜ!ごはんはゆっくりしないでこっちにくるのぜ!」
ご飯が動くわけ無いだろ・・・。普段どんな生活をしていたんだ?
「まりさがたべてやるっていっているのぜ!さっさとするのぜ!」
「おかーさん、まりさたちもむーしゃむーしゃしたいよ!」
「ゆううう、ゆっくりしっていってね!!!ゆっくりしていってね!!!」
「はぁ、ご飯が動くわけ無いだろ。大丈夫かお前」
「だったら、どうすればいいのぜ!たべたいのぜ!」
「まりさはとっても強いんだろ?考えればすぐわかるんじゃないのか?」
「ゆぅうう、ゆっくりかんがえるのぜ・・・・・・、そうなのぜ!おい!じじい「いないってば!」
ゆゆゆ・・・」
「がんばって考えろ。簡単なことだろ?」
まりさが絞るほどもない知恵を働かせている間に僕も食べてしまうとしよう。
結構腹が減っていたんだ。
「ゆー、じじいはいない、ごはんはうごかない、まりさは出られない、・・・・・・
ゆゆゆ、ゆゆ?ゆゆゆゆゆ・・・ゆーーーーーっ!・・・」
あ、気絶した。
「おかーさん・・・。おかーさん?おかぁーーさぁーん!?」
「しょうがないな、ほら、まりさ、起きろ」
「ゅ、ゅ、ゅ、ゆ?」
「お兄さんがいないなら、来て貰えばいいだろ」
「ゆ!何でそんな簡単なことに気がつかなかったんだぜ!じじい、くるのぜ!
とくべつにまりささまがきょかするんだぜ!」
さて、やってみたものの大したことなかったし、飽きたからそろそろ片付けるとするか。
後々の禍根を残さないようにね。
「呼んだ?」
「ゆゆ!まりさをここから出して、ごはんをよこすんだぜ!」
「やだよ。めんどくさい」
「ゆぅ・・・。じゃあごはんだけでもよこすんだぜ!」
「それぐらいならいいか。甘いものでもいいか?」
「がまんしてやるんだぜ!さっさとするんだぜ!」
「はいはいっと」
「ゆ~ん♪おそらをとんでるみゆぎゃぺっ!!」
子まりさを一匹箱から出して、握りつぶす。
「ゆっ?おちびちゃんどうかしたのかぜ?」
「何でもないよ。ほら、餡子だ」
「ゆぅ~ん。あまあまさんおいしいのぜ!もっとよこすんだぜ!」
ふむ、食欲旺盛なのはいいことだ。おかわりをあげよう。
「ゆぎゅっぷ!」「ゆげぇっ!」「とがいばっ!」
「カスタードもあるよ。どんどん食べていいよ」
「ゆ、そうだった、おちびちゃんにもあげるんだぜ!」
「子供にも、「ゆぎゅるぺっ!」あげたいの?」
「そうだぜ!じじいはやくするんだぜ!」
「無理だよ。「ゆぎゃん!」皆潰しちゃったからね」
「つぶしたってどういうことなんだぜ!?」
「そのままの意味だよ。握り潰して、永遠にゆっくり、死なせたのさ」
「ゆゆ!おちびちゃん!?おちびちゃぁん!へんじをするんだぜ!」
「だから、もう死んじゃったって。返事なんか出来るわけないよ」
「ゆゆぅーーう!なんてことするんだぜ!ぜったいゆるさないんだぜ!」
「おまえが甘いものでいいっていったんだろ」
「ゆ?」
「お前が食べた餡子やカスタードが、お前のおちびちゃんだ」
「ゆ、まりさはおちびちゃんをたべないよ!」
「じゃあこれはなんだ?」
まりさの箱にカチューシャや帽子を落としてやる。
「ゆっ・・・」
「これはまりさのおちびちゃんたちの飾りだろ?」
「ゆうううう」
「食べちゃったんだよ」
「おちびぢゃぁああん、ごべんね゙ぇええ!ばでぃざはおちびちゃんの分もゆっくりするからねぇ!」
「その必要はないよ」
「ゆぅ?」
「お前もここで死ぬんだよ」
「なんでだぜ!」
「実はな、僕はお前たちで遊んでたの。それで、その遊びも終わったから片づけしてるんだ」
「まりさはおもちゃじゃないのぜ!」
「別に玩具だろうと何だろうとどうでもいいさ。そもそも誰でも良かったんだ。
たまたま君たちが僕の家に入ってきたから君たちにしただけ。それだけさ。じゃあね」
掴み上げ、潰す。最後には絶望の表情を浮かべていたまりさを。
勿論、番のありすも潰しておく。あの世でも一緒になれるといいね。
さて、次はだんな遊びをしようか。
―――
最後のほう、特に落ちの部分がすごくぐでぐでになってしまいました。
ss書くのって難しいですね。
筋書きとかが手がかかる。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最終更新:2022年05月19日 13:44