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私は、コーヒーが大好きだ。
父にも「A子は血液がコーヒーできている」と言わしめる程。
そんな私が、最近はまったのは「クリームコーヒー」。
勿論、ただの生クリームではない。
「ぱちゅりーくりーむ」の、コーヒー。
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初めは、友人宅でゆっくりで遊んでいた際に、友人が冗談半分に
「ぱちゅりーって中身生クリームだよね。…A子、アンタコーヒー狂じゃん?クリームとか、コーヒーに入れたら美味いんじゃない?」
と言った事から、遊び半分で安価なぱちゅりーをその友人とワリカンで購入し、
虐めて中身を搾り出した上でそのクリームをコーヒーに入れてみたのである。
(余談だが、彼女も私も分類としては虐待お姉さんである。)
…それが、非常に美味しかった。
ゆっくりの性質として、ストレスを受けると甘くなるという特徴がある。
あまり虐め過ぎると、逆に甘過ぎてしまって食べられた物ではなくなってしまうのだ。
その特徴を考えて無糖コーヒーにクリームを入れた所、
成体故にさっぱりとしているクリームと、虐めによって加えられた甘さがぴったりマッチし、初めて味わう深い味となった。
その経験でぱちゅコーヒーにはまってしまった私は、様々なシチュエーションのぱちゅりーで試しに試した。
例えば…
「ここはけんじゃなぱちゅりーのおうちよ!ゆっくりできないおばさんはでていくのよ、むきゅっ!」
購入したぱちゅりーをボールの上に移し、底部に穴を開けて中の生クリームを搾り出す。
「…むぎゅううう、おばざんな"に"じでるのよぉぉぉ!!!」
できる限り早く、甘みが出る前にクリームを搾る。
「…もっと…ごほん…」
…といった具合に作った、未虐待状態の成体ぱちゅりーは甘さ・まろやかさが極限まで抑えられたさっぱりコーヒー。
「ぱちゅりーのおちびちゃん、ゆっくりそだつのよ…むきゅう」
「ぱちゅりーとぱちゅりーのおちびちゃんにはゆっくりしたごほんをよんであげるのよ、むっきゅ!」
…自宅で種付けしたぱちゅりー2匹。
ぱちゅりー種は、飼いゆっくりとしての同種の番の中では最もうまくいく種類のひとつだろう。
とてもゆっくりと茎に付いた赤ん坊を愛でている。
この親には可能な限りストレスを与えず、かつ躾は済んで銀バッジを取得しているので物を壊す等の行動は無い。
「…むきゅ、おちびちゃんがうまれるわ!」
「ゆっくりおちてくるのよ!」
父役のぱちゅりーが、母役のぱちゅりーの茎の下に当たる部分にクッションの役割を担うタオルを丁寧に折って敷く。
二匹とも、初の赤ん坊で嬉々とした様子が手に取る様に感じられる。
…ぷるぷる、ぷちっ。
「ゆっくりしちぇいっちぇにぇ!」
「ぱちゅりーのかわいいおちびちゃん、ゆっく───」
ひょい。
「むぎゅううう、なんでおねえさんがおちびちゃんをとるのよぉぉぉおおお!」
「この子達はゆっくりできない病気にかかっているのよ、…ほら」
手に取った赤ん坊ぱちゅりーのおぼうしを、親ぱちゅりーに見せる。
「むっぎゅううう!こんなおびょうきさんぱちぇはしらないわぁぁ!!!」
色が、赤かった。
正しくは親の眠っている隙に上からカラースプレーを振り掛けただけであり、茎の形に紫の線が残ってしまっていたのだが…
赤ん坊の防護という名目から綿で子を覆っていたのだから、ゆっくりには気付かせずに済んだ。
むしろ、適当な説明を真に受けた親ぱちゅりーからの鉄壁な信頼を得る事にもなったのだから、ゆっくりというものは素晴らしい。
これがれいむならば、理解されない故、
おまけに正論で鬼ゆが如く反対されただろう。
「むきゅううう、むきゅううう!」
