注意 このSSにはぺにまむ描写、うんうん描写があります
苦手な方嫌いな方はブラウザのもどるをクリックするんだぜ!






















「ゆっくしていってね!」
春、ドスまりさの群が冬を越し自らの巣から外に出る
あるものは友の死を嘆き、また再開を喜んだ
このれいむ親子もそうである
冬の間、雪が積もったせいで塞いだはずの入口が少し崩れ
子どもが一匹死んでしまったのだ
れいむとれいむの夫婦の子で、5匹の姉妹の2人目に当たる
「はるだよ!みんなでゆっくりするよ!」
「「「「ゆっくりしていってね!」」」」
4匹になった姉妹が元気に声をあげる
入口を開け、外に出ると他のゆっくり達も外に出ていた
みょんとちぇん、まりさ、そしてぱちゅりー
母れいむは幼馴染みであるみょんとの再開を喜んだ
「みょん、またゆっくりしようね!」
「れいむもゆっくりするみょん!」
みょんの子どもは動物型にんっしんっ!のため2匹しかいなかった
しかし、動物型で産まれた子供のため植物型よりも少々大きく
何とか冬を越すことができた
二人が再開を喜び合うと群の長が姿を現した
「みんな、ゆっくしていってね!」
群の長、ドスまりさ
ドスまりさは大きく4メートルほどもあり知能も高い
何よりドススパークやゆっくりオーラなど群を外敵から守ることもできるため群れのリーダーであることが多い
ドスのまりさの帽子が揺れ、中から子ゆっくりが数匹顔を出す
「みんな、春だよ。ゆっくりできるよ!」
舌を使い子ゆっくりを地面に降ろしていく
ドスまりさほどの大きさになると交尾をする相手がいなくなる
そのためドスまりさは親を失ったゆっくりを引き取っていたのだ
子ゆっくりにゆっくりするためのルールや狩りの仕方を教えている
いずれは独り立ちせねばならぬため、生きていくために必要な知識可能な限り授けている
中でもぱちゅりーは覚えがよく、ドスまりさも期待している
他にもちぇんとまりさは二人で協力した狩りが得意で、れいむとみょんは自分より小さい子の世話が得意だ
どのゆっくりもいずれは群を率いるゆっくりになると思われる
「ゆ。ドス、またゆっくりしようね!」
「ゆっくりするみょん」
れいむとみょんは群のリーダーに挨拶しドスも
「ゆっくりしようね」
と返す。その後
「みんな、ゆっくり集まってね!」
と言い群れのゆっくりを周りに集めた
そして群の数を数える
「ゆゆ…れいむの子どもとまりさとちぇんの子どもがいないね…」
ドスまりさは冬に数えたときよりも群の数が減ってることに気が付いた
れいむの子どもは入口が倒壊し、まりさは食糧が減り自らの体を子ども達に食べさせた
ちぇんの子どもである子まりさと子ちぇんが涙を流してそれを伝えた
「おがあざんが、おがあざんがあああ!」
「わがらないよー!だべものがなぐなっでおぎゃじゃんぎゃああ!」
子まりさと子ちぇんはみんなを見た瞬間堪えていたものが吹き出し大泣きしてしまった
二匹には小さな妹が三匹おり、母親の決断を泣く泣く受け入れた
妹たちの前では決して泣くまいと思っていた、遂に堪えられなくなったのだった
不運なことに食料庫が崩れてしまったのだ
それは一週間前のことだった
「むきゅぅ、なかないでねおちびちゃんたち」
ちぇんと仲の良かったぱちゅりーが子まりさと子ちぇんを慰める
他の子どもも姉二人と一緒にいるが、幼かったために食べたものが母親だとは知らない
「むきゅぅ…ドス、ぱちゅりーも手伝うからこの子達をお願いできないかしら」
ぱちゅりーはできることなら子どもたちを引き取りたい
しかし、病弱な自分では不安が残る
亡き友人の子どもを死なせないにはドスに預けるのが一番だと考えた
「分かったよ。ぱちゅりーが手伝ってくれるなら大丈夫だよ!」
ドスもこれを承諾し子ども達はドスの元で生活することになった
そして最後にまりさなのだが
「みょん、まりさはおうちでしんでたみょん」
みょんがまりさを見つけたときまりさは家の中にいた
