きれいなゆっくりの作り方
注意
ゆっくりが生き残ります。
直接な虐待描写は少ないです。
勝手な設定アリアリです。
あるところに実にゆっくりしたまりさを飼っていると評判の男がいた。
その男のまりさはいつも飛び切りの笑顔を振りまき、人間に不快な発言をすることも無かった。
村の飼いゆっくりからも
「ゆ~♪まりさはとてもゆっくりしているね!!」
「まりさがうらやましいよ!!おにいさん、れいむもまりさみたいにゆっくりさせてね!!」
「ちーんぽ!!」
等の賞賛の言葉を受けていた。
そこでゆっくりを飼う時の参考にと他のゆっくり飼いの男がその男にどうやってそんなゆっくりしたまりさに育てたのか聞きにきた。
「ゆっクりしてイってネ!!」
その男がまりさを飼っている男の家に入るとまりさがお決まりの挨拶をしてきた。
なにか違和感があったのだがとりあえず奥に進み男の話を聞くことにした。
以下男の話
ああ、いらっしゃい。どうぞこちらに。
え~と・・・貴方は確かこのまりさがどうしてこんなにゆっくりしているのかを聞きたいんでしたね?
簡単なことです。・・・いえブリーダーとか良質の母体を使ったと言うことは無いんです。
コイツはもともと野良でしかもゲスでしてね、
勝手に家に上がりこんでは飯を食わせろだの自分のおうちからでていけだのと大変でしたよ。
おまけにそのときはいろいろ物も壊されまして、かなり痛めつけました。
でも私はそれでもおさまりがつかなかったんですよ。
だからもっと痛めつけることにしたんです。
体中が黒くなるまで殴りつけ目を抉り、舌を引き抜き、歯を抜き、髪をぼろぼろにしてやりました。
でそこまでしたら流石にやりすぎかな?と思いましてね、治してやる事にしたんですよ。
とはいえ、まあやった自分で言うのもなんですがひどい有様で・・・
とりあえず目は義眼を入れてやりました。
そして口はもう発声器官も消化器官も取り除いてしまっていたので笑顔になるよう口を縫い合わせたまま
ぴっちりと閉じてやりました。必要が無いですから。
まあそれでも口は笑顔なんですが顔が始終こわばっているんですよ。
なので顔面を念入りに黒くなるまで焼いて表情を作れなくした後小麦粉で新たに薄く皮をつけました。
髪は他のまりさを何匹か連れてきて剥げ饅頭にし、その髪でかつらを作り頭に直に縫い合わせてやりました。
でもなんというか・・・やっているうちに楽しくなってきてしまいまして。
なんというか粘土の塊から徐々に物を形作っていくような楽しさがあったんですね。
そこまでするとどんどんこうするといいんじゃないか?っていうアイディアがでて来るんですよ。
そうして気づいたらこの美ゆっくりまりさが出来上がっていました。
こいつは飼うには楽でいいですよ。
足は焼いていませんが目が見えないのでピョンピョン跳ねたりしませんし、
餌も朝、昼、晩、適当に野菜などをジューサーにでもかけたものを注射してやれば問題ありません。
まあこうやっておなじところで喋っていたりすると・・・ほら来た。
すり、すり、
コイツ今私に擦り寄っているようにみえるかもしれませんが多分噛み付こうとしているんでしょうね。
まあ歯も口も無いので擦り寄られているようにしか感じないんですがね、あとは体当たりしたり押し出そうとしたりもしますね。
そんなときは、よい・・・しょっっっと
ベチーン!!
こんな風に壁に投げつけてもいいし、クッションにして下に敷いたり枕にしても気持ちがいいですよ。
それに気が向けばこのリモコンで
ポチ
「ゆっクりしてイってネ!!」
こんな感じに帽子につけた機械で声を出させることもできます。ほかにも、
「ス~り、すーリ・・・シあワせ~♪」
「ゆユっ!ここハまりサのゆっクりぷれイすダヨ!ゆっクりでデてイってネ!!」
こんな感じにね。ほら体をねじって嫌がってるでしょう。これがまた面白いんですよ。
それにこれを野良に使ってなんとか口説こうとするゆっくりをからかったり、
レイパーをおびきよせたりと他のゆっくりで遊ぶのにも使えるんですよ。
今度は思った方向に跳ねさせる用にしたいんですが・・・え、もういいんですか?