「なんでみんなおびょうきさんなのよぉ!!!」
結局、全個体が病気と判断される結果となった。
「…この子達は、私が預かるわ。あなた達は気を落とさないで、また子供を作ってね」
「「むきゅううう…おねがいするわ…!」」
子供を預かる旨を淡々と伝える。
ぱちゅりーは理解さえさせれば多岐に渡る行為が可能なので便利である。
…彼女たちとこの子供達は、もう二度と会う事は無いのだが。
ボウルに子供達を落とし、帽子を外す。
帽子自体美味い物ではない上、カラースプレーがかかっているのだから付けておく意味が無いのだ。
子供達は、訳がわからないといった様子で、しかし目の前の銀色にきらめく景色にゆっくりとしている。
そこに、竹串を差し入れる。
頭蓋から底部まで貫かれた一匹の子は、目を見開いて一瞬、動きを止める。
「ゆっぴぃぃぃ!」
その後、その目を涙で濡らして大声で泣いた。
親ぱちゅりーの用途がペットの為あまり良い気はしないのだが、ここは美味しいクリームの為。
南無三、南無三と心の中で呟きながら竹串をどんどん刺していく。
「ゆぴっ、ぎゅぶ、ごふ、げふ…げぼっ!ごぼっ…」
種としてはかなりの貧弱性を誇るぱちゅりーだからか、
こちらが気付いて反応する前に竹串を刺していた個体は中身を吐きだしてずっとゆっくりしてしまった。
…我ながら準備不足である。
他の個体も貰いゲロを始めてしまったのでさっと中身を押し戻してセロテープで口を塞ぐ。これで嘔吐の心配はなくなる。
準備ができたら次々と、何度も繰り返して竹串を刺しては抜いて、また刺していく。
串が動く度に大きな眼から大粒の涙を流し、表情を歪めては瞳で激痛を訴える赤ゆ達。
腕も疲れるのだが、その後2時間程竹串を刺しては抜き、刺しては抜きを繰り返した所で、
顔を真っ青にした赤ゆっくり達を苦痛から開放する。
…無論、彼女達の為ではなく。
繰り返される激痛により甘く、また涙を流す事により濃厚となった赤ゆっくりのクリームを絞る為である。
口に貼ったセロハンテープを剥がす「…む、…ぎゅび」
そして、口の端に手をあてがって一気に真っ二つに引き裂いた「…p
…これじゃあ、断末魔は間に合わないか。
そんな他愛もないことを考えながら、目の前の出来事に震える他の個体にも手を付け、
総ての個体の皮を剥いで中身を集めるとコーヒーを淹れる作業を始めた。
そうして淹れたクリーム・コーヒーは、やはり極上の甘みとクリームの濃厚さに溢れていた。
…これは朝起きた時に丁度いいかもしれない。
そんなこんなで、今日も様々な状況を作りながらゆっくりぱちゅりーのクリームを絞り取るのであった。
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[本文に関係ない追記]
内容について、感想などの短文の引用は大歓迎ですが、
文章の一部を大幅に削る等した上で内容の意図を変更し、
作品の一部のみを他人に見せる為に公開する事はおやめ下さい。
…固い事書いた訳ですが、072部分だけ抜きださないでくれって話。
前回の作品をスレに虐待部分だけ投下された件で結局理由はイミフだったし糞恥ずかしいしで散々だった。
通常収録やそれに関する転載には問題のない文章にしたつもりですが何かあったらスレか
チル裏等の方にお願いします。
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【あとがき】
途中まで携帯小説・途中から酒が入ったテンションでやった。反省はしていない。
今までの作品
小ネタ415 にんげんさんちのあまあまさん
ゆっくりいじめ2528 テンプレート
ゆっくりいじめ2578 ゆっくりを瓶詰めにして海に流してみた
最終更新:2022年05月19日 14:02