そして、餌もまだ十分に残っていた
「こどもたちもいなかったみょん。おかしいみょん」
仮に共食いになったとしても死体が残るはずだ
だが、死体もなく家の中にはまりさが一匹、ポツンと死んでいた
「ゆゆ、ドスにも見せてね!」
ドスまりさは死んだまりさを確認する
まりさの死体は黒ずんでいた。
「ゆ、まりさの奥さんは死んだんだよね?」
このまりさは番を失っており1人でも子ども達を育てると意気込んでいた
しかし、これはすっきりーのし過ぎで死んだにしかみえない
「むきゅ、たしかひとりでこどもたちのせわをしてたわ」
記憶力が良いぱちゅりーが答えた
実はこの群では度々すっきりーのし過ぎで死ぬゆっくりが出ている
しかし、この群にはありすはいない
だから、発情したありすが群を壊すこともないのだ
何故ありすがいないかと言うと隣の群れにクイーンありすがいる
そのありすは普通のありすだったころにすっきりー中にれみりゃに襲われて
ぺにぺにを壊されて去勢したのだ
子どもが作れないクイーンは孤児となったありすを引き取っており
ドスまりさにもありすは自分が育てるといって孤児が出たら自分のところに寄こしてくれと伝えていた
「わかるよーかみのけをみつけたよー」
ちぇんがまりさの家から髪の毛を見つけてきた
金髪ではあるがまりさのものとは髪質が明らかに違っていた
「ありすのかみのけみょん」
「ありすはこのむれにはいないよ」
「むきゅぅ」
困惑するゆっくり達
もし、群れにありすが入り込んでいたら…と憶測が飛び交う
その中でみょんはドスにクイーンの群を訪ねることを提案した
ドスもレイパーが潜んでいてはゆっくりできないとクイーンの群を訪ねることにした

クイーンの群れでも冬籠もりからゆっくり達が顔を出していた
この群はありすだけで構成されている
詳しいものがいたらこの群の危険性を唱えるがそんなことはゆっくりには分からなかった
クイーンありすが群の無事を確認しているとドスまりさがやってきた
大事な話があると言われたのでクイーンありすは群れのありすたちに狩りに行かせ
ドスまりさを家に招待した
「ありすの群れに何か御用かしら」
「ゆぅ…実は…」
事情を説明するドスまりさ
群のまりさがすっきりーのし過ぎで死んだこと
そのまりさの番はもういないこと
そして、ありす種の髪の毛が見つかったこと
クイーンは最初はそんなありすはいないと疑われたことに怒った
しかし、証拠があることが分かっているので考え出した
「もしかしたら、最近群を出て行った子かも知れないわ」
この群のありすは比較的穏やかだ。
性欲を押さえるために自慰行為を義務づけている
無駄なすっきりーで他のゆっくり達を傷つけないためのことなので群のありす達も納得していた
しかし、あるありすはが異を唱えた
「とかいはなありすはひとまえでこんなことできないわ!」
プライドが高いこのありすは何故自分がすっきりできないのかと喚き散らし
まりさを連れてこいと言い出すようになった
「愛のあるすっきりー以外は認めないわ!とかいはは愛のないすっきりーはしないのよ!」
結局クイーンの言葉も聞かずに群を出て行ってしまったのだ
一通り説明し終えたあとでクイーンは群のゆっくりを呼んで話をしてみた
あのありすのことを知らないか、と
すると一匹のありすから興味深い発言が
「あのありすならドスのむれのちかくにすんでるわ。ふゆになるまえにみかけたもの」

その話を聞いてドスは群を出たありすを見かけたという場所に向かった
そこには確かにゆっくりの巣があった
だが、もぬけの殻な上、中には冬籠もりをした形跡もない
「ゆ…大変なことになったよ」
急いでドスは群れに戻ろうとした
早く皆に知らせないと
しかし、群れに戻る途中ドスは最悪の光景を目にした
群のまりさが黒ずんで死んでいる
この辺りに狩りに来たのだろう
近くには集めたと思われる虫や花が散っている
そして頭には茎が生えており子どもができている