そうですか・・・ではまたなにか聞きたいことでもあればお気軽に。ほらまりさ、お客様のお帰りだ。ご挨拶しなさい。
「ゆユ~ん♪オにいサん、マたまりサノおうチにゆっクりシにきてネ!」
俺はあの男のまりさに機械的な声の挨拶と見送りをされ家に逃げるように帰った。
見た目も村での評判も変なところは無い。
しかしあんなむごい話をしているというのにまるで世間話をするような気安さだ。
おまけに顔は始終笑顔だったが目だけはギラギラと黒い光を発しまるでこちらを観察しているかのようだった。
この男は基本的にゆっくりを愛でていた。
流石に家に入ってきたりするようなゆっくりは容赦しなかったが、男のうちで飼っているれいむには寛大だった。
我侭をいっても物を壊してもでこピン等の軽い躾程度しかしなかった。
あのまりさを飼っている男の家にもちょっとした躾のアドバイスを貰う程度の気持ちで行ったのだ。
それがあんな話を聞かされるなど・・・
家に着くとれいむがいた
「あ、ただいまれいむ。」
「おにーさんおかえりなさい!でもゆっくりしすぎだよ!れいむおなかがへったんだよ!はやくごはんをちょうだいね!」
「ああ・・・わかってるよ。ちょっとまってな。」
男がごはんをやるとれいむは
「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」
とお決まりの台詞を言ってくれた。
いつもならニコニコしながらその様子を見つめるのだがどうにも胸がもやもやする。
なんだろうこの気持ち、なにかが胸の奥でざわめいている。まさか俺はあの男の話に影響されているのか?
あんなことを俺のれいむに・・・
そんな俺の気持ちを知ってか知らずかれいむが俺に話しかけてくる。
「ゆぅ~?おにいさんなにかげんきがないよ・・・。れいむがおうたをうたってあげるね!ゆぅ~ゆゆゆ~ゆぅ~♪」
「ありがとうれいむ、でも夜中におうたは歌っちゃいけないっていっただろう?お兄さんは少し疲れているだけだから気にしなくていいよ。」
「ゆっくりりかいしたよ。」
そうだ、俺はなんておぞましいことを考えていたんだ・・・れいむにあんなことやこんなことを・・・
どうやったらあのまりさより綺麗なゆっくりになるかを考えていたなんて・・・
れいむはいまでもこんなに可愛くて俺をゆっくりさせようとして
「そういえばおにーさん、きょうはあのゆっくりしてるまりさのおうちにいったんでしょ!れいむもまりさにあいたかったよゆゆ~ん♪」
ああ、れいむ君は何を言うんだ・・・
「きっととってもあまくてゆっくりしたものをたべているんだね!れいむうらやましいよ!!」
違う!あれはゆっくりなどしていない!あれはあの男の狂気を具現化したようなおぞましいものだ!断じてれいむが憧れる様な存在では
「おにいさん、れいむもあのまりさみたいにゆっくりさせてね!!」
「ああ、勿論だとも・・・。れいむ。」
~数週間後~
「じゃあいってくるよれいむ。ゆっくりいいこにしてるんだぞ!」
「ゆ、おにーサんおしごとガんばってきてネ!!」
そこには仕事に出かける男と張り付いたような笑顔を浮べるれいむがいた。
あとがき
なんか思いついたのを思いつくまま書きなぐった感じです。
いままでメインにれいむばっかりいじめてたのでまりさをいじめたいと思ってたんですが結局最後にれいむが・・・
しかしネタは考え付いてもそれを文章にするのは難しいですね。
ほんと他の方のを読んでると落ち込んでばかりです。
もっと精進しますのでお付き合いいただければ幸いです。
甘党
今まで書いたもの
- ゆっくりコールドスリープ
- ゆっくりを効率的に全滅させるには。
- ユマンジュゥ
最終更新:2022年04月16日 23:28