まりさ種が4匹、そしてありす種が3匹
ドスまりさは即座に理解した
話に聞いたありすだ。
一刻も猶予がないと感じたドスは大急ぎで群れへと戻った
だが、それは巧妙なありすの罠だった

群れに戻ると時遅し、既に何匹かのゆっくりがレイプされて死んでいた
「レイパーありすが近くにいるよ!急いで守りを固めてね!」
ドスの声に泣き叫ぶもの、怒りを露わにするものと色んなゆっくりが出た
しかし、ドスまりさは大急ぎで戦えるゆっくり達に戦闘準備をさせ、子どもたちを巣の中に隠させた
「群れのゆっくり以外は絶対に入れちゃ駄目だからね!」
全員に注意を促し自分も子ゆっくり達をドスまりさ用の洞窟に避難させ
ありすの捜索に向かう
ありす種がレイパーモードになると戦闘力は計り知れない
そのため、4匹で1チームとなり捜索に当たった
群を守るもの、捜索に出るものとを分けて注意深く探したが結局レイパーありすを見つけることができなかった
日も暮れて皆が戻ってきたので会議になった
どうやってありすから群を守るか
最終的に何匹かで交代して警備をすることで落ち着いた
その時だった
「ドスゥ〜クイーンがきたよ!」
見張りのゆっくりれいむが来訪者を告げた
丁度広場で会議をしていたためクイーンはそこに通された
「ゆ、ありすは見つからないよ。クイーンの群には戻ってきた?」
「………」
クイーンありすは何も答えない
はぁはぁと息づかいを荒くし必死に何かを隠しているように見える
見れば変な汗も出ている
「ゆ。だいじょうぶ?」
そうしてドスまりさが近づいた瞬間
「ばりざあああああああ!!!!」
クイーンありすが豹変した

その前、ちょうどドスまりさが去ったあと
ほどなくして件のありすが戻ってきた
その姿はボロボロだった
冬籠もりのせいでそうなったと本人は言った
ゆっくりが一匹で冬を越すのは困難だったと言う
そしてお詫びにと茸を持ってきた
群の仲間は巣から出たばかりでお腹が空いていたので喜んで食べた
クイーンには酷いことを言ったとありすはクイーンには二種類の茸を渡した
最初は怪しんでいたが皆が食べているのを見てクイーンも口を付けた
茸は美味しくクイーンも完食した
しかし、明日からの食べ物を確保しないといけないので皆で狩りに行こうしたときだった
群中のゆっくりが急におかしくなった
はぁはぁを荒い息づかい、段々と血走っていく目
クイーンはありす達が発情したのだと気が付いた
だが、それも遅くもはや皆すっきりーすることしか頭にない
「とかいははそんなことしないわ!みんな落ち着いて!」
必死の説得も誰も聞かず、徐々に自分もむらむらとしてきた
自制心を総動員し性欲を押さえる
去勢している自分ならば押さえきれると思ったのだ
「くいーんはほんとつんでれね!すっきりしたいくせに!」
と、茸を持ってきたありすがぽんと体を叩いた
クイーンは歯を食いしばり必死に堪えながら叫んだ
「このゲスがあああ!」
そのまま踏み潰そうとジャンプしようとしたときだった
クイーンの下腹部からひょこっと何かが顔を上げた
「…?」
呆然とそれを見つめるクイーン。そこにゲスありすが追い打ちを掛ける
「くいーんたらそんなにぺにぺにをおおきくして!がまんできないんしょ!」
クイーンのぺにぺには昔れみりゃに食いちぎられたはずだ
しかし、感触があり確かに自分のものだという実感がある
そこで理性は完全に消滅した
「んほぉぉぉぉぉすっきりぃぃぃぃぃぃしたいっ!!んほぉぉぉぉぉぉぉっ」
ゲスありすが用意した茸。一つめには性欲を増幅させる効果がある
そしてもう一つが、破壊されたゆっくりの性器を修復する効果だ
後に八意永琳がそれを発見し治療薬を作るのだがまた別の話である
自分のぺにぺにを見て抑えが効かなくなった
こうして、ありすの群は進軍を開始した

そうして、今に至る。
もはや地獄絵図。
「んほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!
ぢゅっぎり
ぢゅっぎり
ぢゅっぎりい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!」
「どぼじでえええええええええええ!!!」
クイーンありすはドスまりさを相手に何回も交尾を続ける
クイーンの数年分の性欲は満たされることを知らない
そしてそれを皮切りにドスの群を囲んでいたありす達が一気になだれ込んでくる
そして阿鼻叫喚
ドスが機能しないことでパニックに陥った
逃げ出すもの、立ち向かうもの、犯されるものと様々だ
「いやだああずっぎじじだくないぃぃぃぃぃぃ!!!」
「むほおぉぉぉぉ!!!まりさはツンデレねえぇぇぇぇぇ!!!」
「でぇんもがわいいよぉぉぉおぉぉぉ!!!」
「わがらないよおぉぉぉぉー!!!」
辛うじて立ち向かっていたみょん達もじりじりと押され初めて後退を余儀なくされる
みょんは始めから闘うために木の棒を咥えていた
また、ちぇんは火事場のくそ力で三倍近く早く動いた
他にも必死で抜け出すものがでる
幸いしたのはありすの群よりもドスの群の方が大きくゆっくりの数が多かったことだ
無事なものは後ろ指を指される思いで群の外へ出る
残ったもの達は悲惨な末路しかない
それはれいむの親子も一緒だった
「でいぶぅぅぅぅぅぅ!!!!がわいよおおぉぉぉおぉぉ!!!」
「い"や"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!でいぶずっぎりじ"だ"く"な"い"い"い"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!」
「ツンデレのでいぶもずきよぉぉぉぉ!!」
二人がかりで犯される母れいむ
既に3本ほど茎が生えているが、そのつどできた赤ゆっくりを口に入れられる
負のスパイラルが形成される
父れいむは子どもの身代わりになり4人がかりで犯されて死んでしまった
「む"ほ"ぉ"お"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"おちびちゃんたちもずっきりー!」
「ず"っ"ぎ"じ"じ"だ"く"な"い"よ"ぉ"ぉ"ぉ"!!!!」
子ども達も次々と犯され残すは長女のみ
「やべでえええでいぶのこどもをずっぎりざぜだいでええぇぇぇぇ!!!」
母ゆっくりの叫びも虚しく長女も茎にできた赤ゆっくりを口に入れられる
母ゆっくりの精神はそこで崩壊した


「んほぉぉぉぉぉすっきりぃぃぃぃぃぃっ!!んほぉぉぉぉぉぉぉっ」
一方ドスまりさに掛かっているクイーンありすは既に10数度目の絶頂を迎える
ドスまりさもクイーンに無理矢理子どもを口に詰められているため死ぬことができない
「う゛ぁでぃざぁぁあぁこんどはおくちでしてもらうからねえぇえぇぇえ!!」
そこでドスまりさは最後の賭けに出た
「ゆ…ゆっくりりかいしたよ…でも、はずかしいから向こうでしようね…」
クイーンありすは数年ぶりの交尾にドスまりさが乗り気なのだと思いこんだ
ありす種は相手が嫌がっても都合よく解釈するためあっさりと同意した
「まりさったら恥ずかしがり屋さんなんだから!!」
そう言ってドスまりさに続くクイーン
ドスまりさは犯されているゆっくり達が一望できるほど下がった
クイーンはまだかまだかとぺにぺにと付きだしている
「まりさのまむまむもいいけどはやくおくちでしてえぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
もうこのありすはだめだ
性欲に支配され完全に発情している
ドスまりさはクイーンにばれないように帽子から茸を取り出す
そして、それをかじり思い切り息を吸う
急にぷくぅっとふくれるドスまりさも目に入らないクイーン
ドスまりさはそのクイーン目がけて残った全ての力を使いドススパークを放つ
いかにクイーンといえどそれには耐えられなかった
「ありずのべにべにがあぁぁぁぁぁ!!!」
ドスまりさは更に体をゆっくりと右から左へと回転させる
クイーンありすを貫きドススパークはありす達を薙ぎ払っていく
苦渋の決断だった
自分はどうなるか分からない。だからこそ、残ったものには何とかゆっくりして欲しい
ドスまりさは今レイパー達に捕まっているゆっくり事レイパーを焼き払った
ドススパークを放ち終わり、しかも体を捻ったため力を使い果たしそのまま倒れ込んだ


その後、ドススパークの光に気付いたゆっくり達が戻ってきた
群は酷い有様だった
特にドスまりさとクイーンありすが酷い
二匹とも辛うじて息があるが今にも死にそうだ
クイーンはぺにぺにが完全に焼け落ちている
と言うよりもそこから貫通して下腹部無いに近い
それでも生きているのはやはりこの巨体から来るものだろう
ありす達もほぼ全滅している
息のあるものにはトドメが刺された
「じね!れいぱーはじね!」
「ゆっくりできないありすはしぬみょん!」
「わかるよーれいぱーはしねばいいんだねー!」
ありす達は一箇所に集められ戦闘力の高いみょん達が監視する
その殆どが死体であるが。
そして、群のゆっくりの救助が行われた
しかし、れいぱー達を一緒にドススパークを受けたため生存者は少ない
「でいぶの…でいぶのおぢびぢゃんだぢ……」
あの母れいむは運良く助かった
ありす二匹が壁となり、スパークをまともに受けることはなかった
そして残った長女れいむも右の頬が焼けているがありすが盾となり辛うじて生きている
だが、心の傷は大きく二人の頭には茎が1本ずつ残った
母れいむの茎はスパークで焼き払われゆっくりは付いていない
しかし、長女れいむの茎にはまだゆっくりが残っていた
不運にも全種ありすである
生き残っているものも集められ、残るはドスとなった
逃げ延びたぱちゅりーが薬草を集めて体にすりつけていく
他のゆっくり達も傷口を舐める
一時間後、ドスはなんとか目を覚ました
「ドスゥゥ!いきてたんだねええ!!」
「わかるよー!よかったよー!」
群の仲間から歓喜の声が上がる
そこでドスまりさは状況判断力を取り戻した
「ゆ!群のみんなは!?」
誰も声をあげられなかった
全滅は避けられたものの被害は大きい
ようやく冬籠もりを終えて喜んでいただけに落胆している
ドスはきっとクイーンをにらみつけた
「このありすはゆっくりできないよ!」
ドスのその声が合図になり皆口々に罵り始める
そして一匹のみょんが木の枝で体を刺した
続いた他のゆっくりも体当たりする
「しね!れいぱーのりーだーはしね!」
「ゆっくりしね!」
「おどおざんのがだぎぃぃぃい!!!」
動けないクイーンに次々と枝が刺さり石がぶつけられる
最後にドスが一際大きい木の枝を脳天から突き刺した
最後までうわごとで
「ありずのべにべにが…べにべにが…」
と言っていたクイーンありすは事切れた
これで終わったと皆が思った
しかし、ドスまりさの怒りは収まらなかった
れいぱーににんっしんっさせられたゆっくりの茎を食いちぎり始めた
「よくも群のみんなを!よくも!!!」
全てのゆっくりから茎を食いちぎるとその茎をはき出し踏みつけた
執拗に何回も何回も
誰もそれに口を出さなかった
特にぱちゅりーはドスの気持ちが分かっていた
自分も犯された上に群の仲間まで。
その上仲間を救うために自分の手で仲間を殺したのだ
こうして制裁が終わった後、ドスまりさは我に返った
「ドスはもうゆっくりできないね…ドスは群をでるよ…」
だが、皆がそれを止めた
ドスは悪くない、悪いのはありすだ、と
皆に説得されドスは留まった
中でも大きかったのはまたれいぱーが来たときにドスがいないと全滅するという一声だった

「くいーんもしょせんはいなかものだったのね!とかいはのありすはべつのまりさですっきりするわ!」
ゲスありすは襲撃に加わっていなかった
直前にスッキリしていたためだ
かつてのクイーンの巣に居座り食糧を貪る日々が続いた
少なくなると他の巣の食糧に手を付ける
やがて、全ての食糧がなくなった頃、仕方なく狩りに出掛けた
「とかいはのありすがかりなんてとかいはじゃないわ!」
長い間狩りをしていなかったありすは勘が鈍り、虫からは逃げられ美味しい草の見分けも付かなくなっていた
「そうだわ!とかいはのありすのみりょくでたべものをもらえばいいのよ!」
自称とかいはは一匹のまりさを見つけた
違う、このまりさは今までのゆっくりとは決定的に違う
ありすの中をスピリチュアルなものが駈け巡った
「ゆっくりしていってね!」
そうしてまりさに声を掛けた
「ゆっくりしていってね!」
反射的にまりさもあいさつを返した
そうして目が会う二匹
ありすは呆然と自分を見つめるまりさを見て自分の魅力にめろめろだと思いこんだ
対するまりさは小刻みに震えていた
「とかいはのありすにごはんをわけてね!」
そう言った瞬間まりさは叫んだ
「ありすだあああーーー!!!」
その叫びは近辺のゆっくりに広まった
「きゅうにさけぶなんていなかものまるだしね!けど、いいわゆるして…」
言い終わるうちにまりさはサッとありすのヘアバンドを奪い草むらへと捨てた
「なにするのよぉぉぉぉぉ!!?」
「うるさい!ゆっくりできないありすはしね!!」
まりさがありすを踏みつける
その間にも他のゆっくりが集まってくる
飾りのないありすを見て口々に罵っていく
そして体を噛みちぎり、あるいは木の枝を刺す
「ゆぎゃああああ!!どぼじでえええ!!!!」
体を刺され、ほおを噛みちぎられて髪の毛もボロボロになったありすは群の広場まで連れて行かれた
「どぼじでありずをぉぉぉぉ!」
だが、誰からも返事は返ってこなかった
そればかりか皆殺気のこもった目でにらみつける
「ありすはゆっくりできないからはやくしんでね!」
一匹のまりさがそう言うとありすを犯し始めた
それにつられ、みょんがちぇんが、ぱちゅりーがれいむが次々とありすを犯していく
「いやあぁぁぁ!!すっきりじだくないいぃぃぃ!!」
だが、多勢に無勢、敵うはずもなくすっきりさせられる
「「すっきりー!」」
茎が生えてくるのを見えて涙ぐむありす。だがそれで終わるはずがなかった
「むぐ!?」
一匹のれいむが茎をちぎってそれをありすの口に押し込む
あの長女れいむだ
「いもうとのかたき!おとうさんのがだぎぃぃ!!」
無理矢理こどもを食べさせられるありす。そしてまたすっきりさせられる
「どぼじでええ!なんでえええー!!」
この群ではれいぱー襲撃後、ありすは容赦なく殺す掟が出た
例え旅のありすでも、他の種の番がいてもである
そうすることでトラウマを解消し尚かつ群を守っていた
ありすが来る度にかつて自分たちが受けたように皆でこうしている
そうしてすっきりし終えると最後にはうんうんやしーしーをかける
「といれのくせにこえをださないでね!」
「しーしーするよ!」
そうしてありすは死ぬまでトイレの代わりを務めさせられた
ありすは
「ごんなのどがいはじゃない…どぼじで…」
と最後までそんなことを口にしていた

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最終更新:2022年05月21日 23:18